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「いつもポケットにショパン」って漫画があったね。って、本日はその話ではなく。先日、大学通りまで楽譜を買いにいったけれど、お店には置いてなくて結局通販で頼んじゃった楽譜、それがポケットサイズなショパンの楽譜。いわゆるポケットスコアってやつね。この楽譜、実は2010年に発売した時に買おう買おうと思いながらも、そのまま2年が経ちようやく買っちゃったとりあえず、ノクターン集とバラード集の2冊ね。普段使っている楽譜と比べると、ほら、こんなにちっちゃい。譜面台に置いて、この楽譜をみながら弾くには、ちと音符が小さいけれど、見えないわけじゃない。(ただ、普段使用の楽譜と、譜めくりがちょうど1ページ分ずれてるのが残念だけれど)それにしても、なんで今頃買ったの?ってトーチャンからiPodを貰っちゃったのでバスに乗った時とかに、音楽聴きながら楽譜を見たいなって。実家に帰った時も、荷物の奥にしのばせておけば、急にピアノが弾きたくなった時にも便利かなって。・・・って実家のピアノ、全然調律してないみたいなんですケド・・・あかりさんも譜読みする?最近、あかりさんがねんねしている時にピアノの練習をしたりもするのだけれどダメだわ、ピアノ再開してようやく動き出したか己の指、と思ったらまたしばらくの期間、弾かなくなっちゃっていたからまた1からやり直し・・・みたい。今日も読んでくれてありがとうございマス。どうぞ応援ヨロシクお願いします!(下のバナーにあるあかりサンのお顔を優しくつついていってね)にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
May 1, 2012
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25日朝、トーチャンがPCでニュースを読みながらぽつりと言った。「あれ、のだめは10月でおしまいなの?」のだめカンタービレ、世間にクラシック音楽旋風を巻き起こした話題の音楽漫画。ドラマ化やアニメ化で更に人気に拍車がかかり、この作品がきっかけでクラシックの魅力に取り憑かれた人も少なくないという。私自身、かなり以前から「のだめ」原作ファン。のだめを読めば、あっ、またピアノ弾かなくちゃ、そんな気持ちにさせてくれる作品。そんなのだめカンタービレは、講談社の雑誌KISSに連載中なのだが、25日発売のKISS 19号によると、「次回10月10日発売の20号をもって、のだめ最終回(グランドフィナーレ)」だとか。これまで単行本が発売されるまで、じっとじっと読まずにガマンしていたのだが、これはもうKISS誌を買わずにはいられない、とあかりの散歩中にコンビニに走りましたとも。(実はあらすじ掲載のブログにて、だいたいのストーリー展開は知っていたのだが)それよりも、だ。のだめがもうすぐ最終回を迎えるということを、YAHOO!ニュースが取り上げるとは、これまたビックリ。それだけ、のだめカンタービレが世間に注目されている、ということなのね。最近、犬ブログと化している私のブログでも、この記事だけは書かずにはいられなかった。始まりがあれば、いつか終わりもある・・・そんなことは分かり切ったことではあるが、それでも、ものすごく寂しい気持ちになってしまうのは、素直な感情だよね。まぁ、2009年末と翌年には映画化もされることだし、2010年からは巴里編の続きがアニメ化されるから、まだまだのだめブームは終わることはないだろう。世間であまりにブームになると、一気に冷めるタチの私であるが、のだめは作品を通して様々な音楽的刺激を与えてくれたこともあり、「冷める」とか「燃える」なんてありきたりな感情で片づけられない何かを、私の心のなかに植え付けてくれたと思っている。自分なりに・・・穏やかな気持ちで音楽とずっとずっと向き合っていきたいものだ。のだめカンタービレ(#22)ただいま22巻まで発売中。どうやら次巻23巻で完結・・・ということになりそうだ。
Sep 25, 2009
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「のだめが映画化!」このニュースに気づいたのは私ではなくオットであった。クラシックブームを巻き起こした「のだめカンタービレ」(アニメではなく実写のほうである)がなんと2009年12月に映画化されるとのことだ。しかも、更に翌年の春には第二弾も待っているとか。映画で短期間のうちに二部作上映というのはなかなか珍しい。長期間の欧州ロケらしいので、内容は巴里編なのだろう。帯ドラマの際も演奏シーンなど音楽面に対してかなりこだわりをみせていたのだが、映画化されることで更にパワーアップするらしい。あぁ、あかりには申し訳ないがこればかりは映画館に行って観たいぞ観たいぞ観たいぞ。(そういいながら結局、「ピアノの森」も「神童」もDVDが発売されるまでじっとガマンしたっけ)最近、自宅のピアノ部屋はあかりの遊び部屋と化している。さ、寂しすぎる・・・どうぞ応援ヨロシクお願いします!にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Dec 10, 2008
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なんだか最近テレビCMでやたら気になる音楽を耳にする。それは、日本ハム「シャウエッセン」のCM。オーケストラの演奏に合わせて、シャウエッセンをパリッパリッと食べる風景。つまり、オーケストラとシャウエッセンの共演である。そして、そのCMが始まるとついテレビ画面のほうを振り向いてしまうその訳は・・・採用されている曲がベートーヴェン「交響曲第7番 イ長調 第1楽章」そう、これはテレビドラマ版 のだめカンタービレの"主題曲"として親しまれた曲だ。これまで交響曲第7番は、どちらかといえばあまり脚光を浴びることのない(といったら失礼だが)部類だったのに、これぞ「のだめ効果」とでもいうか、のだめカンタービレがこの世に出て以来、すっかりメジャー化してしまい、当のベートーヴェンも、さぞやビックリだろう。それだけに、ついついこのCMが流れると「おっ、のだめ?」と振り向いてしまう、トホホな私。(実はオットもそうであった)音楽の印象というのは、それほどまでに強い影響を及ぼすものなのか。それにしてもこのシャウエッセンのCM、制作に随分力を入れたようであるが、不思議とこのオーケストラの音がどうしても電子的な音にきこえてしまうのは、なぜだろう。きちんとした楽団の演奏が採用されているというのに、不思議である。どうぞ応援ヨロシクお願いします!にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Sep 18, 2008
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あかりのシャンプーを動物病院でお願いしている間、時間があいたので久々にCDショップをウロウロ。すると、「ピアノの森」のピアノコレクションなるCDを発見。既に7月に発売されていたものだが、店頭にまだ初回限定版が残っていたので、早速手にとってしまった。[限定盤]ピアノの森 ピアノ・コレクションそういえばCDを買うのは実に久しぶり。ここのところ「欲しい」と思えるCDになかなか出逢えず、今まで購入したCDをMp3に変換して携帯電話の音楽プレイヤーで聴くばかりの日々だったのだ。このCDは、映画「ピアノの森」で使われた曲たちばかりでなく、原作にのみ登場した曲たちも含まれているらしく、私の心をそそる曲たちも収録曲一覧にあげられている。(って映画は観ていないので、どの曲が映画で使われているのかが分からずじまいだが)それにしても、グールドのバッハに横山幸雄氏や小山実稚恵さんのショパンが収録されているとは、なかなか豪華そう。曲目一覧は以下のとおり。【DISC-1】バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV971 (グレン・グールド)バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV807 (グレン・グールド)バッハ:イギリス組曲第3番ト短調 BWV808 (グレン・グールド)モーツァルト:ピアノソナタ第2番 ヘ長調 K.280 (リリー・クラウス)モーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調 K.310 (グレン・グールド)【DISC-2】ベートーベン:ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」 (ルドルフ・ゼルキン)ベートーヴェン:エリーゼのために (中村紘子)ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」Op.67(ピアノ版) (グレン・グールド)リスト:ラ・カンパネッラ (小山実稚恵)リスト:「詩的で宗教的な調べ」~第7曲「葬送」 (アルカディ・ヴォロドス)リスト:メンデルスゾーンの「結婚行進曲」変奏曲 (アルカディ・ヴォロドス)【DISC-3】ショパン:ピアノソナタ第3番ロ短調 Op.58 (小山実稚恵)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22 (中村紘子)ショパン:エチュード第1番ハ長調 Op.10-1 (横山幸雄)ショパン:エチュード第5番変ト長調 Op.10-5「黒鍵」 (小山実稚恵)ショパン:エチュード第6番ホ短調 Op.10-6 (小山実稚恵)ショパン:エチュード第12番ハ短調 Op.10-12「革命」 (小山実稚恵)ショパン:エチュード第18番嬰ト短調 Op.25-6 (横山幸雄)ショパン:ノクターン第13番ハ短調 Op.48-1 (横山幸雄)ショパン:ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3 「華麗なる円舞曲」 (中村紘子)ショパン:ワルツ第6番変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」 (横山幸雄)ショパン:ワルツ第8番変1長調 Op.64-3 (中村紘子)ショパン:ワルツ第9番 変イ長調 Op.69-1 「別れ」 (中村紘子)【DISC-4】ショパン:タランテラ変イ長調 Op.43 (横山幸雄)ショパン:舟歌嬰ヘ長調 Op.60 (横山幸雄)ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39 (中村紘子)ショパン:ノクターン第15番ヘ短調 Op.55-1 (横山幸雄)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30 (イェフィム・ブロンフマン)篠原敬介:Forest of the Piano(simple version 映画「ピアノの森」メインテーマ) (ニコライ・トカレフ)あぁ、ノクターン13番・・・漫画「ピアノの森」14巻 ショパンコンクールで雨宮修平が演奏したシーンが思い出される。ここのところ、ノクターン3番を中心に練習しているのに、やたらノクターン13番が頭から離れず、結局こちらも練習してしまうのは、こういった影響もあるのか。一曲に集中したいのに。ついつい誘惑に弱い今日このごろである。映画「ピアノの森」は結局観ることが出来なかったのだが、12月21日に映画版のDVDが販売するらしい。今年はクラシック映画が2本も公開されたのに結局観れずじまいだっただけに、DVDはしっかり観たい私なのであった。映画「ピアノの森」プレミアム・エディション
Oct 22, 2007
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あぁ、私ったらのだめファン失格だ。たまたまドラマ版のだめカンタービレのWebサイトを覗いてみたら、何時の間にやら新たなる情報がドーンと掲載されているではないか。それも、7月の時点の話題である。既に2ヶ月以上も私は知らないまま、過ごしてきたのか。というのも、2008年新春に「のだめカンタービレ」ドラマ版のスペシャルが2夜にわたって放映されるとか。しかも、更にビックリする企画は、ヨーロッパロケツアーなるもの。ツアー参加者は海外ロケに参加できるらしいのだ。って既にこれは応募を締め切っているが、行かれる強者もきっと多々いるのだろう、と思うと羨ましいやら・・・(って私はもともと飛行機恐怖症ゆえ、無理無理)ということで、今から2008年新春が楽しみな私である。日程が発表されたら忘れないように録画予約しなくては!そして、2007年春に上映された映画「神童」がDVD化されるらしい。11月21日発売予定である。結局、映画は観ることが出来なかったので、DVDでひっそりと楽しもうと思っている。映画の批評は賛否両論あったと聞くのだが、自分で観ないことには何も言えないので、とにかく今は待つだけだ。神童 スペシャル・エディション先日、ショパン公開講座の会場で、ピアノ友人であるゆみろまんさんと話をしていた際、「そういえば以前、幻想曲を少し練習していたよね」といわれたことがきっかけで、無性に幻想曲の練習が再開したくなり・・・ここのところ、時間がとれるとショパンの「幻想曲」の譜読みをやり直している。ショパンの幻想曲というと、どうしても「雪の降る街を」を連想してしまい、したがって来たる冬のために練習したくなる単純な私であるが、今年の冬の間には「今度こそ」そこそこ形にしたいものだ。といっても、オクターブ進行は汚いわ、旋律と伴奏のバランスは悪いわ、分散音型は外すわ、とてもじゃないが幻想的な世界とは大きくかけ離れ、それはもう幻想というよりも幻聴な世界である。結局、現在でもコソっと夜中にヘッドフォンをつけてピアノに向かうのであった。
Sep 20, 2007
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ピアニスト鈴木弘尚氏のデビューCD「Etudes symphoniques」を2005年発売当時に聴いて以来、すっかりその演奏の虜となってしまった私であるが、待ちに待ったセカンドアルバムが10月に発売されるらしい。前回はシューマンを中心にラフマニノフやヒナステラと数名の作曲家による楽曲で構成されていたが、今回のアルバムはオール・ラフマニノフである。といっても、ラフマニノフ編曲の曲も含まれる。アルバムに収録される曲は以下のとおり。●コレルリの主題による変奏曲●前奏曲集より Op.23-5, Op.32-5●練習曲集「音の絵」より Op.33-5, Op.39-2/4/6/9●リラの花●子守歌(チャイコフスキー=ラフマニノフ)●愛の悲しみ(クライスラー=ラフマニノフ)●愛の喜び(クライスラー=ラフマニノフ)個人的に嬉しいのは、前奏曲Op.23-5が収録されていることだったりする。というのも、私が学生時代 正式に受けたレッスンの最後の曲が、この前奏曲Op.23-5だったからである。発表会で弾くはずだったのに弾けずじまいだった、後悔の1曲でもあるが、それだけにこの曲には様々な思いが残っている。鈴木弘尚氏がこの前奏曲Op.23-5をどのように演奏しているのか、本当に楽しみだ。ちなみにこのセカンドアルバム、鈴木弘尚氏のブログ上で予約が出来ることに後々になって気づき、慌てて申し込んだのだが、いやはや、こんなことではファン失格だ。店頭に並ぶよりも早く送付してくれるらしいので、「とにかく早く聴きたい」という人は鈴木氏のブログを覗いてみてはいかがだろうか。(もしかして予約が締め切られてしまっていたとしたら、申し訳ない・・・)
Sep 3, 2007
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この日はアニメ版のだめカンタービレ第2回の放映日。ドラマ版の時はあれほど楽しみにしていたというのに、第1回目で少々期待と異なってしまったせいか、なにをさしおいても観なければ!という気持ちになれていない自分が悲しい。(というわけで、この日記をせっせと書いている数日後(笑)もいまだ観ていない状況。第3回目放映前までには必ず観なくては!!)それはそうと、のだめカンタービレの最新刊、つまり第17巻が2月に発売だとか。【予約】 のだめカンタービレ #17(楽天ブックス)実は、すぐに楽天ブックスで予約しようとしたら既に予約終了になっており、「まぁ当日店頭で買えばいいや・・・」と負け惜しみを言っていた私。ところが、しばらくして再度楽天ブックスを覗いてみたら(実は結構しつこい性格か)、再び予約受付中になっていたので、結局予約してしまったのであった。こうして検索の鬼と化して、楽天内をウロウロと彷徨っていると、こんなものも発見。それが「のだめオーケストラSTORY」なるCD。昨年、「のだめオーケストラLIVE」2枚組CDが発売され、世間的にもかなり好評な売れ行きであるのは記憶に新しいと思うが、2007年2月発売の第2弾(といって良いのか?)は、ドラマ及びアニメに登場する曲たちが、まさしく作品に基づいて演奏されるというもの。第1弾で収録しきれなかったものも多数入っており、このCDを聴きながらコミックを読めば臨場感も更に膨らみそうだ。といっても、やはり第1弾とだいぶ重複しているような気もするような・・・【Disc-1】・オーケストラチューニング~Sオケ(コンサートマスター:峰龍太郎)/アニメ版・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92第1楽章から(ドラマOp.曲 ONAIR Var.)・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」第1楽章冒頭(いらいらする千秋/あにめ版)・ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」より(~のだめ/ドラマ・アニメ版)・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」第1楽章冒頭部(~ティンパニGetOut/ドラマ・アニメ版)・モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448第1楽章(~2小節で間違える/ドラマ・アニメ版)・モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448第1楽章(~のだめと千秋/ドラマ・アニメ版)・ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番Op.24「春」第1楽章から(~峰・千秋の試験演奏シーン/ドラマ・アニメ版)・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92第1楽章から(~Sオケ初練習オーボエクラリネット入れ替わり/ドラマ・アニメ版)・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」第1楽章(~Sオケコンサートシーン/アニメ版)・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」第2楽章から(~Sオケ練習シーンジミヘン弾き/アニメ版)・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」第1楽章から(~のだめピアノ/アニメ版)・ショパン:ノクターンOp.55-1から(~理事長「東洋の宝石」ピアノ/アニメ版)・バルトーク:アレグロ・バルバロ(~のだめピアノニナ・ルッツ音楽祭/アニメ版)・ドヴォルザーク:交響曲第5番ヘ長調Op.76第1楽章(~千秋指揮ニナ・ルッツ音楽祭/アニメ版)・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(~ピアニカ学園祭/ドラマ版)・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.68第1楽章から(~千秋&シュトレーゼマン指揮Aオケ/ドラマ・アニメ版)・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.68第3楽章から(同上)・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.68第1楽章から(~のだめ&千秋/ドラマ・アニメ版)・カースィ=ケニーチェ:プリごろ太のテーマ(プリごろ太マーチ)【Disc-2】・野田恵:おなら体操より・モーツァルト:歌劇コシ・ファン・トゥッテより第1幕第11曲「私の心を騒がす」ドラベッラのアリア(~意地の悪い彩子/ドラマ・アニメ版)・ジョリヴェ:打楽器と管弦楽のための協奏曲<ピアノ伴奏版>より第4楽章(~真澄ちゃん卒業演奏/アニメ版)・リスト:メフィストワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」EditVartion(~千秋卒業演奏/アニメ版)・サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ第1番第1楽章からEditVartion(~千秋祖父の前で弾く/アニメ版)・エルガー:ヴァイオリン・ソナタ第1楽章から(~千秋&のだめ千秋の実家/アニメ版)・バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ(~清良に峰が弟子入り/アニメ版)・モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314/285d第1楽章→第3楽章からドラマEdit(~黒木ピンクVar./ドラマ・アニメ版)・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68第1楽章→第4楽章からドラマEdit(~R☆Sオケ/ドラマ・アニメ版)・シューベルト:ピアノソナタ第16番イ短調D845第1楽章からドラマEdit(のだめ/ドラマ版)・バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻16番(アニメ版)・ショパン:エチュードOp.10-4~火の出るような演奏ヴァージョン・リスト:超絶技巧練習曲第5曲「鬼火」(~のだめピアノ/アニメ版)・ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲イ短調Op.35メドレー主題/第5変奏~第8変奏・ラヴェル:「夜のガスパール」より第3曲「スカルボ」(アニメ版)・ドビュッシー:喜びの島 Edit Vartion・モーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調K.310(K300d)第1楽章→第3楽章 (アニメ版)・シューマン:ピアノソナタ第2番ト短調Op.22第1楽章 (ドラマ版)・シューマン:ピアノソナタ第2番ト短調Op.22第4楽章から(ドラマ版)・ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章第1楽章「ロシアの踊り」・冨田勲:今日の料理・ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章第1楽章「ロシアの踊り」・冨田勲:今日の料理・ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章第3楽章「謝肉祭の日」エンディング部分・サラサーテ:カルメン幻想曲Op.25第4楽章・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92第1楽章→第4楽章エンディング(~千秋指揮R☆Sオケサントリーホール クリスマスコンサート/ドラマ版)・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー ドラマエンディング編集Var.プリごろ太マーチやおなら体操、やはりしっかりと収録されていたかと予想していたものの、のだめがコンクールで演奏する海老原大作のロンド・トッカータはこのCDのなかには入っていなかった。この曲を聴きたければ、別途販売されているSelection CD BOOKを買えということだろうか。(ということはアニメ版ではロンド・トッカータは登場しないのだろうか。)のだめの原作を読んでいたなかで結構楽しみにしていた「もじゃもじゃ組曲」、やはりこちらもなかった。製作スタッフは、おなら体操とプリごろ太関連だけで手一杯だったのかもしれない。「おなら体操」といえば、なんとこちらは「おなら体操」だけでCD化だとか。す、すごい。のだめブームは、既に私のついていけないところまで行ってしまった・・・というべきか・・・そ、それよりも「今日の料理」があの冨田勲氏の作曲だったとは、今の今まで知らなかった。私の記憶のなかでの冨田勲氏といえば、やはりMoogを操るシンセサイザー奏者という印象がとても強い。ホルストの「惑星」などをドキドキしながら聴いたものだ。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻から#02,03#02前奏曲:弾きこみ#02フーガ:中声に主題が登場すると少々つなぎが悪い箇所があり。#03前奏曲:左手の3-4指絡みでフレーズの流れを汚くしている感あり。ある程度弾けてきているだけに、ただなんとなく流しがちはダメ。●ショパン エチュードOp.10Op.10-4:練習日記が怠り気味だったが、再びメトロノームを使用してテンポを正確にとりながら練習。しかし、3ページ目の41小節からの分散音型的な動きで、どうしても息切れしてしまう。これについてはもう少し練習そのものについて検証してみたい。あぁ・・・これしか練習できていないだなんて・・・
Jan 18, 2007
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2006年、つまり昨年はモーツァルト生誕250年ということでやたらモーツァルトがクローズアップされた年であった。しかし、そんな波にのれずじまいの私の2006年はあっという間に過ぎ、時既に2007年。世間のモーツァルトブームも一段落、というところでようやく私の本領発揮!とばかりに、久々にモーツァルトのソナタ集を開いてみる。って、違うでしょうに。私がモーツァルトソナタ集を開いたのは、そんなことがきっかけではなかった。前日の外出の際、酒屋でみつけたモーツァルトリキュール、そこに現れたはモーツァルトの亡霊?「ショパン、シューマン モ 良イデスケレド、私ヲ、オ忘レ デハ アリマセンカ?」そういえばNHKのスーパーピアノレッスンモーツァルト編では、随分とモーツァルトのソナタにご執心だった私であるが、気が付けば自然消滅のごとく私の練習本の束から消えゆき、そっと楽譜棚の奥に戻されていた。当時、私のささくれだった心には、あまりにモーツァルトは眩しすぎた。で、話は戻って酒屋のモーツァルトリキュールに釘付けな私。その横でオットが「ホワイトデーのプレゼントということで、モーツァルトリキュールはいかがでしょ」・・・・・あのぉ、まだ、バレンタインデーがやって来てませんが・・・こうして、私は2ヶ月早いホワイトデーとして、モーツァルトリキュール2本をありがたく頂いたのであった。しかし、さすがに3月14日がくるまでは、このリキュールを封印しておかねばならない。あぁ、これぞ、私にとっては「蛇の生殺し」?しかたがない。今宵はモーツァルトリキュールを飲んだ気分になって、モーツァルトを弾いてみよう。久々に弾くならば何が良い?ここは、きらきら星変奏曲?それとも・・・・結局、ポツポツと弾きだしたのは、ピアノソナタ ニ長調K.311である。これ、実はスーパーピアノレッスン モーツァルト編の第1回レッスン曲であることを、覚えている人もいるだろうか。明るくてコロコロッとしていて、これぞモーツァルト!といった1曲。スーパーピアノレッスンを観なければ、多分練習しようとは思わなかった曲(おいおい)。久々にモーツァルトのピアノ曲に触れて、なんとも素朴で穏やかな気持ちになれたのは何故だろう。2005年にこの曲を練習した時には、まだそんな気持ちの余裕もなかったはず。ここのところどっぷりとピアノと向き合えてはいなかったものの、ピアノを再開した喜びを今、改めて思い出せたような気がする。でも、やはりモーツァルトは苦手だ。ちなみに、モーツァルトリキュールはチョコレートたっぷりの甘い甘いお酒。もしかして、昨年のバレンタインデーって、音楽好きな恋人(or旦那さん)のためにこのリキュールを贈られた女性も結構いたのだろうか?あぁ・・・早く飲みたいゾ・・・(ぼそっ)モーツァルトチョコレートリキュールモーツァルトホワイトチョコレートリキュールモーツァルトカプチーンコーヒークリーム(今回入手できなかったのだが、いずれこちらも飲みたいカプチーンコーヒークリーム・・・)
Jan 15, 2007
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11月18日の新居引き渡し儀式が終わってから、午後に山野楽器に遊びに出掛けた我が家。家造りが本格化してからは旅行に出掛けることもほとんどなくなってしまった我が家にとっては、こうしたショップ巡りがちっちゃなレジャー代わりであったりもする。まぁオットはオットで引越後はギターを再開しようとたくらんでいたため、楽器店で弦や小物、はたまたギターそのものを見たかったようだ。ここはどっぷりと音楽に浸かってもらって、ピアノ購入の際にも温かな目で見てもらえたら一石二鳥だぞと思う私、もしかして腹の中は真っ黒か?と揃って山野楽器某店を覗いてみると、「おっ、のだめコーナー!!」ドラマ「のだめカンタービレ」が放映されて以来、楽器店も思いっきりのだめフィーバーとなり、特設コーナーが設けられている場所が多い。で、そこに並ぶはのだめ楽譜にのだめCD、更にはのだめ愛用の鍵盤型レッスンバッグがドーンと置いてある。「ほ・ほしいな・・・鍵盤バッグ」ってレッスンに出掛ける予定もないのに何故レッスンバッグを欲しがる?「ほ・ほしいな・・・」しばし考えていたオットだが「じゃぁちょっと早いけど誕生日プレゼントにこのバッグを買おう」とバッグを手にする。こうして我が誕生日にはちょっと早いが、めでたく鍵盤型レッスンバッグを手に入れたのであった。わーい。でも、このバッグの活躍の場は・・・今のところ、決して多いとは言えない。それでは、意味もなく楽譜を持ち歩きながらショッピングでもしようか。いや、楽譜をたんまり買いあさりに行く際に、ふさわしいバッグかも?(このバッグ、結構頑丈そうな造りだ)のだめカンタービレフェルトケンバンバッグ そういえば引越を前にして全然ピアノの練習が出来ていない。こんな調子じゃ新居でピアノの弾き初めなんて出来ないのではないか??無様な演奏模様がお外に漏れたりしたら、かなり恥ずかしい。ピアノ、弾きたいよ。でもあれほど以前から引越準備をしていたはずなのに、全然終わってないよ。
Nov 18, 2006
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11月3日からドラマ「のだめカンタービレ」のために発足された「のだめオーケストラ」のライブCD宣伝用ブックカバー(ブラジャケというものらしい)が、一部の書店に並んでいるのはご存じの方も多いはず。はてさて、私の住む町の近くには、そのブックカバーを取り扱っている書店(「ブラジャケ」のWebサイトhttp://www.b-j.jp/ に掲載されている)はあるかな、と調べてみたところガーン・・・無いぞ・・・立川あたりにあると思っていたのに、その考えは甘かった。いや、よくよく見たら、オットが勤める会社の近くに該当書店があるではないか。早速、「もしもし、お昼休みに××書店に行ってのだめのブックカバーを貰ってきてくださいな」とメールでお願いしてみる。するとお昼過ぎにポンピラピ~ンと携帯メールの着信音。オットからだ。「のだめブックカバー、残り2枚だったヨ。無事にゲットしました」うーむ、スバラシイ。のだめオーケストラのブラジャケは、赤を基調とし、千秋の指揮、のだめのピアノ、そしてオーケストラが描かれているブックカバー。裏のマングースがこれまた可愛い。(ちなみにこのブックカバーは大好評だったらしく、増産されているらしい。)おっと、かんじんなことを忘れていた。その「のだめオーケストラ」のライブCDとは、11月15日発売の2枚組であり、ドラマで使用されているクラシック音楽が多数収録されたものなのだ。(えへっ、例に漏れず私も予約した)「のだめオーケストラ」LIVE!-CD-(06/11/15発売)収録曲は以下のとおり。Disc(1) オーケストラ編1. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92より第1楽章2. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92より第4楽章3. ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」より第1楽章冒頭4. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ピアニカVar.)5. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18 第1楽章より6. モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314より第1楽章7. ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68より第1楽章8. ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68より第4楽章9. サラサーテ:カルメン幻想曲10. ベートーヴェン:交響曲第7番Op.92より第4楽章11. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(エンディングVar.)Disc(2) 器楽編1. ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」より第2楽章(のだめVar.)2. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448より第1楽章冒頭(2小節でミスVar.)3. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448より第1楽章4. モーツァルト:歌劇「魔笛」より夜の女王のアリア5. ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番Op.24 「春」より第1楽章(峰Var.)6. ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番Op.24 「春」より第1楽章7. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92より第1楽章(ピアノVar.)8. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ ニ短調 第2番9. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18より第1楽章(2台ピアノVar.)10. ショパン:エチュード Op.10-411. ドビュッシー:喜びの島12. ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章より第1楽章「ロシアの踊り」から13. シューベルト:ピアノソナタ第16番イ短調 D.84514. モーツァルト:2台のピアノのためのソナタニ長調K.448より第1楽章(のだめ千秋Var.)・・・とこのラインナップをみていて、あぁ、やっぱりのだめのコンクール話がしっかり放映されることを確信したのであった。早く観たいな、のだめの燃え尽きたショパンのエチュードOp.10-4。恋しちゃってルンルンの「喜びの島」。(申し訳ない、心は早くも"のだめ"のピアノに飛んでいるのだ)というわけで、今日はほんの少しだけピアノに向かう時間を作ることが出来た。結局練習とはいえず、またしても「ただただ弾くだけ」状態だったが・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】・バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第2曲 前奏曲&フーガ・バッハ:フランス組曲第5番全曲・シューマン:「森の情景」全曲(※細かな課題・メモについては当面省略)
Nov 6, 2006
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ムシクンさんブログに掲載されていたバトンを頂いてきたので、早速やってみよう。その名も「ピアノバトン」。ん?以前にも「ピアノバトン」というものが回ってきた記憶があるのだが、その際には自分のピアノ歴について語るバトンだった。しかし、今度のピアノバトンは、ちょっと違う。「テーマ指定」なるものがあるのだ。あるテーマに従ってピアノ話を展開させる、というバトンのようだ。というわけで、ムシクンさんのテーマ「ショパン」に従って私もショパン編を引き継いでみよう。★「ショパン」の曲でピアノを聴き始めたのはいつか聴き始めたのは小学生(高学年)の頃だろうか。休日になると、父が所有するルービンシュタイン演奏のワルツ集のLPに耳を傾けていたっけ。その頃、家にはピアノ独奏曲のLPなどはほとんどなく、ほとんどオーケストラ演奏のものばかりだったから、ルービンシュタインのLPは私にとっても結構貴重な1枚だったっけ。そういえば、今ではLPを聴く環境すら無いではないか。★「ショパン」の曲を弾き始めたのはいつかきちんとレッスンを受けたのはやはり小学生の高学年の頃。そう、「小犬のワルツ」が最初。それから、数曲のワルツを練習し、自発的に幻想即興曲などにも手を出してみるが玉砕、その頃は「私ってショパンに向いてない。ベートーヴェンの方がしっくりくるわ」等と開き直って、ショパンから遠ざかっていたっけ。あぁ、ひねくれた青春時代よ。★自分にとって「ショパン」の曲とは音楽についてもっともっと深く知りたい!と思えるきっかけをくれた。今更ながら技術と表現力を切り離して考えてはいけないことを強く実感させてくれた。★好きな「ショパン」の曲バラードだったら、第1番と第4番ワルツだったら、第9番(Op.69-1)ノクターンだったら、第3番(Op.9-3)と第13番(Op.48-1)第16番(Op.55-2)プレリュードだったら、第1番、5番、8番、16番、17番エチュードだったら第1番(Op.10-1)、第4番(Op.10-4)、第24番(Op.25-12)ようは安定よりもドラマチックを求める派というか、守りよりも攻めを選ぶというか。・・・・って以前にもウダウダ書き尽くしているので、ここらでやめておこう。★もしこの世に「ショパン」の曲がなかったらもしかしたらピアノを楽しむ人口が減るような気もする。勿論、他の作曲家の曲たちも皆素晴らしいのだが、あの独特のショパン節だからこそ魅了されてしまったピアノ好きだって多いはず!!★いつか弾きたい、でも無理かもしれない曲あえて言おう「バラード4番」と。とほほ・・・まともに弾けるようになりたいよー・・・★次に回す5人(テーマ指定はショパンに限らず何でも)自分と好きな作曲家のピアノ曲について振り返ってみたい方、どうぞ----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●バッハ 平均律第1巻#02●シューマン 森の情景 Op.82から#01,#02,#03,#05,#07,#08,#09数回ずつ軽く弾く程度で終わってしまった・・・練習とは、言えない・・・いや、ピアノの前に座る時間がとれたことだけにも今は感謝感謝の気持ちを!
