船橋 憲敏│P+KACHI(ピーカチ)との出逢い・・・│

2008/08/30
XML
カテゴリ: 日々の歩み


何はともあれ、まずタイトルが素晴しい。
『ギャル革命』
何気なく誰でも思いつきそうなタイトルなのに誰も考えつかなかった。

011.jpg012.jpg

何も考えずただがむしゃらにギャルでも革命を起こせるという強い気持ち。
「じゃあ何の革命を起こす??」
本を読んでてあははと笑った瞬間である。

例えば

「で何して楽しもうか?」
そんな勢いと同じに思えた。

でもよく考えると、それは最終目的がきっちり決まっていることになる。
遊びに行っても楽しくなければ行かなければ良かったと後悔する。
しかし楽しむのが目的だから確実に楽しんでるイメージが出来る場所にしか行かない。
例え楽しく無かったとしても自分で決めたことなら楽しもうと努力をするだろう。

「自分にはあまり関係ないが世の何こんな需要があるからこんな物を開発すればこれだけ儲かるかもしれない。」
そんなことを考えて起業する人よりも、
「自分にとってこれがあれば便利!!」
こんな率直な思いを持って起業した人間の方が、
ずっとずっと強い信念を持ち、成功に向かって絶え間ない努力を続けるだろう。

そんな人間は決断力に優れているからスピードも早いし腰が軽い。
あ~だこ~だと言ってる人間は知らない内にチャンスを逃している。

いつも見た目で判断され、敬遠され悔しい思いを続け、
それを改善するのでは無く、むしろ活かすことで勝利を掴んだ強い信念と先見の目。
世の中で「短所」と考えられている事を「長所」として伸ばし続けた。

一人の強い信念で世の中が変わる。

既成事実があれば誰だって同じことをイメージすることができるだろう。
そして俺ならもっとこうすると幅を広げる人は沢山いるかもしれない。
でも一番偉いのは始めの一歩を踏み出せる人。
「これイケる!!」
そう信じてカタチ創りを始めた人なのだ。
そしてその思いに共感し、共に頑張ったメンバーもまた素晴しいと思う。
ギャルでも革命を起こせる。
こんな考えを持つ人なんてそうそういないだろう。
多くのギャルはギャルであり続ける為の努力をするので精一杯だろう。

私も学生時代やんちゃをしていたから同じ経験がある。
お店に入ると必ず店員はこっそり私をマークしている。
「万引きするんではないか?」
自転車やバイクに乗っていればとりあえず警察に止められる。
「盗んだのではないか?」
まあ自分で好き好んでそんな格好していたのだからさほど気にしてはいなかったし、
格好が普通では無いことくらいは理解していた。
ただカッコ悪いとは思ってなかった。
むしろかなりカッコイイと思っていた。
短ラン着てボンタンはいて、バイク乗り回す自分がめちゃくちゃカッコイイと思ってた。

ただ今思い返してもマイナスなんて何ひとつない。
むしろプラスに感じることの方が多いように思う。
世間でいうヤンキーだから、説教を通じて多くの人と触れ合うことができた。
人が見た目で判断することも理解できた。
冷たい目で見られることにも気落ちすることなくポジティブに生きることもできた。
いろんな意味で目立つ人間は同じ時間を過ごす過程において周りの人間よりも
多くの知識やふれあう機会を得ることが出来るチャンスがある。
そして普通の人では得ることのない経験を得ることが出来る。

そんな時に付き合っていた仲間は絶対に裏切らない。
だからこそ今でも人を心から信じることも出来る。
そんな仲間はどんな目をしていたか。
そしてそこにはどんな空気が流れていたか。

人は良くこんな事を言う。
若ければ若いほど吸収する力があると。
であれば経験するなら早い方がいい。

学生時代を共にした悪い仲間達。
そんなやつらと過ごした若い時代の経験があるからこそ今の私がある。
一人一人が歩む人生には全てストーリーがある。
今があるのは過去が存在するから。
まずは今の自分に自信を持とう。
そして自分の信念に誇りを持って生きよう。
誰だって自分を信じて頑張れば周りの人間を幸せにすることが必ず出来る。

私の愛する会社ピーカチも同じ。
今があるのは、私達に共感し共にカタチを創ってくれた仲間がいるから。
あるのは強い気持ちだけで、全く売上げの無かった会社に飛び込んで来てくれた仲間がいるから。
共に過ごした一日一日を笑って語れる思い出にするのは私の使命。
ありがとう。
そしてこれからもよろしく。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008/08/30 06:00:59 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: