９月入塾生３名／大手塾の異変／フタバの歴史・第９話

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2004年07月30日

(26)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566677)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　夏期講習に参加している中２の青野君、植松君、菊池君が９月生として入塾が決まった。全員が野球部。

　青野君こそ夏期講習初日に僕に『ほっぺたスキンシップ』＝『ビンタみっちゅ』食らった生徒。なかなか面白い生徒。嬉しいな。

ラストジュクヤが鍛えてつかわす…
９月の入塾生、大挙して来たれ。待っているぞぉぉぉぉぉ…

　　　　　　　　　　　　　　　ＰＭ７：５６

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■受講カード発送♪♪　

　今日は小学生の『授業受講カード』の発送日。
毎回授業の終わりに生徒に書かせる物。たいしたものではないが、親にしてみれば子供の塾での様子が垣間見られる。

　　　　　　メール便で送る。内容物は…

　　　　　１．『授業受講カード』
　　　　　２．『第２回文部科学省認定検定試験案内＆申込書』
　　　　　３．『塾長日誌＆杉山日誌』
　　　　　４．『小学生・フタバ通信』
　　　　　５．『明日入るチラシのＢ５圧縮版チラシ』

　　月に１度の塾からの連絡メール。楽しみにしている方も多い。

クロネコちゃん、しっかり届けてよ。
スタコラサッサと届けてくれるクロネコちゃん。がんばれぇぇぇぇええ…

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■大手塾の異変。授業料がまた下がる？

　うちの塾は９月の中旬から秋期講習に入る。今日の夏期講習は中２と中１だけなので、昨日の講習と比べると格段にゆとりがある。

　昨日、中２の生徒が面白いことを休み時間に言ってきた。
『塾長、◎△■に通っている友達が今度は授業料が７０００円になるらしいと言っていましたよぉ…生徒がいなくて大変なのかな？それと◇△に行ってる友達が、もうあそこ駄目だから３年になる前に辞めるって言っていました。今度連れてきますね…』

　価格を崩したら生徒がくるものでもない。今回のうちの夏期講習には１０人以上の大手の塾の生徒がいる。価格にしても１万円～２万円以上は高い、うちの塾の夏期講習を選択して来ている。

　大手は立派な建物で格好いいが、固定費がかかりすぎるし、あまりに広げすぎてしまったのではないかと思う。

　僕は小さくていい。その方がいいと思う。手を広げようとも全く思わない。父母から支持される塾を追求していく。

　今日は、第２回検定試験の準備、メール便の中身の準備などに追われる。
第１回検定では１２７名の合格者がでた。こういったものを積み上げていく。

　　　　　　　　　　　　　　　ＰＭ０：０４

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■俺の血のサラブレッド

　朝９時きっかりに、『だんどん、時間だよ。』といって直樹が起こしに来てくれた。チラシを乗用車に積んであるから新聞店に持ち込む…ああぁぁぁ眠い。顔洗っていってこよ。

　直樹が剣道部の部長になったらしい。なかなかやるじゃんといったところ。
幹夫は昨日も洗車のバイトに来たが天気がイマイチなのと小５の実験の日だったので、ミユキ先生のアシスタントにつけた。

　背も大きいし、高１にはちょっと見えない。高３か大学生かな？幹夫はアシスタントととして使えそうだな。

直系若衆に修行させるかな…
俺の血のサラブレッドは２人いる…幹夫と直樹だ。だんだん男らしくなってきたな…

　　　　　　　　　　　　ＡＭ９：３０

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■チラシ持ち込み

　夏期講習に関係して清南地区には６月あたりから毎週２０００枚をチラシとして投入してきた。あとは中３～中１までのメール便、ハガキだ。もともとこの地区には年内は毎週チラシを撃ち込んでおく予定だったから今回のチラシ投入自体はなんでもない。
今日の１１時までに僕が持ち込む。

チラシ折込みは、７月３１日(土)だ。
ラストジュクヤが清南に攻め込むぞ！！毎週撃ち込むぞ！！

　今回のチラシで違うのは『手書き』にした事。
いきなりの手書き時間がかかるので、パソコンで原稿を作った。いつもならそのままプリントアウトして印刷する。

　今回はこの原稿を見ながら『手書き』に移した。３時間余分に時間がかかった。効果が上がるかどうかはやって見なければ分からない。ただ間違いなく暖かみのあるチラシになった。

　清南地区に数回このパターンでやってヒットするなら２万枚か３万枚に変更する。紙屋さんとの値段交渉も終えてある。ロットを１万枚にしたら格段に安くなった。２万枚、３万枚ロットならもっと下がると紙屋さんの方から言ってきた。楽しみがひとつ増えたぞ…

　　　　　　　　　　　　　ＡＭ１：４８

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■フタバの歴史・第９話

　　　　　　　タイトル変更した方がいいかな…

『僕の失敗の歴史だじゃ！』

　僕のやった個別指導は完全一対一指導。一授業が２時間のコマ。完全一対一だから理想的な筈だった。ところがひとつ大きな問題がある。

　『生徒が先生に依存する傾向が高くなってしまう事。』
２時間８０００円、週に1回の授業で３２０００円を親は支払う訳で、丁寧に教えてくれる事を当然要望する。講師は当然のように一生懸命教える。

　結果は、生徒は受身になってしまう。目の前で懇切丁寧な授業を２時間されたら、僕でも『お坊ちゃん状態』で鎮座していると思う。『困ったな、どうにかしなくては…』いつもそう思っていた。

　そんな時に、一人のセールスマンが塾にやってきた。この人に出会わなければ、２０００万円も使わなくて済んだのに…と時々恨めしく思ってしまう。まぁ簡単に言えば、
学習機器を導入したのだ。一台２７万5千円。よせばいいのに56台。1５４０万円。調子に乗って事務所も二つ出した。考えてみればうちは送迎バスを６台飛ばして生徒を一箇所に集めている塾。なんの意味もなかったと思う。

　あえて教室をだした理由を探せば、いい格好つけたかっただけだと思う。平成４年。まだ僕も３５歳だったからかも知れないが、高い勉強代になった。現金で払ったほかに機器のほかにＦＤやなんやかで毎月６０万円を１８ヶ月で支払い終えた。平成９年にこの学習機器を使った教室は締めて今のスタイルに戻れた。
平成９年から僕は…　　　続く…

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