Oct 2, 2006
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昼、弁当を食べながらテレビでも見ようかとスイッチを入れると、ちょうど「30代/40代の夏の思い出の曲ランキング」特集をしていた。30代~40代といえば私も含まれる訳で、「なになに?どれどれ」と思わず画面に見入った・・・途端、その特集は終わってしまった。ちぇっ・・・で、どんな曲が第1位かといえば、それは、サザンオールスターズの「真夏の果実」であった。やはり夏といえば「サザン」というのは定番、「真夏の果実」ってどんな曲だっけ、とど忘れしたとしても、あのサビの部分「四六時中も好きと言って♪」を聴けば「あぁあの曲か」と思い出すこと間違いなし。そして3位は、井上陽水の「少年時代」。うーん、これも夏の定番。「夏が過ぎ 風あざみ♪」で始まるあの曲を耳にすると、何故か田舎の夏の風景が目に浮かんでしまったり。ホントに良い歌である。しかし、オンナ40歳!私にとっての夏の曲といえば、なんといっても杉山清貴とオメガトライブの「サマーサスピション」。えっ、知らない?? 私は好きだったなぁ。今じゃ競馬の馬の名前に採用されてるようだが。そうそう、杉山清貴の歌が流行っていた同時期、TUBEも夏の代名詞として歌っていたっけ。「シーズン・イン・ザ・サン」あたりは、30代~40代の夏の曲の代表として選ばれても良さそうなものだが、その番組のランキングには入っていなかった。渡辺美里も「夏が来た!」なる夏の歌を歌っていたっけ。夏の昼下がり、この曲を聴きながら山道で事故に遭ってしまった、夏の苦い思い出がある曲ゆえに、今でもこの曲を聴くとその当時のことが思い出される。フリーページで、夏のピアノ曲も掲載しているので興味ある人はどうぞ!→(こちら)ピアノ曲では、どうも「これ」といった夏真っ盛りな曲があまり無いように感じたりもする。ってもうすぐ9月・・・秋の訪れはいつやってくるのやら。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●クラーマー=ビューロー60練習曲 #29,#31,#32#29:重音練習。なかば、ライフワーク的な状態に・・・#31:まだ音ミスを発生する箇所あり。左手の分散音型の際、必死さを出さないで。#32:前回の練習同様、左の拍始めのバス音が耳に痛い。気を付けなければ。この曲にしても、31番にしてもペダルを使用して美しく弾きたいものだ。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンド,クーラント,サラバンド,ガヴォット,ブーレ,ルールアルマンド~ルール:弾きこみ段階●シューマン 森の情景 Op.82から#01,#02#01森の入口:内声?の和音伴奏(チャ・チャラ、チャ・チャラ♪)がバラバラにならないように。あまり焦らず楽しんで弾こう。#02待ち伏せる狩人:こちらも譜読みしてみる●ショパン バラード第4番 Op.52久々に弾いてみる。なんとか忘れきってはいないようだが、コーダは聴くにたえない、もとい、弾くにたえない状況。それでもなんとか現状維持だけでもしておかねば・・・秋までに形にする、という目標は既にくじけた。【本日のおさらい】●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27●シューマン 幻想小曲集から「夕べに」
Aug 25, 2006
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2005年8月にのだめカンタービレのSelection CD Bookが発売されてから1年、今度はVol.2が発売になる。販売店各所の情報をみていると、あくまでも8月30日発売「予定」となっているのだが、まぁその前後に登場することは間違いないだろう。【予約】 のだめカンタービレSelection CD Book vol.2 (楽天ブックス)さて、CD Book Vol.2にはどのような曲が収録されるのだろう?・ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」・ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」第3曲「眠りの森の美女のパヴァーヌ」・ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの第3楽章・ラヴェル:水の戯れ・プーランク:ピアノ,オーボエ,バソンのための三重奏曲 第2楽章・デュカス:魔法使いの弟子・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310なかなか普段耳にしない曲たちも、こうしたきっかけでどっぷりハマってしまうことも多々ありそうだ。私自身、最近はピアノ曲以外はあまり積極的に聴いていなかったため、これを良い機会としたいものだ。しかし、Vol.1のCDを聴いた際、一部の曲に「な、何故このようなツウ好みな音源をわざわざ選んだのか」というほど古い音源を使用していたりもしたため、今回は一体どのような演奏者が名を連ねているのか、ある意味期待と不安が入り交じっている。↓こちらは昨年(2005年8月)発売されたCD BOOKのだめカンタービレ Selection CD BOOK(Vol.1)ところで、ラヴェルの「水の戯れ」、この文字を見るたびに「あぁ、夏になると練習したくなる曲だなぁ」と思うのだが、いまだ、実現に至っていない。どうもラヴェルの譜面をみると、譜読み拒絶症に近い症状が現れてしまうのだ。何故だろう。私のような未熟者には立ち入れない独特のオーラがただよっているのか。その反面、古典派あたりの譜面は、見ているだけでも妙に安心してしまう。いやはや、不思議なものだ。
Aug 17, 2006
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10月16日月曜日21時からフジテレビでドラマ放映されることになった「のだめカンタービレ」の続報。って既にご存じの方も多いゆえ、情報新鮮度はいまひとつかもしれないが、まぁお許しあれ。さてさて、気になる出演者たちであるが、主人公の野田恵(のだめ)役を上野樹里さん、千秋真一役を玉木宏さんの他は以下のとおり。・峰龍太郎(ヴァイオリン)役・・・瑛太・三木清良(ヴァイオリン)役・・・水川あさみ・奥山真澄(ティンパニ)役 ・・・小出恵介・多賀谷彩子(千秋の元カノ)役・・上原美佐・シュトレーゼマン(ミルヒー、もとい指揮者)役・・・竹中直人既に様々なドラマ等でもお馴染みな若手役者揃い、一体どんな展開になるのやら。それにしてもミルヒーを竹中直人が演じるとは、うーむ、ある意味強烈な印象を受けそうな気が?既にフジテレビのWebサイト内でも、「のだめカンタービレ」コンテンツが公開されている。それだけ注目度も高しということだろうか。→こちら◆ ◆ ◆ ◆ ◆続いてはのだめカンタービレのアニメ情報。先日の日記のコメントにて、「のだめのアニメ化」を教えてくださった皆様、感謝!というわけで、こちらの情報も掲載しておこう。2007年1月からフジテレビ「ノイタミナ」枠(毎週木曜深夜放映の新感覚アニメーションというキャッチフレーズ)にて放映予定。監督は現在放映中のハチミツとクローバーIIを手がけているカサヰケンイチ氏、アニメーションの制作はJ.C.STAFFが手がけるらしい。アニメーション制作会社によって、アニメ全体の出来も大きく変わってきてしまうので、そのあたりが気になるところだ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆いかん、ここのところの日記を自分自身読み返していると、これでは全くピアノに向かっていないみたいではないか。いや、今日はしっかり「オールシューマンデー」と称してただひたすらにシューマンの曲たちと戯れていたのだが、日頃の練習不足がたたって、弾けば弾くほど空しさが空中を漂うばかりだ。前進してはまた逆戻り、いたずらに時間ばかりが過ぎていく。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(オールシューマンデー)●シューマン 幻想小曲集から「夕べに」はい、ようやく弾きこみ段階に至ったものの、暗譜は出来ておらず。●シューマン アラベスク Op.18語るのも情けない、テーマ内声がずっこけリズム状態で綺麗に流れない。●シューマン 花の曲 Op.19マズイぞまずいぞ、既に忘れかけているではないか。特にIIIブロックは復習要。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26から「インテルメッツォ」主旋律スラーがかかった部分、指替えをせずに5指のまま弾きつなごうとするから不自然に音切れしてしまう。これダメ。どうして今頃気づいてしまったのか?●シューマン 子供の情景 数曲このままでは不完全燃焼状態となるため、心穏やかに子供の情景から1,2曲を弾いて指を休める。
Aug 14, 2006
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8月13日放映の「題名のない音楽会21」では、久々のランキングものだった。しかも、そのタイトルが強烈だ。なんていったって、「クラシック一発屋ランキング」である。一発屋っていわゆる「ヒット曲が1曲のみだった」といわれるものではなかったか。しかし、たった1曲でも長き歴史のなかにその名を刻めたことは、大いなる名誉だろう。番組のなかでは、「学校部門」「BGM部門」「副業部門」「旅情部門」にて一発曲たちを紹介している。■学校部門学校部門、つまり、校内の各行事で使用される曲たちだが、そのなかでもやっぱり印象深いのが「運動会」。紹介された曲たちも、運動会BGMがかなり多かったように思える。例えば、・10位「天国と地獄」(オッフェンバック)・7位「道化師のギャロップ」(カバレフスキー)・6位「星条旗よ永遠なれ」(スーザ)・2位「双頭の鷲の旗の下に」。そして堂々1位の「クシコスポスト」(ネッケ)、これらを聴くたびに運動会を思い出してしまう。ということは、やはり現在でも運動会のBGMとして健在ということか、これらの曲たち。■BGM部門続いてはBGM部門。これはテレビのCMやドラマなどでもお馴染みな曲たちばかり。言われてみると確かに1発屋?なのか、曲は知っているのに何故かタイトルや作曲家名が出てこない、というものも結構含まれていた(自分が知らないだけかも)。特にテレビなどで耳にする機会が多いのが・9位「メヌエット」(ポッケリーニ)・8位「ガヴォット」(ゴセック)。耳に優しい旋律が、なんとなく頭の片隅に残っているのではないだろうか。そして、・6位「アダージョ」(アルビノーニ)・5位「ジムノペディ」(サティ)・4位「弦楽のためのアダージョ」(バーバー)これら3曲は特にドラマのBGMとしても使われやすいドップリ派だと私も認識している。2位はなんと「アヴェマリア」(グノー)。これはいわゆるバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番プレリュードに旋律をつけたものとしても有名。そして1位は「カノン」(パッヘルベル)、なるほど納得の1位。■副業部門本来は別の職業をもちながら作曲もてがけていた、という人物を紹介していたのだが、そのなかに登場したのが、ショパンの楽譜でもお馴染み「パデレフスキー」氏である。しかし、もともと音楽活動をしていたパデレフスキー氏が後にポーランドの首相になったという経緯を考えると、これを副業部門に含むのはいかがなものか、と思ってしまった私は頭が固いのか。それと、「モーツァルトの子守歌」が実は別人(フリース)の曲であった、とか。■旅情部門音楽を聴いて世界を旅した気分になる「旅情部門」。なんとこのランキングには10曲中、3曲もスペイン関連の曲が含まれていた。それが、・9位「アランフェス協奏曲」(ロドリーゴ)・6位「アルハンブラ宮殿の思い出」(タレルガ)・4位「スペイン交響曲」(ラロ)。私も「アルハンブラ宮殿の思い出」がとても好きで、昔、父のギター楽譜を見ながら必死にピアノで弾いた記憶がある。おっと、忘れてはならない1位は、「交響詩"わが祖国"よりモルダウ」(スメタナ)。なるほど名曲である。そして最後の最後にキングオブ一発屋として紹介されたのは・・・・「乙女の祈り」(バダジェフスカ)である。確かに誰もが知っている曲でありながら、なかなか作曲家名が頭に浮かばない(申し訳ない!)そういえば、子供の頃、家の周辺を廻っていたゴミ収集トラックのBGMは「乙女の祈り」だった。私にとっての乙女の祈りは、とても生活感あふれた旋律だったのだ。乙女というよりは、主婦の祈り?ピアノ曲のなかでも一発屋的名曲が多々ありそうな気がする。小学生時代、下校時間に流れていたマリーの「金婚式」、これもある意味一発屋的名曲ではなかろうか。でも、私はこの「金婚式」がとてもお気に入りで、それが聴きたいがために下校時刻までダラダラ残っていたっけ。とても懐かしい。
Aug 13, 2006
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体調を崩し、この日は1日床から起きあがることなく過ごしてしまった。原因はわかっているので、今はただじっと体調が回復するのを待つだけ。ただ眠る眠る眠る。眠り姫のように。って、「姫」ってガラではないだろう、という突っ込みはこの際無しで。「眠り姫」というと思い出すのは、有名なおとぎ話。いや、私にとってはこの言葉で思い出すのは、斉藤由貴の「眠り姫」という歌だ。私は昔から斉藤由貴が大好き(意外だろうか?)で、CDアルバムもそこそこの数を所有している。「眠り姫」が収録されているアルバムは1987年発売の「風夢」。アルバムのなかには当時カルピスのCM曲にもなった「ONE」も収録されているので、もしかしたらご存じの方もいるかもしれない?私はこのアルバムのなかでも「眠り姫」が特に好き。作詞を斉藤由貴自身が、そして作曲は飯島真理(実はこの人も好きな私・・・)が手がけているという理由も大きい。~眠り姫、100年のまどろみを私にもちょうだい~斉藤由貴の歌声にはどこかまどろみを誘う響きがある。しばしその歌声を思い出しながら、眠ることにしよう。実は彼女のアルバムで最も心に深く突き刺さっているのは「LOVE」という1991年の作品。当時の彼女の想いがこれでもか、というほどに閉じこめられたような歌ばかりに、その当時聴いた時には、様々な意味で重かった。それでも、危険な魅力にでもとりつかれたかのように、随分と長い間聴き続けたアルバムのひとつだった。あれからもう15年もの年月が経過しているのだな・・・斉藤由貴といえば、最近まで放映されていたTBS系昼ドラマ「吾輩は主婦である」にも出演、見事なるコメディエンヌぶりであった。時折聴かせてくれる彼女の歌声も楽しみだったっけ。彼女にはこれからもどんな形でも良いから歌っていって欲しいな、と思う。吾輩は主婦である DVDーBOX 上巻 みどり[5枚組]吾輩は主婦である DVD-BOX 下巻「たかし」〈5枚組〉
Aug 11, 2006
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あのクラシック音楽漫画「のだめカンタービレ」がとうとうテレビドラマ化へ。朝、いつものようにテレビをつけ、めざましテレビの「きょうのわんこ」を観ようとフジテレビにチャンネルを変えたところ、飛び込んできたのがこのニュース。もうビックリ!!「のだめカンタービレ」が、10月から月曜日夜9時フジテレビで放映されることになった。つまり、月9にあののだめが登場するのだ。そういえば以前、金曜日の夜10時にTBS系でのだめがドラマ化なんて話もあったようだが、その時はただの噂で終わってしまった。それがなんとフジテレビで実現しようとは、思ってもみなかった。ちなみに主人公「野田恵(のだめ)」を演じるのは、上野樹里さん。(以前、ドラマ化の噂が流れた際にも主人公を上野樹里さんが演じる、という話だったため、噂はあながち間違いではなかった?)。上野さんといえば、映画「スィングガールズ」に出演されていた女子高生。再び音楽モノに挑戦!といった感じか。そして、千秋真一を演じるのは、玉木宏さん。最近のドラマでいえばNHKの「功名が辻」でも出演中なのでご存じの方も多いような。(私にとって記憶に強いのは、やはり映画ウォーターボーイズなのだが)。他に、瑛太さん,水川あさみさん,小出恵介さん,上原美佐さん,竹中直人さんなどが共演。一体どんなドラマになるのだろう??ここのところ、月9の視聴率はあまりパッとしないらしいため、話題コミックで読者層も引っ張ろうという狙いが感じられる。ドラマ化よりもアニメ化を願っていた私だったが、結局観てしまうんだろうな・・・テレビ局の狙いどおりに。キャスティングにはまぁ賛否両論ありそうなところだが、実際にドラマを観ていないうちからあれやこれや言うのは俳優陣の皆様に失礼なので、とりあえずドラマが始まるのを楽しみに待つことにしよう。でも、どうか"のだめ"が"のだめ"らしくありますように。こういうドラマが始まると、のだめが演奏するピアノに影響されてまたピアノに向かってしまうんだろうな。とりあえず、まずはベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」もとい「悲惨」??あたりを。とりあえず「のだめカンタービレ 第1巻」から作品中に登場する曲たちを集めた「のだめカンタービレ CD BOOK」
Aug 10, 2006
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最近、近所の家がピアノを購入したのか、時々ピアノの音色がきこえてくるようになった。あぁ、とても懐かしい感覚だ。ついつい耳をすましてしまう。昔、私がまだ子供だった頃は、それこそ何軒もの家から同時にピアノの音色がきこえてきたものだったが、今は騒音問題やら、はたまた、ピアノブームが去ったせいもあってか、ピアノの音色が家から漏れきこえてくることもかなり減ってしまった。そして、今の家に引っ越してきてからは、近所でピアノを弾く家庭はひとつもなかった。(いや、もしかしたら私同様、ヘッドフォン常備でピアノに向かう人はいたのかもしれない)それだけに、ちょっとビックリ。何弾いてるのかな~、なんてついつい聞き耳をたててしまう(知らない曲だった)しかし、しかしだ。ふと、自分に置き換えて想像してみた。まだ、まともに弾けてもおらず、しかも、たまに雄叫びなんてあげようものならば・・・かなり恥ずかしい。「あっ、また間違えた」なんて知らない間に誰かに指摘されているかもしれない。スタジオ並の完璧な防音を施していない限りは、どうしても多少なりの音漏れが生じている可能性もある。ということは、普段の練習から、誰かに聞かれているかもしれない、ということを意識しなければならない、ということ。こんなふうに考えると、普段の練習から妙に緊張してしまったりして。あぁ・・・どうもピアノの練習がまったく進まない。私は割とWindows(マルチタスク)な人間だと思っていたのだが、どうやらMS-DOS(シングルタスク)並のようだ。つまり、家のことが一段落しないうちは、どうにもピアノの練習に集中しきれない・・・ということ?この分ではとてもじゃないが11月までにバラード4番を形にするのは、無理なような気がしてきた。夏の暑さが気分までだらしなくさせているみたいだ。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ショパン バラード第4番 Op.52211小節以降のコーダ重点練習は続く。特に重音での半音階がもつれ気味になるため、じっくり練習すること。223,4小節進行もどうにも慣れずじまい。以前ゆみろまんさんからアドヴァイスもらった内容を意識しながら練習すること。やはりここでも手の移動具合が良くないのか・・・余分な力が入りすぎているのか、タッカタッカタッカ・・・とリズム良く駆け上がれない。●シューマン 幻想小曲集から「夕べに」途中、右の2,4,6音側を目立たせる箇所、これがどうにもうまく切り替わらず。そこをクリアしたら全体的に整えてまとめたいところなのに。
Jul 24, 2006
