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2008.06.11
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カテゴリ: 日常
 人は城、人は石垣、人は堀、・・・・我は雑魚。孫子の有名な言葉。最後に「我は雑魚」が続くのは興味深いです。

 日本にも、「実るほど頭を垂れる稲穂かな。」という言葉がありますね。子供の頃によく聞かされた言葉です。

 「ただの諂いとは違って、人徳が高いほど周囲の人に対して自然に腰が低く、謙虚なものなんだよ。そういう人に会うと、自分でも不思議に謙虚な心になれるんだよ。」母はそう教えてくれました。 

 母は、過疎地の村で教壇に立つ父の仕事柄、公共の幼児教育を受けられない私に、懸命に幼児教育をしてくれました。懸命といっても、今で言うアンスクーリングの方法でですが。

 北海道の山林と原野の近くの農村で育った私は、自然を相手に遊ぶしかなく、本を読んで過ごすしかなく、そのため想像力と好奇心が豊富な子になりました。私は、とってもお転婆で勝気で、尚且つ「天真爛漫」「竹を割ったような性格」と人に 言 われる子供でして、おまけはかならず「この子が男に生まれていれば・・・。」でした。

 その言い様が子供心に男尊女卑に感じられたものです。でも相手はほめてくれていたのかもしれません。

 男の子のいない家庭で、父に男の子のように育てられたからだと思っていましたが、いや生まれつきなのだと思えるようになったのは、息子が生まれてからです。

 息子は男ですが、性格が私によく似ています。息子は男ながらに、女のような鋭い洞察力 と、細かく正確な記憶力を持っています。(これって昔はやった男脳女脳に関係あるのでし ょうかね。)

 息子の事はさておき、父や親戚に聞くところによると、母は気立てがよく働き者で優しかったが、勉学については・・・・・・。だったそうです。確かに読み聞かせはしてくれたもの の、自分のために本を読んでいる所はほとんど見かけた事がありませんでした。 



 勉学にも熱心でなく、本も読まない母がどうして色々な言葉を知っていたのかというと、祖父や祖母の影響が大きかったのだと思います。

 私の母方の家系は、士族廃止後?北海道に移住した南部藩の小者だったようです。階級は低かったけれど、同時代の庶民の中では庄屋だったようで暮らしには困っていなかったようです。祖母方は御殿医、祖父方は歴史マニアならよく知るという熊本県発祥の一族だそうです。別に珍しい事ではありません。北海道では色々な士族の子孫がいるようです。

 幸か不幸か我が家の家系は北海道に移住しても、官吏や商売に身を投じ、開墾に苦労するという事はなかったようですが、元武家の一門であるという矜持は高かったらしく、孔子・  孟子など儒教的な言葉や、大和魂云々の語り継ぎが母の幼少時にもあったようです。

 母は長女でしたので、一番多くリスニング~!!していたのでしょう。実に巧みに、私へと伝授してくれました。私は、クリスマスや誕生日には、人形よりはプラ スチックの刀剣セット、忍者グッズをねだる子でしたので、母も私を叱る時には、姉とは別 の方法で、私が受け入れやすい道理で諭したのでした。

 姉は叱られるとき、よく仏壇の前に 座らされて蝋燭が消えるまでじっとさせられていました。そんな叱り方された事ある方はいますか?一番短い蝋燭でも結構時間たちますよね。足しびれるし・・・。まあ、姉の叱られる原因は妹(fuppymama)を苛めたがためですので、仕方がありませんけどね。

 私も息子を叱るときは、たいていが説教です。男の子は聞き流すのが得意なのですが、息子はなぜか人の言葉を聞き逃すという事が苦手です。どうしても、記憶してしまうのです。だから、必ずその性質を利用して叱ります。

 息子は中学校で、ほとんどの先生に懐いて可愛がられていますが、甘やかされているのではなく、ちゃんと叱られる事もあります。けれど、先生達は息子に対してはけっして、脅したり怒鳴ったりしないそうです。その方法は息子には逆効果だと知っているからだと思います。

 息子は、信頼する相手に対しては犬にも馬にもなる忠義心を持っているらしいのですが、
あいにく主人を選ぶのです。誰にでも懐くのですが、常に相手の言動を見ています。相手が激して興奮するほど、息子の脳は冷たく冴えるのです。一見じっと黙って聞いていも将棋の盤を脳裏に描くようにしていて、反論するときには相手の矛盾点を次々と囲い込むようにしてついていきます。何しろ口が達者なので、自分に非がないと思えばますますひるみません。



 最近、母に習って私が息子に教えているのは「木鶏」です。息子は剣道をしているので、こちらの方が理解しやすいのです。

 人は城、人は石垣、人は堀、・・・・我は雑魚。この言葉も教えました。・・・我は雑魚のところは知りませんでした。そして、あまり良い顔をしませんでした。「雑魚」は中学では男子生徒が相手を馬鹿にして通常使う言葉ですから。

 武田信玄は「・・・我は雑魚」とも言っていたのでしょうか?まあ言わなくても当時の教養のある武士ならみな知っていたのでしょう。


(お年寄り達の声によると・・・)

 息子は、「生涯剣道」の道を行き、日本の色々な武道を学んでみたいと言う夢がありますので、古典を読み学ぶ事もおいおい必要になってくるのでしょう。今はインターネットで、あれこれ学んでいるようですが。私も病後の脳トレーニングに、色々借りたり買ったりして「武道」についての雑学を仕入れているこの頃です。









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Last updated  2008.06.13 00:46:58
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