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ピアノを弾いていて、ふとしたところでつまずくと、つい口にしたくなるのがこれ。「ふん、昔は出来たはずなのに」言っていて自分が虚しくなる瞬間だ。この言葉を口にしてみて、思い出したのはつい先週の出来事。いつもは一人で徘徊する楽器店だが、この日は珍しくオットと一緒に楽器店に入り、楽譜やら楽器やらを見てまわる。そんななか、ギターコーナーに足を踏み入れると、オットの目はやたら懐かしそう。なにやら学生時代はギター抱えて歌う日々だったとか。もっぱら長渕だの松山千春などを歌っていたとのことだが、私にはどう考えてもオットがギター抱えて歌う姿が想像できない。私が知るオットとは、PCのキーボードを自在にあやつり、未知なるプログラムを作り上げていくサイバーちっくな男、というイメージしかないのだ。じゃあ、ひとつ演奏してみてよ、と私は言うのだが、そんな時、オットは決まってこう言うのだ。「昔は出来たはずなんだけどなぁ」・・・と。これをきっかけに、オットにもギターを再開してもらいたいものだ。って、それでは「ギター買って」と言い出しかねない。若かりし頃、あれほど出来ていた演奏も、長き間触れることなく過ごしてしまえば、それは単なる過去の思い出になってしまう。更に、思い出は美化される率が非常に高く、時に、その思い出にすがりたくなる時がある。ピアノを再開した時も、「思い出」を「思い出」のままにしておくのは勿体ないと思ったから、というのもある。しかし、それがゆえに現在とのギャップに悩まされることとなる。「ふん、昔は出来たはずなのに」と思っていて、実は昔も出来ていなかったりするのではないだろうか、最近そんなふうに思ってしまう自分が、もっと悲しい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ところで、またしても電子ピアノの機嫌が悪い。「そろそろ買い換えかな」と呟きはじめてから早ウンヶ月、いや、1年は経過しているか?、なんとかなだめながら付き合ってきているのだが、時々へそを曲げて、私の要求を無視する(フッと音切れする)ようになってきた。おーい、なんとかあと1年くらいは頑張っておくれ、私のピアノよ。テレビといい、AVセレクタといい、どうして次々と壊れていくのか。実はこの日、リビングに設置しているネットワーク機器(ハブ)も壊れてしまい、1日、ネット接続もできぬまま過ごす羽目に。家族の誰かが変なオーラでも出しているのではないか?えっ、私??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #03,#07,08,09,10 ●4オクターブスケールとアルペジオ(ヘ短調,変イ長調,変ニ長調)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #29,#30・・・は、お休み●バッハ フランス組曲第5番 アルマンド,クーラント,サラバンド,ガヴォット,ブーレアルマンド:弾きこみ段階クーラント:弾きこみ段階サラバンド:弾きこみ段階ガヴォット:あともうひといき!ブーレ:まだ譜面どおりに弾くレベル。後半部はまだ進行自体に慣れていないため、無理にテンポを上げることなく確実に弾くこと。(ついつい完成イメージどおりに弾こうとテンポアップして弾いてしまいそうになるので)●ショパン バラード第4番 Op.5254小節の右重音が曖昧になりがち。これまでも気になっていたのだが、ついつい他の難箇所に気を取られて「なんとなく」弾く状態だった。やはり重音トレモロ?のような進行は非常に苦手であることを感じさせられる。ここはとにかく部分練習。及び、211小節以降のコーダの重点練習。●シューマン 幻想小曲集から「夕べに」あくまでも進行は3連符であることを念頭に置いて弾きたい。
Jul 19, 2006
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思えば昨年夏、ヤマハ所沢店で開催された公開講座「ショパンを弾こう」~バラード編~に参加して、楽しくもあり、また有意義な時間を過ごすことが出来たうえに、ピアニスト高橋多佳子さんを知るきっかけとなり、私にとって忘れられない1日となった。偶然、講座の席でお隣に座った女性とランチを共にしながらピアノ話に花を咲かせたのも、その日だったっけ。そういえば、あの講座の前の晩は、ちょうど台風が関東にやってきており、会場に行くことすら危ぶまれた(今年は大丈夫か??)。あぁ、懐かしい。そんなショパンの公開講座がまた今年の夏もやってきた!!先日、ピアノブログ仲間のシナボンさんに講座の件を教えて頂いてから毎日ヤマハのWebサイトをチェックし、ようやく情報が公開されたので、早速申し込んできた。今年の講座は「ノクターン」。講師は昨年に引き続き、下田幸二氏、そしてゲストとして高橋多佳子さん。今から楽しみである。興味がある方は、ヤマハ所沢店のWebサイトをチェックしよう。あぁ、この講座を受けたらまたしてもノクターン熱を取り戻してしまうのか?ノクターン13番Op.48-1、途中で放り出しっぱなしだし。それよりも、バラードはどうするの、バラードは。しかし、ノクターン13番とバラード4番には共通する難所があるのだから、相乗効果となって欲しいものだ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、なんなんだこの暑さは。あまりに暑くて、ピアノに向かうエネルギーまでもがみな、汗となって流れ出てしまうくらいだ。おまけに「雷」のオマケつき。実家にいた頃は、ピアノに「電気」を要さないタイプだったため、雷がなろうが停電になろうがお構いなしだったのだが、電子ピアノというものは、電気があってはじめてその機能を発揮してくれるため、雷にでも落ちられようものならば、大損害だ。停電だって許せぬ事態である。一度、パソコンに雷が落ちて以来、それまで以上に神経質なくらいに雷を拒絶するようになってしまった。だから、雷がなりはじめると、スゴスゴとピアノの電源をおとし、部屋で小さくなっているしかいない私がいる。あぁ、情けない。それにしても、またこうして「夏」を実感する。ピアノを再開して2度目の夏が、やってきた。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #03,#07,08,09,10 ●クラーマー=ビューロー60練習曲 #29,#30#29:重音練習。30番よりも演奏の安定度がいまひとつ。この分では30番のほうが先に一段落してしまいそうな状態だ。#30:粒揃い練習。弾きこみ段階。数日様子をみて次へ。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンド,クーラント,サラバンド,ガヴォット,ブーレアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:弾きこみ段階サラバンド:弾きこみ段階ガヴォット:まだまだ細かな音ミスが発生気味。修正した指遣いが守られておらず、音ミスに結びつくものと思われる。前半は軽やかな調子がでてきてはいるのだが。ブーレ:本日から譜読開始。●ショパン バラード第4番 Op.5258小節のブロック、及び、中間部の重音練習、211小節以降のコーダを練習。進展がなく、辛い状態。弾くだけで汗が噴き出し、なかなか練習に集中できない・・・って言い訳か。---------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化からインテルメッツォ
Jul 13, 2006
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あぁ、結局買ってしまった「のだめカンタービレの世界モーツァルト編」の楽譜。しかも、事前に自分の目で確認せず、楽天ポイントの期限切れ間近の甘い誘惑に負けて・・・である。で、ようやく手元に届いたのだが、楽譜の表紙を見て「お、おいおい・・・」。ピアノソロ のだめカンタービレの世界(モーツァルト編)モーツァルト時代をイメージした千秋とのだめのコンビが描かれているのだが、ピアノを弾く笑顔ののだめに対し、千秋のこの仏頂面は何だ(苦笑)。無理矢理、モーツァルト時代の服装をさせられて、ムッとでもしているような表情がよく出ている・・・ような?。でも、結構好きだ、この表紙。おまけに、のだめが弾いているピアノはモーツァルトが所有していたといわれるヴァルター製のピアノ、なかなか芸が細かい。って、表紙だけでこれだけ語ってもしかたがない。次いこう、次。この楽譜に掲載されている曲たちは以下のとおり。(以前の日記でも掲載したが改めて書いておこう)ちなみに初~中級レベルにアレンジされている。・オーボエ協奏曲 ハ長調K.314より第1楽章・ピアノソナタ第11番イ長調K.331より第3楽章「トルコ行進曲」・きらきら星変奏曲「あぁママに言うわ」による12の変奏曲K.265より・セレナード第13番ト長調K.525 アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章・ピアノソナタ第8番 イ短調K.310より第1楽章・すみれ K.476・ピアノソナタ第17番 ニ長調K.576より第1楽章・交響曲第40番 ト短調K.550より第1楽章・交響曲第41番 ハ長調K.551「ジュピター」より第1楽章・ピアノ協奏曲第21番 ハ長調K.467より第2楽章・オペラ「魔笛」K.620より「パ・パ・パ・パパゲーナ」・オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」K.588より「この心の中のいらだち」巻頭には各曲の解説と演奏上のアドヴァイスが掲載されている。が、なんといっても面白いのが「のだめ&マングース助教授と一緒にかんたんモーツァルトレッスン」。モーツァルトの生涯を非常に読みやすく掲載されているうえに、各所に登場するコラムが思わず「へぇ~」と言いたくなる。更に、あのロンド・トッカータ作曲の海老原大作先生のお話も興味深い。海老原先生が最近お気に入りのモーツァルト・ピアニストは、ほほぉ、あの女流ピアニスト。ふむふむ、なるほどね~(と気になる人は楽譜を手にしてみよう)おいおい、かんじんの楽譜のほうはどうなのだ?うーむ、この楽譜の難易度レベルは初級~中級の間であり、各曲には演奏レベルも星マークで示されている。パラパラっと弾いてみたところ、だいたいバイエル併用といった感じだろうか。といっても、後半に登場するピアノ協奏曲第21番の第2楽章あたりは、初見練習代わりにもなり、更に気持ちよくモーツァルトに触れられたりも。あぁ、のだめファンというだけで、ついついこういった楽譜に手を出してしまうのだが、実際はなかなか活躍される場が少ないのが勿体ないところ。ただ、パラパラっとこれらの楽譜をみて「よし、原曲を弾いてみたいな」という気持ちにさせてくれる、という意味では、良いのかもしれない。って、前回のだめ楽譜を買った時も、そんなことを言ってしまったような。あっ、この楽譜、のだめステッカーもついてるぞ!でも、勿体なくて使えない(涙)◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、モーツァルトイヤーである2006年、結局、ほとんどモーツァルトに触れぬまま、1年が過ぎていってしまうのか。何か1曲くらい弾いてみないと、みないと・・・いやいや、今年はショパンのバラードを頑張るって決めたのに、浮気してどうする!
Jul 3, 2006
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ここのところピアノの練習はパターン化してしまい、新たな曲に触れる機会もかなり減ってしまったのだが、それでも毎月の新刊楽譜を楽しみにしながら楽譜出版社のWebサイト巡りをしている。そのなかで、気になるのが音楽之友社から最近ちょくちょく発売されている「舘野泉左手のピアノ・シリーズ」の楽譜である。舘野泉氏といえば、現在は左手のピアニストとして国内外で活躍しており、数ヶ月前にはテレビのCM等にも出演されていたので、ピアノに興味がない人でもご存じの方は結構いるのではないだろうか。これまでも左手のためのピアノ曲は幾つも存在しているが、舘野泉氏の音楽活動になくてはならない新たな曲たちが、次々と誕生している。それらが舘野泉氏委嘱の曲の数々だ。それらが実際に楽譜となったわけである。■林 光「花の図鑑・前奏曲集」2006年5月発売の楽譜。曲集のタイトルのとおり、花を題材とした曲集だ。ヒメエゾコザクラ/イヌタデ/イヌノフグリ/サンザシ/ハス/ツリフネソウ/フキ/ノイバラ。■吉松隆「タピオラ幻景」Op.922006年3月発売の楽譜。テレビの舘野泉特集番組でも、この曲を演奏している舘野氏の姿を何度も観たが、リサイタル等では定番の曲のようだ。ちなみに、「タピオラ」というのは、フィンランドの神話に登場する森の神「タピオ」の領土という意らしい。(フィンランドの代表的な作曲家シベリウスにも「タピオラ」なる交響詩がある)曲目は、光のヴィネット/森のジーグ/水のパヴァーヌ/鳥たちのコンマ/風のトッカータ ■ノルドグレン 小泉八雲の『怪談』によせるバラードII Op.1272005年10月発売の楽譜。既にノルドグレン「小泉八雲の怪談によるバラード」曲集はあるが、舘野泉氏が左手のピアニストとして復帰した際に委嘱した曲集がバラードIIである。曲目は、衝立の女/忠五郎の話/恋情 全3曲。と、あれこれあげてみたのだが、私は舘野氏が演奏するスクリャービン「左手のための2つの小品」Op.9の「ノクターン」がお気に入りだったりする。機会があれば楽譜を入手して練習しようと思っているのに、あぁ、まだ楽譜入手にすら至っていない。最近、新たな曲を弾きたいという欲求が大幅減退かと思ったら、ただ忘れていただけか(笑)
Jun 23, 2006
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またまたテレビCMの話。なんだか己がとことんテレビっ娘(おいおい、娘って年じゃないだろうに)に思われそうで恥ずかしいが、気になって仕方がないので、やっぱり記事にしておこう。だから何なんだ?といった、あまり意味のない内容で、いやはや、ホント申し訳ない。笑って読み流して欲しい。●みずほ銀行の資産運用CMに大杉漣がピアノ弾き語りで登場ピアノ弾き語りといっても、楽器売り場で大杉漣が片手でぽつぽつとピアノを弾くシーンから始まる。曲は「いつでも夢を」。おっ、大杉漣が歌ってる。ロングバージョンのCMだと、その奥様役の女性がチラリと伴奏で応戦。どうやら、定年後の第二の人生スタートと資産運用を表現したCMらしい。大杉漣がピアノを買って挑戦するシーンも含まれ、第二の人生を充実あるものにしよう、という効果を狙っているのではないだろうか。●世界で最も長い演奏曲 サティの「ヴェクサシオン」~シャープ携帯電話CMのスタート、それはホールに1台のピアノから始まる。そこに表示されるは「サティ ヴェクサシオン」「演奏時間 18時間」の文字。そう、サティの「ヴェクサシオン」は52拍からなるメロディをただ840回繰り返して演奏する曲、以前、フジテレビの「トリビアの泉」でも紹介された世界最長の曲。一体何のCMかと思いきや・・・「あなたの携帯はこの曲を再生できますか」だったか?セリフが流れ、画面上のピアノの形は携帯電話へと変わる。そう、シャープの携帯電話のCMであった。そ、そんなに長時間再生できるのか、シャープ。私が所有する某社の音楽再生携帯電話ったら、それはもう2,3時間程度しか再生できないのに。(番外編)●YKK-AP、再びドビュッシーをバックにあのCMが流れる2004年だったか、よくテレビで耳にしたYKK-APのサッシCM、これにはドビュッシーの子供の領分「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」、そして前奏曲第2巻の第4曲「妖精たちは妙なる踊り手です」がCM音楽として採用されていたのだが、このCMが再び最近テレビに再登場していることに気がついた。あぁ、このCMをみるたびに、ドビュッシーも弾かなくちゃだめよ、と言われているような気がするのは、私だけか。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ここ数日の夏バテ、本当に鬱陶しい。そんななか、午前中は銀行に行き、新邸の着工前に支払う指定額をハウスメーカに振り込んだ。すると、分かってはいたのだが、一気に預金通帳の残高がひゅるる・・・と乏しい状態に。気温は夏だが、通帳の中身は、冬まっただなかに突入である。雑務を済ませ、夕刻にようやくピアノの前に座る。このひとときが、1日のなかで最も暑い、いや、熱い時間なのだが、夏バテの身体にはピアノは辛い。健康あってこそのピアノ、である。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #29,#30#29:重音練習。弾きこみ段階。久々に教則CDを聴き、打ちのめされる。テンポをもう少しあげなければならないか?しかし、テンポを意識すると手首が堅くなってしまう。あぁ、この曲を練習してもうすぐ2ヶ月になってしまう。#30:粒揃い練習。またまた装飾符が曖昧になり始めてきている。もっと軽やかにいこう。●バッハ フランス組曲第5番 アルマンド,クーラント,サラバンドアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:テンポ100にて通し練習サラバンド:ゴルトベルクのような荘厳な雰囲気を出したいところだ。くれぐれも後半は慌てずに。装飾符には少しずつ慣れてきている。むやみにたっぷり装飾を入れなくとも清楚にいこう、清楚に。●ショパン バラード第4番 Op.52(194小節まで)練習のパターン化は今日も続く。58小節からの上声/内声分け練習。100小節からの上声練習。108~119小節の重音進行練習。そして、169-194小節部分は練習開始してから日が浅いため、とにかく譜面どおりに弾くことを目標に。先日課題としてあげた175-176小節の右8分音符を意識する点、忘れずに。左の音階的進行に伴うペダル踏み、これはやはり難しい。----------------------------------------------------本日の弾きこみ曲●シューマン 花の曲 Op.19●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化からインテルメッツォ---------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27
Jun 19, 2006
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数日前に届いたメールマガジンのなかに、気になるタイトルを発見。それが「モーツァルトを聴かせて醸した日本酒」。そういえば、ビールや日本酒などの製造工程で音楽を聴かせる、といった作り手の話を何度か聞いたことがある。以前、実際に訪れた長野のブルワリーでも音楽を聴かせてビールを育てており、関係者によれば、音楽の振動を利用して熟成を促しているとか。今年はモーツァルト生誕250年、そういう意味もあってか、やたらモーツァルト関連な話題を耳にすることは多いが、お酒の世界でもモーツァルトは注目株のようだ。といっても、生誕250年だからモーツァルトを聴かせているというわけでなく、随分以前からモーツァルトを聴かせて醸造する蔵元はいくつもあった。それにしても、モーツァルトを聴かせるとそんなに美味しく醸造できるのか、それとも、何か他に要因があるのか、知りたいところである。そのうち、モーツァルトを聴かせて育てた花なども出てきたりして。蔵粋(くらしっく) 720ml純米大吟醸あぁ、モーツァルトを聴かせて育ったお酒を飲めば、モーツァルトのピアノソナタあたりが上手に弾ける、なんてことがあったら大歓迎なのだが。(これこれ、「練習は不可能を可能にす」精神で頑張るのではなかったか)◆ ◆ ◆ ◆ ◆とお酒の話が出たところで、あいちゃん10さんから受け取ったバトンをここで披露しよう。私にもっともふさわしいバトン、そう、「お酒バトン」である。ピアノ弾きさんたちのコメントをみていると、どうもピアノをたしなまれる方はあまりお酒を飲まない方が多いように感じるのだが、ということは、私は少数派に分類されるかもしれない。あぁ、このバトンを見て呆れはてる方々が一体何人いるだろうか。Q1.酔うと基本的にどうなりますか?とにかく説教くさくなり、やたらベラベラ喋りまくる。相手が上司であろうが社長であろうが容赦しない。救いなのは、とりあえず敬語は使っているらしい(近づきたくない人続出)Q2.酔っぱらった時の最悪の失敗談は?最悪がいっぱいあるが、どれにしよう。ええい、とりあえず思いつくものを幾つか。スリッパのまま帰ってしまったとか、病院で点滴をうったとか(あぁ、これで誰も私を飲み会に誘ってくれなくなるだろう)Q3.最悪の2日酔いはどんな感じですか?次の日まるまる1日起きることが出来なかった(もう酒は飲むまいと思うのだ、その時だけは)Q4.今、冷蔵庫に入っているお酒の量は?こんなに飲んべえなのに、実は今、1本も冷蔵庫には酒類が入っていないのだ。料理酒はあるが。ただ、ピアノ部屋のワインラックに、ワインが数本並んでいる。飲み頃を迎えるまでもう何年かは熟成させるつもり。Q5.好きな銘柄は?実はビール、ワインならばなんでも!と言いたいところだが、それではつまらないのでとりあえず紹介。ビール:安城デンビール、しもつま地ビール、川場ビール(もっと国内の地ビール巡りがしたかった)ワイン:カロンセギュール、甲州勝沼産のワインいろいろ日本酒:白川郷の地酒「結心」Q6.最近飲んだ店は? この質問がきっかけで、最近店で飲んでないということに気づいてしまった私。最も最近に飲んだといえば回転寿司屋でビールを飲んだくらいか?いやはや、最近貧素なアルコール生活をおくっている。Q7.よく飲む、もしくは思い入れのある5品。思い入れがある酒といえば、第1位:オーパスワン(ワイン)・・・私が音楽好きであることにちなんで頂いたワイン第2位:カロンセギュール(ワイン)・・・ホワイトデーといえばコレ第3位:結心(日本酒)・・・初めて白川郷を訪れた際に購入した酒。それ以来惚れ込んでいる第4位:アスティ・スプマンテ(ワイン)・・・安価だけど爽やかなイタリアのスパークリングワイン第5位:スーパーで買うビール全般・・・思い入れというよりは日頃お世話になっているということでQ8.ジョッキを渡す5人ジョ、ジョッキ?? なかなかすごい言い回しだが、飲んべえさんもそうでない人も、興味ある人はどうぞこのバトンを受け取って欲しい!----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】そろそろ新しい曲を弾きたい今日このごろ(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28,#29#28:3度の練習。単音部で音ミスをすることもあるが、ほぼ形にはなってきた。といっても、まだまだしなやかさにはほど遠いか。#29:重音練習。譜面どおりに弾けるようにはなってきたが、クラーマーの曲のなかではいまひとつ感情移入できず、練習曲と割り切って弾く自分がいる。まだテンポアップはできそうにないが、強弱・表現面を意識しよう。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:頭のなかでひたすらリズムを歌いながら弾くこと。●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01中間部がどうしても柔らかい流れにならないため、ウナコルダで対処しようとするのは、やはり甘い考えか。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ
May 16, 2006
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楽天ブックスの楽譜ランキングをなにげなく見ていたら、ユニークな楽譜が上位にランクインしていた。それが、「ピアノスタイル あきない!ハノン」である。な、なんなんだこれは?と早速調べてみると、どうやらこれはポピュラーミュージック用に作られた指教本らしい。指を鍛えるのは勿論、音程やコード、スケールなどについても学ぶことが出来る1冊である。ただ、特にハノン教本に準じて作られた、という訳ではなく、つまりのところ、ポップス版ピアノ教本のひとつなのだ。ピアノの指教本の代名詞ともいわれる「ハノン」、しかし、みんなかんじんなことを忘れていないか?ハノン教本は、いわゆるシャルル=ルイ・ハノンさんが作ったから、「ハノン」だということを。全訳ハノンピアノ教本完訳・増補版 ハノン・ピアノ教本それがいつのまにか、ハノン=指教本という図式が形成され、教本の類に「ハノン」を名乗るものがちらほらと?ジャズ・ハノン―ジャズピアノの基礎知識とその練習 シンコミュージックーリー・エヴァンス ジャズ・ピアノ96のエチュード[新版] 応用自在のジャズ・ハノン集ブルース・ハノン(シンコーミュージック 楽天では取り扱い無)ブギウギ・ハノン(シンコーミュージック)いや、決して批判的に語っているつもりではないのだが、当のハノン先生もまさかこんなに様々な「ハノン」が登場するとは思いもよらなかっただろう。それだけ、「ハノン」という名が教本として浸透している証拠でもあるのだが。また、本家ハノン教本をもう少し使いやすくしたといわれている教本も見受けられる。標準新版ハノン40の練習曲(1巻)標準新版ハノン40の練習曲(2巻)学習研究社から出版されているこれらの楽譜は、ハノン各曲(1巻は1~20番とスケール2オクターブ,2巻は21~38番とスケール4オクターブ)を1オクターブのみ(スケール除く)にしたタイプで、4つのリズム変奏付きだ。おとなのハノン~指の動きをよくするピアノ・トレーニング・ブック 〔ドレミ楽譜出版〕「こどものハノン」という楽譜も見かけたことがあるが、なんと最近では「おとなのハノン」なる楽譜もあったりする。こちらも本家ハノン教本から何曲か抜粋したうえで、全体的に易しくしている。大人になってからピアノを習う人には良さそうだ。本家ハノン、特に20番以降の指鍛錬曲は飽きが生じてくることがあるので、1オクターブに減らして練習するのも飽きないひとつの手段に感じる。これぞ、本当に「あきない!ハノン」?って最近ハノン、ご無沙汰だ・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】オール・シューマンデー!●シューマン 花の曲 Op.19弾きこみ段階。左伴奏部にて弱拍の和音が綺麗につかめていない箇所が見受けられる。テンポをあげることよりも、音を曖昧に弾かないことを念頭において。なんとか暗譜出来ないものかとトライしてみるものの、やはり途中でハッと停まってしまうこと多々。弾きこみ回数が少ないのか。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォ主旋律に絡む3連音符の音型をもっと大切に。勿論、そのヒステリックな主旋律もそろそろ卒業しなくては。花の曲同様、速く弾こう弾こうと思わずにもっと心に余裕をもたせて弾くことを心がけて。●シューマン クライスレリアーナOp.16から#01指さばき練習代わり。最初のテーマで必ずどこかの音をミスする。それが再現性無いものだから厄介だ。中間部は1年前よりはだいぶ安定して弾けてきているが、それでもバタバタしがちである。●シューマン アラベスク Op.18久々に練習。長調のテーマに続く短調部がやや忘れかけていたのだが、数回繰り返して弾いているうちになんとか取り戻した。この曲を弾くと、つくづく付点進行が下手であることを思いしらされる。
May 11, 2006
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郵便受けを開けたら、白い封筒が入っていた。えっなになに?と早速開けてみると、なかから出てきたのは各種リサイタル情報。以前、チケットを購入した会社からのダイレクトメールであった。そのなかで「おやっ」と手をとめる1枚がある。最近でいえば、スーパーピアノレッスンでお馴染みとなったジャン=マルク・ルイサダ、そのルイサダ氏が4年ぶりにこの秋、来日するらしい。折角なので、日時とプログラムを紹介しておこう。2006年11月8日(水曜日)18:30開場 19:00開演紀尾井ホールにてSS席7000円、S席5000円、A席4000円、B席3000円~演奏曲目~ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58チャイコフスキー:サロン風マズルカチャイコフスキー:ハプサールの思い出より無言歌 ヘ長調 Op.2-3グラナドス:ロマンティックな情景よりマズルカグラナドス:スペイン舞曲集より「祈り」Op.37-5ウェーバー:舞踏への勧誘-華麗なロンド 変ニ長調 Op.65プーランク:ワルツ ハ長調バルトーク:ルーマニア歌曲 第1番 Op.8aショパン:ワルツ第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」ショパン:ワルツ第3番 イ短調 Op.34-2ショパン:ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」ソナタの後に続くは、舞曲・舞曲・舞曲のオンパレード!私自身、ルイサダ氏のあの個性的な演奏を一度は生で聴いてみたいのだが、11月となると新たな家の絡みもあって非常に微妙な時期、多分無理だろう。というわけで、興味ある人は是非チェックしてみよう。と、チラシを読み進めていくと、ルイサダ氏演奏のCD紹介のなかで更に目にとまる文字が!2006年秋発売予定DVDNHKスーパーピアノレッスン「ショパン/ルイサダ」これ以上の情報は何もなく、これがレッスン風景も含めたあくまでも番組のDVDなのか、それとも、レッスンの模範演奏としてルイサダ氏が演奏したものだけを収録したものなのかは、分からない。ただ、以前スーパーピアノレッスンの番組内容がDVDになるという話は耳にしていたので、もしかしたらこれがそうなのだろうか。もう少し情報が入手できたら、またおって報告することにしよう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ルイサダ氏のリサイタル話に戻るが、パリ公演であればルイサダ氏の愛犬である黒ラブのボギーもルイサダ氏と共にステージに上がることもあるようだ(スーパーピアノレッスンのテキストにもそのような写真が掲載されていた)。ルイサダ氏をよく知る観客ならばそれも「なるほど~」と思うだろうが、何も知らぬ観客だったら、さぞやビックリしそう。
May 9, 2006
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「ボール犬ミッキー」フォトストーリー本を読んでいたところ、ある石碑の写真に目が釘付けになった。その石碑に刻まれていた言葉がこの日の日記のタイトル、「練習は不可能を可能にす」という言葉である。これは、慶應義塾大学の元塾長であった小泉信三氏が慶應義塾庭球部に送った言葉らしいのだが、、スポーツのみならず、なにかひとつのことをやり抜こうとする全ての人たちにとって、あまりに心に染み通る言葉ではないだろうか。少なからず、私はドキッとした。これって、普段私たちがせっせと練習しているピアノにだって言えること。だというのに、ゴールデンウィークは全くピアノに向かえずじまいの日々を過ごすことになろうとは・・・今の私にはこの言葉を口にする資格もなさそうだ。でも、もし、日々のピアノ練習に己の限界を感じそうになったならば、この言葉を思い出し、上達しないままの時間も次なるステップアップに向かうための大切な時間と思いたい。この小泉信三氏の「練習は不可能を可能にす」なる言葉がそのままタイトルとなった本も出ているらしい。私はまだ実際には読んでいないのだが、近々読んでみたいものだ。小泉信三著:練習は不可能を可能にす
Apr 28, 2006
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alice liddellさんのブログでユニークなバトンを発見。って、まだまだ「なんたらバトン」の類は健在なのか、としみじみと思いながら、そのバトンを拾わせて頂くことにした。しかし、そのタイトルが「小悪魔バトン」。うむ、私には全くもって縁遠い響きではないか、「小悪魔」だなんて(どちらといえば、私には「デビル」な響きがふさわしい)。あぁ、せめて気分だけでも小悪魔を味わいたい、というわけで、早速やってみよう、小悪魔バトン。そして、とりあえず音楽系ブログということもあるので、音楽に絡めてみよう。無理矢理だが(笑)Q1.(外見の)チャームポイントガーン、思い当たらない。いや、あの高橋多佳子さんにも覚えてもらえた長い黒髪、ということにしておこう。Q2.人に自信をもっていえる、自分の長所それはもう熱しやすく(冷めやすい)というところだろう。自分の好きなことを熱く語れるという点もあり?Q3.直せば、もっと人生楽しくなるぞ~!と思う、自分の短所とことん短気でそそっかしい。もっとおっとりしたい。Q4.憧れの人作曲家でいえば、ショパン、シューマン夫妻、音楽の父バッハピアニストでいえば、高橋多佳子さん、鈴木弘尚さん、小山実稚恵さん、ラファウ・ブレハッチさん(単なるミーハー、と言わないように!)Q5.恋愛に対して昔と変わった部分と昔から変わらない部分 <変わった部分>あぁ、何も変わらない・・・<変わらない部分>何かひとつのことに対して情熱を傾けている人に惚れがち。Q6.今一番、好きな言葉練習は不可能を可能にすQ7.幸せを感じるとき月並みだが、ピアノに向かっている時CDと楽譜を山のように買い、その重みを感じながら帰宅の途についた時いつか一緒に暮らすであろうワンコのことを考えている時Q8.次に回す5人興味ある人ならばどなたでも!----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●シューマン 花の曲 Op.19III曲の問題点はほぼクリアしたのだが、V曲の両手交差で音ミスを発生しがち。そのミスをひっぱる形でV曲しめくくりの部分が必ず音ミスをする羽目になる。また、慌てがちになってしまうのもいただけない。もっと気持ちに余裕をもって弾くこと。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化Op.26からインテルメッツォまたしても旋律の流れを無視しがち。ただ、流れの途中でスフォルツァンド指示があったりするため、その部分が妙にわざとらしくなってしまうのが原因か。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27(テンポ100でガンバレ)
Apr 26, 2006
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プレイエルピアノといえば、ショパンが愛用したピアノとして知られている。そのプレイエルピアノの展示・販売店が東京の国立市にあることをつい最近知った私。これは、「多摩武蔵野エリア探検隊の血が騒ぐ」というわけで、そのプレイエルピアノを販売している「サロン・ド・ノアン」なるスポットに早速出かけてみることにした。今回、そんな私におつきあいしてくださったのが、このブログで知り合ったYさん。Yさんも、サロン・ド・ノアンには興味があったものの、いまだ行ったことがない、ということで、急遽連絡を取り合って一緒に行こう!となったのだ。国立駅から公民館に向かって歩いていくと、その向かいにサロン・ド・ノアンはあった。店のなかを覗いてみると、プレイエルピアノたちがズラリと並んでいる。その奥にはヴィンテージ品のグランドピアノがドーンと待ちかまえており、訪れる人の心をがっちりつかむ。店の一角にはショパンに関する書籍が幾つも並んでおり、ショパン好きには思わず心そそられる空間だ。なかでも気になっのは、「ショパンの手紙」 ~人間ショパンが浮かび上がる~(アーサー・ヘドレイ/小松雄一郎訳) なる書籍。ようはショパンと友人知人、家族などの間で交わされた手紙の数々だ。しかし、値段をみると6090円、ここですぐにポーンと買えない自分が悲しい。勿論、この界隈でも話題となった書籍「弟子から見たショパン」、そして、ショパンの全曲解説書、楽譜などもあり、思わずにんまり。(しかし、楽譜は全音版しか置いていなかったのは残念。海外版含めて各版のショパン曲集をズラリ置いてあったら、もっと嬉しかったのだが・・・って、だったら楽譜屋に行けって言われてしまうか)さて、かんじんのプレイエルピアノの話をしよう。プレイエル社の二代目であったカミーユ・プレイエルとショパンは親交も深く、そしてショパンはプレイエルのピアノをこよなく愛したという(先日の日記でも掲載したが、ショパンはカミーユにプレリュードOp.28を献呈している。)。今回、パンフレットを頂いて知ったことなのだが、ショパンが1832年パリで初めて開いた演奏会は、なんとプレイエル社の演奏会場だったとか。ショパンは自分の気分が良い時、心身の力がある時にはプレイエルを弾く、という言葉を残している。きっとショパンにとって、プレイエルピアノの音色は心躍る心地良いものだったに違いない。あぁ、プレイエルピアノでショパンのプレリュードをササッと弾けたら、どんなにかステキだろう!しかし、ここのところ、すっかりショパンご無沙汰状態だった私にはそれはかなわぬ夢であった。今回は、Yさんが弾くプレイエルピアノdeショパンをたっぷりと堪能させて頂き、私の心にショパン熱の小さな火をポッとつけさせてもらった。それにしても、プレイエルピアノの音色って、予想以上に「明るい」印象を受けた。どちらかといえば、まろやかな音か、と勝手ながら想像していたのだが、それとは大きく異なっており、かなりくっきりと輪郭をもった音だったりする。ただ、お値段のほうは、アップライト型であっても国産グランドピアノが買えるほどの額ゆえ、やはりとことん惚れぬいた人でないと、なかなか手が出せない。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、Yさんとはその後ランチをしながら音楽話をいろいろ語り合ったり、某楽器店で過ごしたり、更にはYさん邸にまでお邪魔してしまった(あぁ、私ってなんて図々しいのだろう)。でも、とても楽しいひとときを過ごせて本当に良かった。なにぶん、私ったら態度はデカイが気は小さいって奴で、ピアノの試弾もまともにできない情けない人間だが、今回はピアノを弾く楽しさをYさんからいっぱい貰ったような気がする。本当に感謝感謝である。そして、同じ興味をもつ仲間って、ステキな存在だな、としみじみと感じた今日一日だったり。Yさん、ありがとう!----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #28#28:3度の練習。3度の予備練習を4/4拍子にしてテンポ90で繰り返す。その後、譜面どおりの進行で2/4拍子テンポ90で通して数回。指定テンポは138とのことだが、とてもとても無理そう・・・●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:通して数回。付点部を切って弾いてみると、ぶつ切り風になってしまい、どうも流れが悪い。流れ良く、それでいて跳ね感を出すのは非常に難しい。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」弾きこみ段階●シューマン 花の曲 Op.19最近、とにかくこの曲を仕上げようという気持ちが強いせいか、この曲だけで1時間以上もの間練習してしまうため、他の曲の練習がおろそかに。音ミスなどはかなり改善されてきているが、弱拍部の扱いがどうも乱暴気味。もっと丁寧に音を扱うこと。●ショパン ノクターン Op.48-1久々に弾いてみたが、後半はグタグタ・・・。花の曲が一段落したら再度練習しよう。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,24,27(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)(最近、基礎練習代わりにクラーマーの復習をあてるようになってしまった。)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
Apr 21, 2006
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朝、いつものように弁当を作りながらフジテレビの「めざましテレビ」を見ていたら気になるニュースに遭遇。なんとなんとあの、ピアノ漫画としては大御所的存在のである「神童」(さそうあきら氏著)が2007年新春に映画化されるというのだ。この漫画は1997年から1998年に双葉社の漫画アクションで連載され、クラシック音楽ファンを中心に話題になった作品のひとつ。現在のクラシック漫画といえば「のだめカンタービレ」と「ピアノの森」が定番的存在だが、「神童は」いわばその先駆けでもある。(勿論、懐かしき少女漫画「いつもポケットにショパン」なども人気作品だが)あらすじと、作品内に登場した数々のピアノ曲については、昨年の日記を参照あれ!→漫画「神童」の作者選曲BGMから気になる曲を探してみる(2005年3月16日の日記)さて、映画情報であるが、主人公「成瀬うた」を演じるのは女優 成海璃子さん。成瀬うたと出逢う音大浪人中の「菊名和音」を演じるのは松山ケンイチさんである。主演の成海璃子さんは幼い頃にピアノも習っていたというピアノ経験者ゆえ、ピアノ演技のほうも期待がもてる。作品内でも、音楽シーンが多々あるということなので、どのような仕上がりになるのか、我々音楽ファンを満足してくれる出来となるのか、非常に期待したいところだ。一時期「のだめカンタービレ」がテレビドラマ化する噂が流れた時は、あの独特のキャラクターを実写化されるのは無理だろう、と思ったものだが、「神童」のほうは割と実写化しやすいのではないか、という印象をもっていたりする。来春、映画化されたら、観に行こう、今からそう思っている。ここのところのクラシックブームで、テレビでも音楽を題材としたドラマあたりもぽつぽつと登場したりして?、そんな予感がしてきた。▼「神童」文庫版(双葉文庫)はこちら神童(1) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )神童(2) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )神童(3) ( 著者: さそうあきら | 出版社: 双葉社 )▼「神童」コミック版(Actioncomics)はこちら神童(vol.1)神童(vol.2)神童(vol.3)神童(vol.4)もしかしたら、映画化をきっかけにこの作品にふれる人もいるだろうし、また、この作品に登場する曲を練習してみたい、という人も増えそう。漫画に登場した曲がそのまま映画に登場するのか、それとも、映画では別の曲が採用されるのか、そのあたりも気になるところだ。
Apr 19, 2006
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先日までシューマンな話題が続いていたが、ここでロマン派つながりということで再びショパンの話に戻ってみる。って、最近すっかりショパンの前奏曲を練習メニューからはずしてしまったままであるが、ま、まさか既に弾けなくなっているのではなかろうか、という恐れからか、更に近づけない状態に。これぞ魔の悪循環というやつだ。っと、いきなり話がそれてしまったが、先日の日記にて音楽家同士での曲の献呈の話をチラリとしたことが発端となり、それではショパンはどうだったのだろうか?と気になりだしたら、もうとまらなくなってしまった。しかし、いざショパンの各曲の献呈について調べてみたら、××伯爵やら◎◎男爵、△△伯爵夫人、令嬢~といったものが多い。当時、ショパンが出入りしていた家の主やサロンつながり、ピアノを教えていた令嬢に曲を献呈した、というパターンも多いに違いない。そのなかで、今回は特に「音楽関係者」に献呈した曲にはどんなものがあったのだろうか、ということに着目してみることにした。●ノクターン第1~3番 Op.9-1,2,3 (カミーユ・プレイエル夫人に献呈)プレイエルピアノの二代目社長の妻であり、また、女流ピアニストとしても有名であった。●エチュード Op.10 (フランツ・リストに献呈)自信家リストがこのエチュード集を所見で弾けずに焦った、という話をPTNAサイトでの連載「ショパン物語」で読んで思わず苦笑(そんな裏話があったのか)。しかし、リストが演奏する自分のエチュードをえらく喜んで、献呈となったらしい。●エチュード Op.25 (マリー・ダグーに献呈)マリー・ダグー伯爵夫人といえば、当時リストの愛人であった。駆け落ち、更には子供ももうけたものの破局。後は女流作家となった。●2つのポロネーズ Op.26 (ヨーゼフ・デッサウアーに献呈)プラハの作曲家であったデッサウアーは主に歌曲の分野で活躍。ショパンの友人でもあった(曲には、「我が友」という文字が添えられて献呈された)●プレリュード Op.28 (カミーユ・プレイエルに献呈)プレイエルといえば、言わずと知れたあのショパンが愛したピアノがすぐに頭に浮かんでくるが、このカミーユ・プレイエルはその二代目経営者であり、また、作曲家でもある。●バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (ロベルト・シューマンに献呈)シューマンからクライスレリアーナOp.16を献呈されたお返しとして、ショパンはバラード第2番をシューマンに献呈。しかもこの曲、献呈用に作った曲の残り物だったという話も?●スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 (アドルフ・グートマンに献呈)ショパンの弟子であったグートマン(ピアニスト/作曲家)のことを、ショパンは非常に評価していた。●2つのポロネーズ OP.40 (ユリアン・フォンタナに献呈)ショパンの学生時代からの親友であり、ショパンに対して何かと世話をやいてくれた人。●ポロネーズ第13番 変イ長調(遺作) (ヴォイチェフ・ジヴニーに献呈)ショパンにとっての初めての音楽教師がチェコスロバキア出身のジヴニー。ショパンは少年時代にこのジヴニーから徹底的に古典音楽をたたきこまれた。●4つのマズルカ Op.41 (ステファン・ヴィトフィツキに献呈)ヴィトフィツキは詩人であり、ショパンとはパリ時代に知り合う。また、彼の詩にいくつかの曲を作っている。●マズルカ イ短調エミール・ガイヤールに (エミール・ガイヤールに献呈)ガイヤールはショパンの弟子であり、銀行家であったという。詳しいことはこれ以上分からず●ワルツ第9番 変イ長調 Op.69-1(遺作)「別れ」(正式な献呈ではないがマリア・ヴォジンスカに)マリア・ヴォジンスカは、ポーランドの貴族ヴォジンスキ伯爵の令嬢。彼女とは結婚寸前までいきながら結局別れることとなってしまったが、若きショパンにとっては生涯忘れることが出来ない恋だったのではないだろうか。何のとりとめもなく徒然なるままに各曲をあげてみたが、ショパンの献呈のなかにちょっとした人間関係図をみたような気がしてならない。そういえば、これまでショパンの楽曲解説についてはいくつかの文献を読んできたものの、いまだ、ショパンの人物史に関する文献をしっかり読めていないままである。バルバラ・スモレンスカ・ジェリンスカ 著 決定版「ショパンの生涯」音楽之友社からでている「決定版ショパンの生涯」、以前からこれを読んでみようかと思っているのだが、なかなか読めずじまい。こうして、中途半端に読みかけの本がどんどん増えていくばかりな、そんな今日このごろである。◆ ◆ ◆ ◆ ◆余談であるが、東京都国立市には「サロン・ド・ノアン」なる店があり、1階フロアにはプレイエルピアノギャラリーがあるらしい。ショパンに関する書籍などもおいてあるとのことなので、今度時間の都合がついたら訪れてみたいと思っている。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27,#28#27:両手レガート練習。とにかく回数をこなして。#28:3度の練習。本日もまだまだ曲慣れに時間を費やす。とにかく焦って弾かずに音ミスを減らすことを念頭に置いて。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:交互に登場するテーマと軽やかな流れがいまだ出せず。特に後半はバタバタ感がとれず。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日は練習というよりも、息抜きのようなひとときでこの曲に取り組む。●シューマン 花の曲 Op.19昨日と変わらず、III、V曲中心。そして最後II曲クライマックスの進行に慣れる段階が続く。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
Apr 12, 2006
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昨日に引き続き、月刊ショパン4月号を熟読する私であるが、防音特集のほかに気になる記事といえば、やっぱり「クララ・シューマン没後110年」の特集である。没後110年・・・?ふと、今年は「ロベルト・シューマン没後150年」であることを思い出していた。ということは、ロベルトが亡くなってからちょうど40年後にクララはこの世を去ったということか。どうしてもロベルトばかりが目立つシューマンイヤーであるが、同じ女性としては「クララ・シューマン没後110年」であることもしっかり記憶にとどめておきたい。ちなみに彼女が亡くなったのは5月20日。もしかして昨年所沢まで足を運んだあの「シューマンレクチャーコンサート」の開催日も5月20日だったような気がする。偶然なのか、それとも狙ったのか、彼女の命日にレクチャーコンサートを開いてくれたのだな、と昨年を懐かしく思い出したりも。(そういえば、会場で評論家の荻谷由貴子さんもこの点に関して語っていたような気がする)さて、月刊ショパンのクララ・シューマン特集記事を書いているのも、レクチャーコンサートでじっくりとシューマン夫妻について語ってくださった荻谷由貴子さんによるものである。記事を読むと、これはまさしく昨年のレクチャーコンサートを思い出す内容そのものだ。■「クララ・シューマンその光と影」特集に触れて記事は、クララの一生について綴られている。幼い頃からピアニストとしての才能を発揮したクララ、そしてロベルト・シューマンとの出逢い、やがて恋に落ち、父であるヴィークに結婚を反対されながらも法的な手段で結婚を認めさせたという話は有名だったりする。が、結婚した後は、ロベルトの作曲活動に邪魔にならないように、と自分のピアノ練習もままならぬまま、それでも演奏活動は続けていたとか。ブラームスとの出会いについてや、ロベルト没後のクララについても興味深い。クララとブラームスに関しては、研究者によって二人の関係の描き方が異なっていたりもするが、多分、男だ女だという域とは全く次元の異なった関係のような、そんな気がしてならない。ページをめくると、クララをめぐる人物相関図が掲載されており、彼女の両親をはじめとして兄弟や子供たちを知ることが出来る。同時代の音楽家としてリストやショパン、メンデルスゾーンもあげられており、あぁ、まさしくロマン派の熱き時代が感じられる。クララはピアニストとして知られていたが、同時に作曲活動もしており、楽譜も出版されている。クララをもっと知りたい人は、彼女の作品に直接触れてみるのもまた良いかもしれない。個人的には、昨年のレクチャーコンサートで聴いた「ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20」あたりに妻の愛をしみじみと感じたりもする。この曲は、ロベルトが43歳の誕生日に贈られた作品である。この曲と対にして演奏したくなるのが、ブラームスによる「シューマンの主題による変奏曲Op.9」、こちらはブラームスからクララに献呈した曲だったりする。いつか、クララ作の「ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 Op.20」を弾いてみたい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆私は作曲の才能はほとんどないため、誰かのため(に限らず、だが)曲を作るだなんてことには全く縁がないだけに、自分の思いが「曲」という形で表現できたら、どんなにか素晴らしいことか。いやはや、うらやましい・・・まぁ、作曲に限らず、芸術の分野はそれぞれの形で自己表現が出来るのだが、いまだ自分に余裕がもてずに、自己表現どころではない、という辛い現実に直面している。それが今の自分だ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆そうそう、クララ・シューマンといえば、こんなDVDを発見。その名も「哀愁のトロイメライ・クララシューマン物語」、いわゆる伝記映画であるが、4月28日発売だとか。あぁ、買うべきか悩むところである。哀愁のトロイメライ/クララ・シューマン物語 廉価版(期間限定生産)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27,#28#27:両手レガート練習。とにかく回数をこなして。#28:3度の練習。右の3度ばかりに意識が集中していると、左手がぞんざいになってしまっている。特にオクターブを押さえつけるように弾くのはいただけない。左の流れもきちんと意識すること。といっても、今しばらくはとにかく右進行に慣れること。あぁ、この曲はしばらく長々と続ける羽目になりそうか?●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:ついついシフの演奏を聴く機会が多いせいか、真似した弾き方になってしまう。ただ、「跳ね」の位置などは演奏者によってだいぶ異なっているため、非常に悩ましい。テーマにおけるリズム「タ タッタ タ~タタタ タッタ タ~」のこの空白を切って弾いた方が軽快さはでるのだが、人によってはベタ~っとつなげて弾いている人もいるようだ。さぁ、自分はどう弾く?●シューベルト=リスト「水車屋と小川」やはり後半のテーマ再現部の旋律がいまひとつ弱い。広い音域進行を弾く際には自然に自然に!今のままでは、もったりしすぎである。●シューマン 花の曲 Op.19本日も第IIIとV曲を中心に練習。II曲の後半で調が変わる箇所、そして最後に現れるII曲のクライマックス部もやや迷いながら弾いている感があるため、しっかりと進行を身体に覚え込ませること。各所に現れるritも自然にテンポを飼えるように。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
Apr 11, 2006
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月刊ショパン4月号が発売されてかなりの時間が経過しているが、ようやく本雑誌を手に入れることが出来た。ここのところ、なかなか楽器店に足を運ぶタイミングがなかったのだが、雑誌コーナーにはまだまだ多数並んでおり、ほっと一安心、といったところ。4月号で気になった記事といえば、「ピアノの音は騒音!?」なる特集である。我が家でもハウスメーカ提供の防音工事を施すことにはなっているのだが、当初、腰高窓の予定だったものを、ピアノの搬入を考慮して大きな掃き出し窓にせざるを得ないという点も気になってしかたがない。(ハウスメーカにピアノの寸法を伝えたところ、防音ドアからの搬入も可能と言っていたのに、いざ楽器店に問い合わせてみたら「その寸法じゃ無理ですよ」と言われてしまったのだ。)そんな状態ゆえ、更に自分で防音に関して手を施せるものはないだろうかと、この記事をどうしても読んでみたくなったのである。記事は、ピアノ騒音殺人事件に始まり、世界各国の防音事情へと話は広がる。国によっても「音」に対する意識はそれぞれである、ということがこれによってよくよく分かる。なかでも、中国が音の意識に関して寛大というのが非常に意外に感じられた。他の国については、まぁ気になる人は実際に記事を読んでみよう。そして、次に防音対策としていくつかあげられている。まず防音室の紹介に始まり、防音グッズの紹介へ。ピアノの足につける防音ゴムや防音防振マット、更にはアップライトピアノの背面に貼るタイプの防音装置まであるようだ。なかには、グランドピアノ防音装置と称して「スーパーミラクルソフトGP用」なる製品まであるが、はて、これはどのように設置するものなのだろうか?(と思ったら、Webサイトがあった→こちら)個人的に興味があったのは、音場調整スタンドなるもの。室内の音場の改善をしたい場合にサクッと使えそうな一品だ。ただし、1枚あたり3万円前後とお値段もそれなり。これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれかもしれない。さてさて、場所を選べば楽器可能な賃貸物件もあったりもする。皆、それぞれ楽器の練習がしたくてこのような物件を選ぶのだろうから、楽器可能マンションの類は願ってもないのではないだろうか。いやはや、以前の日記でもちょっと話が出たが、自由にストレスなく楽器の演奏が可能な「音楽の町」なんていうところがあったら、どんなにかパラダイスか・・・◆ ◆ ◆ ◆ ◆おっと、ショパン4月号ではこのほかにクララ・シューマン没後110年特集も組まれている。これについては、また別途話題とすることして、今日はこのへんで。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27,#28#27:両手レガート練習。とにかく回数をこなして。#28:3度の練習。どうも3度の後の短音スタカートを音はずし気味なので、手の形や力配分、動きなども考慮しながらゆっくり練習すること。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:装飾符がもう少し自然に入るようにする課題はもとより、ジーグのリズムをいまいちど復習して。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」実際に歌いながら弾いてみると良いだろう。伴奏部と旋律をごっちゃにしないで。●シューマン 花の曲 Op.19今日は各曲をブロックごとに練習。特に第III曲とV曲を中心に。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
Apr 10, 2006
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インターネットの大海をさまよっていたら、ある興味深い絵本があることを発見。それが「オオカミくんはピアニスト」(石田 真理 著)なるタイトルの絵本である。まだ実際に入手はしていないので感想は書けないのだが、今、無性に読んでみたい1冊であることは確かである。オオカミくんはピアニストどんな話なのかというと、孤独なピアニストのオオカミくんのもとにある1通の手紙が届く。「ピアノをきかせてください」と。オオカミくんはその手紙の出した主のもとに出かけていき・・・・という話らしいのだが、あぁ、気になる気になる!実際に読んだ方々のレビューを読んでいると、なかなか心にジンとくるお話だとか。オオカミくんはピアニストだから、行く先々では演奏を歓迎してくれるけれども、普段はいつもひとりぼっち。そんな情景を絵とストーリーでどのように表現されているのだろうか、と思うと、読む前からあれこれ想像を巡らせてしまいそう。昔は絵本といえば子供が読むための本だったが、最近では大人が読んでも心温まる本が多い。勿論、音楽好きなお子さんがいれば読んできかせるのも良さそう。この「オオカミくんはピアニスト」を読んだことがある人はいるだろうか?私も近日中に買ってみようかな、と思っている。と、あいかわらずピアノや音楽が題材とされた本を探したり読んだりするのは楽しい。この本を読んだら、自分なりにこの絵本にあったピアノ曲に思いを巡らせてみるのも、これまた楽しいだろう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。弾きこみ段階へ。数日安定して弾けるようであれば次へ。#27:両手レガート練習。再び弾きこみ段階へ。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。ジーグ:付点の取り方がどうにもいまひとつ定まっていない(たどたどしい)。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17●シューベルト=リスト「水車屋と小川」通して練習後、今日も29~83小節までを重点的に練習。ようやく進行全体と、左の広音域進行にも慣れてきたことを実感。あとは、最後のテーマ部でいかに旋律を歌うか。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Mar 15, 2006
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先日、鈴木弘尚さんの演奏する「交響的練習曲」に浸ったことがきっかけで、気持ちだけはシューマン熱を取り戻した私であるが、なかなか日々の練習にはそれが反映されるにまでは至っていない。時々、復習として「アラベスク」と「ウィーンの謝肉祭の道化~インテルメッツォ」を練習の最後に弾くくらいにとどまっているのだが、シューベルト=リストの「水車屋と小川」が一段落したら、再びシューマンの曲から1,2曲は練習してみたい、という意欲がわいてきている。ところで、シューマンの「交響的練習曲」といえば主題と12曲からなる変奏形式の練習曲、そして遺作である変奏曲が5曲から構成されている。私は、鈴木氏のデビューCD「Etudes symphoniques」のライナーノーツを読んで、その時初めて「遺作である変奏曲5曲は、曲の間に自由に入れることができる」ということを知った。つまり、この遺作たちが曲の何処に入るかによって、全体構成も大きく変わってくる、ということだ。これはとても興味深い。交響的練習曲の演奏順序については、以前CD視聴レポートの時にもサラリと語っているはずなのだが、いかんせん既に膨大な数の日記量となってしまっているため、どこかに埋もれてしまったままだったりする。ということで、今回はきちんと日記の「タイトル」にわかりやすく明記して各演奏家による「演奏順序」について考えてみたい。■鈴木弘尚氏の演奏鈴木氏は、練習曲の合間に遺作変奏曲をふんだんに挿入しているパターンである。そして最後には華麗な練習曲XII(フィナーレ)で終わっている。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III変奏曲I(遺作)練習曲IV789101112練習曲V変奏曲IV(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI練習曲VII131415161718練習曲VIII練習曲IX練習曲X変奏曲III(遺作)練習曲XI練習曲XII(Fin)■アンドラーシュ・シフ氏,イョルク・デムス氏の演奏シフとデムスの演奏では、遺作とそうでないものを分けて考えている。というわけで、演奏順序も楽譜どおりといって良い。実は初めて交響的練習曲を聴いたのはシフの演奏だったため、この順序に耳が慣れてしまったせいか、鈴木氏の演奏順序を耳にした時、非常に驚いてしまった記憶がある。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112練習曲VI練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲XI練習曲XI131415161718練習曲XII(Fin)変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)■舘野泉氏の演奏舘野氏の演奏では、練習曲I~Vのあとに、遺作である変奏曲を5曲挿入、そして残りの練習曲VI~XIIまで、といった構成になっている。やはり最後に練習曲XIIをもって華々しく終わる、というパターンを好むのか。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI131415161718練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲X練習曲XI練習曲XII(Fin)ちなみに楽譜ではどう掲載されているのだろうか、とチェックしてみたら、春秋社版では主題→練習曲12曲→遺作5曲の順番で掲載されており、ブライトコップ社ライセンス版では、なんと遺作は掲載されていなかった。遺作含めた練習をしたい人は要注意である。シューマン集3(春秋社)いやはや、演奏者によって曲の順序が異なる曲というのもなんとも面白い。演奏者自らがシューマンの世界を利用して自分のドラマを形成できるのだから。今回はサンプル数が4人分の演奏とかなり少なかったのだが、実際にはどのような順序で弾かれていることが多いのだろうか。(私自身、もう少し音源を多数持っているつもりになっていたのだが、シューマン熱にうなされていた時分はクライスレリアーナばかり集めていたもので・・・)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。進行に慣れてきたため、そろそろ強弱を意識して弾くこと。13~16小節についてはもう少し要練習を。#27:両手レガート練習。6小節の左手進行1拍目4-2指遣いであるところを勘違いしていたため、修正。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:3月中旬にしてようやく曲に慣れ始めた。あとはじっくり弾きこんでいこう。3月中にある程度形になるところまでもっていけるだろうか。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:またしても左跳躍が聴くにたえない状況に。手の移動に問題ありか。#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日も29~83小節までを重点的に練習。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の不意な練習●ダカン「かっこう」
Mar 13, 2006
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既に今年の1月だったか2月に発売されているのだが、音楽之友社からショパンのエチュード集が出ているらしい。ショパンエチュード楽譜コレクターになりたい身(当分なれそうにないが)としてはちょっぴり気になる存在の楽譜であるが、ご存じのかたはいるだろうか。標準版 New Edition ショパン エチュード集この楽譜は、1995年に開催された第13回ショパンコンクールで第2位(最高位)を受賞したフィリップ・ジュジアーノ氏が監修し、ショパン協会国際連盟の理事である東貴良氏が編集したものである。ショパン協会国際連盟が協力したということもあってか、ショパンの弟子たちが持っていた楽譜などの資料も含めて研究された楽譜のようで、ある意味、ショパン弾きのバイブル的存在な書籍である「弟子から見たショパン」を楽譜にしたようなもの・・・だろうか。「弟子から見たショパン」を読み尽くしていれば、特にこの楽譜で勉強しなくとも良さそうだが、やはり楽譜という形になっているほうが手軽なような気もしてならない。なにやら譜めくりにも重点をおいている、というあたりも非常に気になる。近々この楽譜を見てみたい、あぁ、また散財に走ってしまうか、かろうじで踏みとどまるか、それはまだ誰にもわからない。もう散財はするまい、と心に誓ったのに(笑)こうしてまた同曲別版の楽譜たちが増えていくのか。(いや、まだ買うと決まった訳ではない)◆ ◆ ◆ ◆ ◆最近すっかりショパンのエチュードからは縁遠い存在になってしまった。一時期、Op.10-1ハ長調を練習してようやく何かつかめそうな気がしていたのに、途中でやめてしまってから早1年近く・・・折角暗譜しかかっていた音の記憶も既にどこかへ消えてしまった。あれほど練習しておきながら、途中放棄した曲たちって、今まで一体何曲くらいあるのだろう?数えてみたら、ゾッとするかもしれない。そういえばちょうど昨年の今頃、腱鞘炎で1ヶ月にも及ぶ禁ピアノ生活を送っていたっけ。時間が経過するのは本当に早いものだ。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。12小節の左32分音符進行の休符部分がリズムよくいかない。13~16小節の右進行が大きくつまずき気味。要部分練習。#27:両手レガート練習。弾きこみ段階・・・とはいえ、まだしばらく格闘しそう。リズム変奏練習。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:まだテンポはあがらず、軽やかさのかけらもない状態が続く。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16 #17#16:左跳躍がグダグダ。やけくそ気味に弾くのは見苦しい。前半部は良いが後半部の右進行がきちんと流れない。指を押さえつけながら弾いてはダメ。#17:弾きこみ段階。またまた和音伴奏部が汚くなりぎみ。旋律も分断しがちなのでいまいちど旋律だけを歌いながらさらう必要あり。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」29~83小節までを重点的に練習。33小節からの左手側の広音域アルペジオがなめらかにならない。64小節以降の短調部の左進行、音ミス多し。進行をもっと頭にたたきこんで。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(水曜日編)●シューマン アラベスク Op.18
Mar 8, 2006
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まずは結論から言おう。新居に併せてグランドピアノを購入する計画が着々と進んでいたはずなのだが、家族から「ピアノの購入は1年ほど待ってね」と通告されてしまった。というのも、我が家族はとにかく数字を扱うことが大好き。Excelを駆使して、今回の新居購入に伴うローンシミュレーションをしてみたところ、購入後3年間ほどはかなり節約生活を強いられることになりそうなのだ。勿論、鬼のように繰り上げ返済をしていく予定ゆえ、それも仕方があるまい。もしも家族に何かがあった場合に、預金が少ないのは非常に不安である。となると、新居購入の頭金として取り込まれなかったピアノ購入預金が当面の「もしも」預金に充てられてることは自然の成り行きともいえる。まぁ、「もしも」がなければ約1年後にはめでたくグランドピアノが買える・・・はずだ。しかし、年末には新しい家で新しいピアノと共に過ごせるだろうと期待していただけに、ショックである。だいたい「家を購入する」にあたって土地代や建物代以外の「諸費用」というのが、あまりに多すぎる。勿論、予想はしていたが、その予想を上回ってあれやこれやと税金やら保証料やら仲介手数料やらがかかるのだ。私の体調もあまり良くなく、病院に行ったりでここのところ医療費もかかっている。不健康というのはお金がかかるのだ。とにかく健康になることが節約への弟1歩ではないか(って何か変だ)。まだまだ私のお疲れ気味の電子ピアノにも頑張ってもらわねばならない。そう考えてしまうと、何故かがむしゃらに練習することが躊躇されてしまう今日このごろ。えっ、練習不足の言い訳にしているって?(誰かに言われる前に自分で言っておこう。)◆ ◆ ◆ ◆ ◆そういえば、6畳におけるグランドピアノって、だいたいどのあたりが限度なのだろう。そんなこともまだきちんと把握できていない状況だ。まぁ、そのあたりを選んでいるうちにあっという間に1年が経ってくれると良いのだが・・・
Mar 4, 2006
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ここのところ、テレビのニュースやワイドショーなどではひっきりなしに、トリノオリンピックに関する話題が流れている。スポーツ観戦といえば、モータースポーツ以外はほとんど縁のない我が家であるが、これだけテレビ各局で取り扱っていると、自然と耳に入ってくる。この日、ちょうどテレビでは男子フィギュアスケートの高橋大輔選手の話題がやたら取り上げていた。というのも、フリー演技の冒頭での転倒が影響してしまったか、結果は8位と本人としても悔しい結果となってしまったのだ。大きな舞台を経験している人ならばきっと分かるであろうが、こういう舞台には魔物(実はそれは自分のなかの「不安・恐怖・プレッシャー」といった"心"だったりもする)がこっそりと隠れていたりもするので、それに打ち勝つのはなかなか難しい。しかし、いつまでもその場に立ち止まるのではなく、前を向いて次のオリンピックに向けて猛進して欲しいと願っている。それにしても、報道はちょっとイジワル過ぎないか。何度も何度も転倒シーンだけをしつこく繰り返し流すのだもの。まるで、番組NG特集かのごとく、あまりにしつこいのでちょっとうんざり気味。もう少し配慮ある報道の仕方が出来ないものかしら、と思わずチャンネルを変えてしまった。ところで、ちょうどその高橋大輔選手がフリー演技の際に選曲したのが、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。クラシック好きには勿論、ピアノを愛する者たちの間でも人気の高いこの「ピアノ協奏曲第2番」に、思わずフフフン~と耳を傾けていたら、家族が一言聞き捨てならぬ言葉を放つ。「この曲ってさ、昼ドラみたいだね。」ひ、昼ドラ??昼ドラって、ドロドロベタベタの、あの昼さがりのドラマたち??まぁ確かにこの曲、決して明るくはない。ドラマティックな展開で、私としては昔から映画音楽風とは思っていたのだが、さすがにこの曲を「昼ドラ」と言われてしまうと、なんとも複雑な気持ちだ。(実際、昼ドラといえばクラシカル且つドラマティックなBGMでドロドロ具合を盛り立てている様子も伺えるが。)◆ ◆ ◆ ◆ ◆実は、白状してしまうと、昔からこの曲が好きだったという割には、中村紘子さんが演奏したCDしか所有していないという、寂しいライブラリ状態である。あとは、テレビやラジオで聴いたり、遠い昔に実家の父のLPを聴いた記憶しか残っていない。あぁ、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番といったら、誰の演奏が名演なのだろう??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)#32a(3-4指を交互に保持)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27#27:両手レガート練習。本日もメトロノーム練習で。テンポは76から始まり80→86へ。テンポ86では若干曖昧なところが出てくるため、もう少々練習の必要有り。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:徐々に17小節からの左トリルが改善し始めている。この調子で頑張れ。ジーグ:譜面に従って弾くレベル。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16 #17#16:テンポ126で繰り返し練習。#17:弾きこみ段階。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1やはり時々弾くレベルではとてもじゃないが進歩の度合いは低い。まぁ後退していなかっただけマシか●ショパン ノクターン第3番 Op.9-3ちょっぴり譜読みしてみる。といっても、最初の1ページのみ(笑)----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Feb 17, 2006
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2月14日バレンタインデーという日のタイミングをすっかり逸してしまったが、まぁとりあえず言葉少なげにウダウダっと書いておくことにしようか。独身時代は、がらにもなく手作りチョコなんて作ったものだっけ。勿論、手作りは本命オンリー、世間でいう「義理チョコ」つまりお歳暮チョコは近くのデパートで買ったりしていたが、よくよく考えたらそちらの方が美味しかったりして。まぁそれはさておき、中学時代の想い人(?)がよく弾いていたのが「マイファニーバレンタイン」、ピアノではなく、エレクトーンだったのだが、初めて聴いた時からすっかりトリコになっていた。その彼のことは勿論のこと(笑)、その曲にも。ジャズのスタンダードナンバーとしてもよく聴かれる「マイファニーバレンタイン」だが、そのエレクトーンアレンジでは、クラシックのオーケストラ演奏のような壮大なアレンジだったりする。確か、有名なエレクトーンプレイヤーによるアレンジだったと記憶しているが、どうしても思い出せない。ジャズピアノソロアレンジの「マイファニーバレンタイン」も近頃聴いたことがあるのだが、あぁ、私もあんなふうに弾いてみたい、と思ってしまった。たまにはクラシックから離れてみるのも良いはず・・・と言いながら、なかなか抜け出せないままなのだが。マイファニーバレンタインの良いピアノ楽譜をご存じの人、いるだろうか。それにしても、「マイファニーバレンタイン」とは一体どんな意味なのだろう?ファニーって、「おかしい」とか「滑稽な」という意味のはずだが、それでは「私の滑稽なバレンタイン」??うーむ、英語は苦手だ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆バレンタイン、バレンタインと大騒ぎするのだが、そもそもバレンタインとは何なのだろう? もしかして、それを知らぬまま、ただの「告白の日」と思いこんでいる人も少なくないのではないだろうか。えっ、知ってるって?そう、野球の監督。ではなくて、3世紀頃のローマでは皇帝によって兵士たちの結婚が禁じられていたのだが、司祭であるバレンタインは秘かに兵士たちを結婚させていたらしい。それを知った皇帝がバレンタインを処刑、その日が2月14日だったのである。その後、バレンタインを愛の守護神とし、愛する者同士気持ちを伝え合う日となった・・・とか。それにしても、どうしてそれがチョコレートとなったのか、やはり昔ながらの噂通り、菓子メーカの策略なのか。ちなみに、もともとバレンタインデーは女性から男性に気持ちを伝えるに限ったことではない。事実、アメリカでは男性から女性に花やアクセサリーなどを贈ったりもしているとか。だから勿論ホワイトデーなんてない。うーむ、何時の間に日本独特の習慣が出来てしまったのだろう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆で、チョコはちゃんとあげたのかって?はい、あげましたとも。ザッハトルテなるチョコケーキを。ホール型ケーキだったらかなりの割合で私にもおこぼれが来るであろうと信じて・・・多分・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(体調不良で結局これしか練習できずじまい・・・)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27#27:両手レガート練習。少しずつ強弱を考慮して弾いていく段階へ。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,IIメヌエットI:弾きこみ段階へ。メヌエットII:17小節からテーマ再現部手前意外はほぼまともに弾けている状態なのに、どうしても左手のトリルが綺麗に入らない。まるでクラーマーの22番のトリル苦戦の再来かと思いたくなる。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド
Feb 14, 2006
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数日前、テレビの報道番組で「1月31日は愛妻の日ですよ。世の旦那様は奥様に感謝する日ですよ。お花でも買って帰りましょう」と語っていた。えっ、どうして「愛妻なのだ?」と思ったら、1=あい 31=さいなるほど、私の大好きな語呂合わせか。しかし、いつもと何ら変わることのない1日であった。◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、1月31日といえばもうひとつ。世の中はモーツァルト生誕250年でで盛り上がっているが、忘れちゃいけないこの人の存在を、ということで、この日はシューベルトの誕生日でもある。31年という短い生涯だったが、それでも1000曲以上の曲を作り、歌曲や交響曲、室内楽曲、そして勿論ピアノ曲は今でも多くの人の心のなかで歌い続ける。しかし、私自身はシューベルトの音楽とは深く関わりをもたないまま、現在に至ってしまった。ピアノ曲でいえば、せいぜい「即興曲」Op.90の2番と4番だけを中学時代に練習したに過ぎない。同じ楽譜に掲載されていた「楽興の時」は結局弾かずじまいだった。その分、学校の授業では割とシューベルトに親しむ時間もあったはず。歌曲「魔王」の、あの3連符連打のピアノ伴奏に憧れ、そして音楽のテストでは(本人としては)熱唱した(つもりの)「アヴェマリア」、いずれも心に残る曲たちだ。あの歌を歌うと、何故か心のもやもやが浄化されるような気がしてならなかった。って、当時から心のなかは真っ暗闇だったのか?いや、ある意味、私はアヴェマリアを歌いながら、懺悔していたのかも(誰に?)おっと、折角なのでピアノの話題に戻そう。シューベルトのピアノ曲で親しまれている曲といったら、何なのだろう。私自身はいかんせん即興曲しか弾かなかった寂しいレパートリーの持ち主ゆえ、各曲について熱く語ることはできないが、ソナタは21曲もあるし、「さすらい人幻想曲」も有名なことくらいは把握しているつもりだ。ただ、ここのところ、最もよく聴いているシューベルトの曲といえば、リストが編曲した「水車屋と小川」。この曲は、シューベルトの歌曲「美しき水車屋の娘」の第19曲が原曲であり、リストが編曲した割には技巧が際だちすぎていないところがこれまた良い(なんてことを言ってしまって良いのだろうか)。小川の流れが非常に美しく表現された、まるで風景が目に浮かぶような曲なのである。今、シューベルトの曲で最も弾いてみたい曲が、この曲だったりする。でも、楽譜がなかなか見つからない。どなたかご存じな方がおられたら、是非ご一報を!!というわけで、折角のシューベルトのお誕生日ではあったが、シューベルトの曲は何も弾かぬまま、いつもの練習を終えてしまった私。おわびとして、今宵は「水車屋と小川」でも聴きながら穏やかな気持ちになろう。私のシューベルトの思い出はこのように貧困きわまりないものであったが、皆さんはいかがだっただろうか?----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25#25:手首を使う練習3。ある程度弾けたところで教則CDを聴き直してみると、「は、速い・・・」と愕然。教則CDはペダルを多用しているとはいえ、とてもではないが同じ曲には思えない。おまけに、テンポをあげると苦手箇所である17~22小節でどうしてもつまずいてしまう。曲中後半手前のピアノ(弱)の部分、それまでの流れから変化をもって弾きたい。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI,IIアルマンド:弾きこみ段階。(まとめ段階)クーラント:まだまだ安定せず・・・サラバンド:弾きこみ段階。A稿プラスアルファの装飾符にて、まとめ段階。メヌエットI:自分的に欲しいと思う装飾符にチェックを入れ、舞曲らしさをもって弾くこと。メヌエットII:A稿における装飾符を含み、練習。オーバーラッピングなどが多数登場するなど指遣い面で特徴があるため、譜面をよくよく見て弾くこと。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120にてペダル練習。ペダルを付け始めると右手側の進行が崩れてしまうのは、まだしっかりと流れが確立できていない証拠??あれほど地道に練習を続けてきたというのに。#17:今日も伴奏部の和音に意識を傾けて。強弱ももっと豊かに。くれぐれも左側が鋭いバス音にならぬように。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5
Jan 31, 2006
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夜、ワンコ用のケージ、つまりワンちゃんがお休みできるハウスをインターネットで検索していたところ、思わぬケージに遭遇してしまうこととなった(だからインターネット検索は面白い!)。さぁ、ここまで読んですぐにピーンとくる人もいるはず。ってタイトルに書いてしまったか(笑)私が遭遇したケージとは・・・そう、ジョン・ケージ。アメリカの現代音楽家である。彼の名前を聞けば「あぁ、4分33秒の人ね」というほど、今回話題として取り上げる「4分33秒」は有名で、且つ奇抜?な作品なのだが、ご存じだろうか。私がこの曲に出逢ったのはここ数年のことなのだが、この曲の特長、それはなんといっても「無音の美」である。一応ピアノ曲として作られた曲であり、ピアニストが鍵盤の蓋を開けることによって曲が開始される。そして、曲の間、全く音を出さずに演奏、そして鍵盤の蓋を閉めることによって終曲を表している。そして、その無音の曲はなんと「3楽章」から形成されており、その演奏時間は奏者によって自由で良いのだとか。それでは何故、「4分33秒」といわれているかというと、この曲の初演が4分33秒(1楽章は33秒、2楽章は2分40秒、3楽章が1分20秒)で演奏されたことから、この名前が通称としてつけられたらしい。それではもともと何というタイトルだったのだろう。これについてはWikipediaに詳しく書かれているので、興味ある人は読んでみよう。この曲はピアノ以外の楽器でも当然演奏可であり、オーケストラや他の楽器などでも演じられることもあるとか。そのWikipediaにも書かれてはいるが、この曲で重要なのは「無音」ということではなく、その演奏中に感じられる様々な外的な音に耳を傾ける時間、という意味合いも含まれているようだ。それにしても、どうして彼はこんな曲を作ってしまったのか。ケージが「無音」を聞こうとして訪れた無響室で、「己から発せられる音」を聞いてしまったことによる「人間が生きている限り、音がない世界は無いのだ」という悟りから、この曲が生まれたともいう。ちなみに無響室とは、外的騒音をシャットアウトし、室内の反響音をほとんどカットした部屋。音響実験などではよく使われる専用部屋であり、私も昔勤めていた会社で何度か実験で使用しているのだが、なんというか、あの部屋にいると妙な圧迫感のようなものを感じ、言葉を発するのも憂鬱になるような感覚になったものだ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆実はこの「4分33秒」、以前にあのテレビ番組「トリビアの泉」でも取り上げられ、実際にステージでピアニストが4分33秒間演奏(?)した映像を観た記憶がある。これと対となる内容として、エリック・サティの「ヴェクサシオン」なるピアノ曲はなんと演奏するのに18時間もかかる、という話題も取り上げられ、これも実際に番組で演奏(勿論途中カットされているが)したから、スゴイ。ちなみにこの曲は、52拍からなるフレーズを840回延々と繰り返すだけの曲であり、それでいて世界最長の曲としてギネスブックにも掲載されているとか。ちなみにヴェクサシオンの意味、それは「嫌がらせ」、はい、ほんと演奏者にとっても、聴く者にとっても嫌がらせの他、なにものでもない??って、ワンコ用ケージから、どうしてここまで発展するのか???◆ ◆ ◆ ◆ ◆この世の中、奇妙キテレツな曲がきっとまだまだ山のようにあるのだろう。確か、世界で最も短い曲なんていうのもあったような??音楽って感動するだけでなく、時には笑いと苦痛をもたらすものもあるのね。そんなとっておきの1曲、ご存じだろうか?----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25#25:手首を使う練習3。強弱が不自然すぎ。もっと自然に!!慣れたとはいえ、後半は不安げに弾いている感があるため、もっともっと回数をこなして。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI,IIアルマンド:弾きこみ段階。(まとめ段階)クーラント:まだまだ安定せず・・・他の曲はまとまり始めているのにこの曲だけはいまだ納得いかず。サラバンド:弾きこみ段階。A稿プラスアルファの装飾符にて、まとめ段階。メヌエットI:若干装飾符を増やしつつ、余裕をもって弾けるように。メヌエットII:今日から譜読み開始。まずは装飾符無しで。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126の2パターンで練習。ペダルを徐々につけていくこと。#17:主旋律はだいぶ浮き出てきたので、今度は伴奏部の和音にもっと意識を傾けて。和音の響きが悪いことが多々あり。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1ここのところ練習頻度が落ちているため、進歩はとまったまま。Lentoのアルペジオ、特に左手が汚いので、もっとおごそかに。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(月曜日編)●モーツァルト ピアノソナタ第14番 K.475●モーツァルト きらきら星変奏曲 テーマ+Ver.1,2
Jan 30, 2006
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普段、電子ピアノとヘッドフォンだけでピアノの練習をしている私にとって、以前訪れたレンタル練習室でのグランドピアノ体験はあまりに衝撃的だった。「音デカッ!!」ピアニッシモで弾いているつもりが、どう考えてもメゾフォルテ。昔、確かに昔は、毎日自宅のアップライトピアノで練習し、週1回は先生宅でグランドピアノでレッスンを受け、更に学校の放課後の音楽室ではグランドピアノで練習させてもらっていたから、生ピアノを通して耳に伝わってくる音には慣れていたはずだ。なのに、なのにだ。20年以上ぶりとはいえ、久々にグランドピアノに触れた自分の反応は、あまりに情けなさ過ぎた。そんなわけで、慌てて家に戻ると、それまでかなり小さな音で弾いていた電子ピアノのボリュームをグイッと上げ、普段からある程度の音量に慣れるようにした。その弊害が、電子ピアノに付属しているメトロノーム機能だったのである。どの電子ピアノも同じなのかは分からないのだが、私の電子ピアノにはメトロノーム機能に独立したボリュームがないため、電子ピアノのマスターボリュームを上げれば当然ながらメトロノームの音量も必然的に上がる。その激しい音といったら、まるで脳天を釘でカンカンッと打たれているような衝撃(オーバーか)これは確実に耳を悪くするぞと、慌てて楽器店に行ってメトロノームを探すことにした。実家で使っていたメトロノームは、従来のネジ巻き式の「チーンッコツッコツッコツッ」と賑やかな音をたてるタイプだったのだが、どうやら壊れかけているようなので、やっぱり自分で改めて買うことにする。どうせならば、電子式で且つ持ち歩きできる携帯型がいいかな、とあれこれ悩んだあげく、あるひとつのユニークなメトロノームを発見。そう、ピッピッピッピッと音でリズムを表示する他、LEDの点滅でも表示してくれるのである。普段からヘッドフォンを常用してピアノを弾いている私には、電子メトロノームの音ではいささかきこえづらいのだが、LEDの点滅を頼りにリズム合わせが出来るという訳だ。デジタルメトロノームDM70(↑私が買ったのはこれの色違いタイプ)というわけで、早速その電子メトロノームを使い出した訳だが・・・やはりヘッドフォン常用人としては、電子音はいささか頼りない。しかも、楽譜を見ながらの場合、光の点滅なんて観ている余裕がないではないか。あぁ、実に浅はかであった。結局、電子ピアノ付属のメトロノームを再び使い始めたら、だんだんと耳も慣れていってしまった。だいたい、このくらい激しくカンカンッ鳴ってくれないと、私のリズム矯正はできそうにないという結論にも達したのである。それにしても、最近の電子ピアノって、メトロノームのボリュームも独立して付いているのだろうか??それとも、やっぱり私と同じように激しく鳴り響くメトロノームで練習しているのだろうか?ってそれ以前に、だいたいピアノのボリュームを上げすぎ??上げすぎって、総ボリュームのだいたい半分程度しか上げてないのだが、これを下回ってしまうと、またしても生ピアノとの音量差に違和感を感じてしまうため、辛いところだ。あぁ、早く脱さなければ! ヘッドフォン練習。◆ ◆ ◆ ◆ ◆このように折角買ってみたはいいが、結局活用せずに終わってしまった音楽用品、あったりしないだろうか。以前、音符型マグネットが可愛い!だなんていってついつい買ってしまったのに、ピアノ部屋のどこにも、このマグネットを活用する場がなく、結局、現在は台所の冷蔵庫のメモ貼り用に落ち着いてしまっていたり。でも、何かと音符や楽器などがあしらわれた音楽グッズって、つい手が伸びてしまうことってないだろうか。そんな私がいつも着ているコートの胸には、いつもト音記号のブローチが踊っている。東京都下をト音記号のブローチをつけて、ドスドスと歩いている奴がいたら、それは私かも(笑)◆ ◆ ◆ ◆ ◆しかし、買ったはいいが活用せずに終わった、いや、終わってはいないが、活用しきれていない代表格といえば、もしかして衝動買いした楽譜たちなのかもしれない。彼ら楽譜たちにも、時には日の当たる場所を与えてあげねばならないな。だいたいフランクの「第一グラン・カプリス」の楽譜あたりになると、どうして買ったのかすら、思い出せない。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●全24調4オクターブスケール・・・・・・・・・・・ってこれだけ??そう、これだけ。いざクラーマーを弾くぞ!と思ったら、家族が起きてきてしまった。昔は休日になると、「ほれほれさっさと起きんかー」と布団をはいでいた私であるが、最近じゃ「もう少し寝ていても一向に構わないのよ、おほほ」と一見優しい言葉のその裏に潜んだどす黒い企み。いやはや、困った奴である。
Jan 29, 2006
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関東に大雪が降った後から数日後、1月にしてはかなり温かい陽気が続いており、ピアノの練習も心地良い・・・はずなのだが、ここのところ、またしても胃の調子が悪い。今日こそ、今日こそ病院に行くぞ、と思っても、なかなか重い腰があがらず、結局市販の胃薬で対処してしまう。よし、来週こそは行こう。でも、胃の検査と称し、またあの恐怖のバリウムを飲まされる可能性もあるに違いない。となると、どうしても病院に足が向かない。あぁ・・・ちょっぴり憂鬱である。というわけで、alice liddellさんのブログからまたまたユニークなバトンを拾ってきてしまった。その名も「17歳バトン」。「17歳」というと、ついつい歌いたくならないか、あの歌を。「誰もいない海!ふたりの愛を確かめたくて~」だったか。さぁ、これを歌っている歌手といったら、誰??(浮かんでくる名前によって、世代が分かるかもしれない。)といきなり横道にそれてしまったが、さてさて、17歳といったら私は一体何をしていたのか。なにかと多感な時期である17歳、私は12月生まれなものだから高校2年の冬から高校3年の冬にかけて、ということになる。高校2年といえば、ちょうど私がピアノのレッスンに行かなくなった・・・あの時期だ。Q-1 17歳の時、何をしていた?高2、ピアノの発表会を最後にピアノのレッスンに通うのをやめ、ピアノに向かう率がガクンと落ちてしまっていた。それでも辞めた直後は独習でショパンやバッハなどをさらっていたのだが、エレクトーンの演奏グレードを受ける準備などで徐々にエレクトーン重視な生活に移行してしまっていた。私の性格では、やはり両立は無理だったようだ。いつの間にかピアノに向かう時は、バンド活動のためにキーボードのアレンジを考える時くらいになっていた。そしてピアノの上に置かれていたショパンのエチュード集あたりの楽譜は、既に山積み楽譜たちの奥底へと沈んでしまっていた。もう・・・ショパンもバッハも弾かない、そんな象徴かとも思われた。いかん、湿っぽい話になってしまった。話をかえて、17歳のイベントといえば、夏に「パルフェスタ」(エレクトーンフェスティバル)にアンサンブルで出場して大盛り上がりだったっけ。東京大会でめでたく賞は貰ったけれど、アンサンブル部門に全国大会はないからここでおしまい、あれはちょっと寂しかった(笑)。だいたい受験まっただなかなシーズンにこんなことをしていて良いのか、自分。異色といえば、高3になってから急激に物理に興味がわきだし、アマチュア無線の資格をとったことで、更に興味度は白熱化し、短大進学も通信関係の学校を選び、ここで私の人生は音楽と切り離される・・・・のかと思いきや・・・Q-2 17歳の時、何を考えてた?何考えてたのだろう。音楽の話に限定すると、ピアノを一人で弾くことにとても孤独を感じていたかな。一度アンサンブルの魅力に引きこまれてしまったがために、ひとりで演奏することにどこか物足りなさと不安を感じてしまっていたっけ。今、考えれば、なんて浅はかな考えだったのだろう、と思うのだが。バンド活動が楽しくて楽しくて、そこに自分の居場所をみつけてしまった、と思いこんでいた影響もあるのかもしれない。どうして、うまく自分を切り替えられなかったのだろう。まだまだ未熟だった17歳のあの頃。Q-3 17歳でやり残したことは?やり残したこと・・・あっ、折角クラリネットの勉強をはじめたのに、結局その他の音楽活動が忙しくて、モノに出来なかったこと。これはあの時期の中で、特に悔やまれる事項である。Q-4 17歳に戻れたら何をする。うむむ、回答にはなってないかもしれないが、あの生活のなかにこれ以上、別の何かを加えるのは無理!。ただ、もし、今の記憶を保持したまま17歳に戻ったとしたならば、「もうちょっとピアノも弾きなさいよ。40歳の私がとっても苦労して手に負えないのよ」と17歳の私に助言してみたいものだ。Q-5 17歳に戻っていただきたい5人戻りたい人、是非どうぞ!!◆ ◆ ◆ ◆ ◆こんなふうに17歳を振り返ってみたが、人間の興味というのは、本当にとことん尽きないものだと感じる。あれもしたい、これもしたい、欲の塊みたいなもので、多分、その「欲がある」ことが元気の源なのかもしれない。当時、親からしてみれば、「もっと勉強しなさい」と思っていただろうが、勉学以外にあれこれ夢中になれることがあると、不思議と勉強にも身が入るってものだ。相乗効果だろうか。これは社会に出てからも同じことだったり。ただ仕事だけを淡々とこなす毎日を過ごすよりも、仕事とプライベートな活動それぞれに忙しい人ほど、逆に元気いっぱいにいみえる。それにしても、「もうショパンやバッハは弾かないかもしれないなぁ。」と思った17歳のあのころの自分からしてみれば、今、こうして日々ピアノに向かっている姿は想像できていなかったようだ(しかも学生時代の時以上に?)。やはり、ピアノに一旦携わった人というのは、時にはピアノから離れたいと思う時があったとしても、結局は長い年月を経てピアノが懐かしくてたまらなくなってしまうのだろう。そう考えると、ピアノってとても不思議。さぁ、みなさん!17歳の頃、何に夢中になっていただろうか??----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25#25:手首を使う練習3。内声和音練習から従来の楽譜どおりの練習へ。17~22小節の右側指運びがいまひとつスムーズにいっていないため、再び部分練習。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットIアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:しばらく現状態で練習を続け、全体的に余裕が出たら弾きこみ段階へ。8小節の内声と上声が濁り気味。サラバンド:A稿にて弾きこみ段階。メヌエットI:A稿状態にて曲の進行には慣れてきた。最近ネットを徘徊しながら様々なフランス組曲を聴いているのだが、1小節の2拍目の左トリルが入っていない版を耳にすることが多い。これを言ったら身も蓋もなさそうだが、ベーレンライター版のB稿の装飾だとゴテゴテしすぎのような気がしてきて、だんだんB稿採用を見送りたい気持ちになってきた。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126の2パターンで練習。どうもいまひとつテンポにのれず、ミスも多いため130での練習は今日は取りやめ。なかなか今のレベルから上に向かえず、足踏み状態が続く。#17:主旋律をもっと歌う練習。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の語呂合わせ練習(週まんなか編、水曜日に弾けなかったので木曜日に)●シューマン アラベスク Op.18
Jan 26, 2006
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25日の午前中、楽天ブックスからようやく「ピアノ教師バッハ」-教育目的からみたインヴェンションとシンフォニアの演奏法-(村上隆,著 音楽之友社)が届いた。この本は、以前バッハに関するオススメ書について話題がもちあがった際、何人もの方から薦めて頂いた音楽書籍。注文してからなかなか連絡がなかったため、「ま、まさかこの本も入手困難になってしまったのか」と一瞬焦ってしまったのだが、無事に手元に届き、ほっと一安心。現在、東京音大の助教授でもあるこの本の著者、村上隆氏は、バッハのインヴェンションとシンフォニアを中心とした研究をしながら各種講演や演奏活動もされているようだ。書籍のタイトルだけみれば「これは伝記モノみたいだな」と思ってしまったのだが、勿論、中身はしっかりと奏法分析が満載。しかも、「読みやすい!」こ難しい表現を避け、非常にとっつきやすい文章形態と興味そそるコラムの数々が、バッハ勉強をかなり楽しくさせてくれる。インヴェンションとシンフォニアの各曲についても各写本によって装飾が異なる点などを細かく解説していたり、写本によって学習対象年齢が異なるなど、あらためて「へぇ」と思う内容に遭遇したり、読みながらワクワクしてしまう。この本に掲載されている項目は以下のとおり。第1章:バッハの教育作品 1.バッハの家族と教育作品の誕生 2.「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」とバッハ家の悲劇 3.「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」におけるバッハの指導法第2章:インヴェンションとシンフォニアの完成とバッハの教授法 1.自筆清書譜の序文 2.インヴェンションとシンフォニアの自筆譜と写本 3.インヴェンションとシンフォニアにおけるバッハの教授法第3章:インヴェンションとシンフォニアにおける装飾法 1.装飾音における混乱の要因 2.装飾音表とフランス様式について 3.装飾音指導の際の基本的様式―奏法と用法 4.装飾音に関するバッハの指導法―インヴェンション 5.装飾音に関するバッハの指導法―シンフォニアまとめ ~インヴェンションとシンフォニア」における教育意図~付録 バッハの調性格感と調配列/バッハ一族と関係者確かにこの本では、インヴェンションとシンフォニアにおける勉強が主であるが、勿論、それは他のバッハ作品にも応用できるため、しばらくはこの本をしっかり読んでいこうと思っている。でも、インヴェンションとシンフォニアを復習している間にこの本を読んでおけば良かった。いや、復習は何度でもすれば良いじゃないか。というわけで、本を読み進めながら時々インヴェンションとシンフォニアも弾いていこう。本書によれば、シンフォニア9番(ヘ短調)は、バッハの死への恐れが反映されており、冒頭のテーマは「ため息」を表しているとか。シンフォニアのなかでも特に宗教色の強い曲に思える9番だが、これらの音型から十字架を意識するとは、なかなか譜面をみただけでは、そこまで想像しきれなかった私である。そしてもうひとつ本書のなかで心に残ったことといえば、村上氏の恩師でもあった井口愛子先生の言葉。「バッハにはむだな音がひとつもないし、精神性の高いものだから、1音1音大切に心をこめて演奏し、仕上がってきたら速い曲は活気をもって弾くこと」(本書から引用)ちょうど舞曲風な曲であるインヴェンション12番でのコラムのなかでの内容であり、これは非常に心に刺さった。特にただいまフランス舞曲を練習している自分としては、舞曲のはずなのに、どこかどんより気味に弾いてしまっていないか、これでは踊れないのではないか、と考えさせられる言葉となった。舞曲なんだもの、エレガントに弾くものはエレガントに、躍動感に満ちた踊りはもっとはずんで弾かないと!私に欠けているのは、華やかさかもしれない。ちなみに、バッハに限らず、どんな曲にだって1音たりとも無駄な音はない。しかし、譜読みが終わり、弾き慣れてくると、ついついぞんざいに扱ってしまいがちだったりする。曲に慣れてきたときこそ、心を引き締めて丁寧に弾こう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆夜、なにげなくテレビをつけたら、芸能人が料理を作ってゲストに食べさせる番組だったか、を放映していたのだが、食べたゲストが思わず吐いてしまうというシーンが続出していた。あれを観てとっても不思議に思うのだが、その料理を作った芸能人さんたちは、調理の途中で「味見」というのはしないものなのだろうか??どうやら調理の制限時間があるらしいが、一度くらいは味見する時間はあるだろうに。それとも、味見をしてはいけない規定でもあるのだろうか。日曜日の昼間にTBS系で放映している「噂の東京マガジン」でも、一般人が指定された料理を作るコーナーがあるが、ここでも「味見」をしている人はほとんどいない。味見すれば、もう少しなんとか調整しようという気持ちも起きるだろうに。えっ、それでは番組が面白くならないって??そんなことをついつい考えてしまう私って、頭が固いのだろうか。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25#25:手首を使う練習3。内声和音練習から従来の楽譜どおりの練習へ。あくまで上声に重点をおき、内声との差を考慮しながら弾けるよう試行錯誤。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットIアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:しばらく現状態で練習を続け、全体的に余裕が出たら弾きこみ段階へサラバンド:A稿にて弾きこみ段階。メヌエットI:A稿状態にて曲の進行には慣れてきた。シフの演奏を聴くと全体的にノンレガートで弾いているようなのだが、はて、どうしようか??●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126→130の3パターンで練習。#17:昨日に引き続き、主旋律をもっと歌う練習。伴奏部の和音との差、和音自体にももっと気を遣って。この課題はしばらく続きそう。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7
Jan 25, 2006
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住宅情報サイトを眺めながら、漠然と将来を考えていた。その将来の生活のなかには、当然ピアノも含まれている訳だが、考えているうちに、あまりに遠き遠き道のりではないかと暗い気持ちに陥る羽目に。新しい生活のために、新しい家をさがす、これはまぁ良いとする。家族の絆を深めるために、共通して好きな対象であるワンコとの生活を手にいれたい、これも悪いことではない。しかし、現在は呑気にヘッドフォンをして近所迷惑になることもなくピアノを楽しめている私であるが、例えば、生ピアノが欲しいだなんて言い出したら、やはりどうしても必要となるのが防音工事。小型でも良いからグランドピアノを、なんて言い出したら床の補強も必要になるだろうか。また、昼間は何かとピアノに触れる時間がなく、夜間に練習したいだなんて言い出したら、いくら防音工事を施しているとはいえ、かすかにでも外に漏れるのではないかと不安になってしまう。となると、やはりサイレント機能はつけなければならないのだろうか。そんなことを考え出したら、歩き出そうとした「一歩」がなかなか踏み出せない。防音室にも何タイプかがあって、ボックスで覆うタイプと部屋全体を防音工事してしまうタイプがあるようだが、予算の関係上、ボックスタイプしか選択できそうにない。って、4.3畳タイプだと税込みで200万円以上???(某Y社製)。おまけに、例えば6畳の部屋に4.3畳のボックスを組み込んだら、どうにも部屋に中途半端な隙間(デッドスペースともいうのか)が出来てしまいそう。世の中のピアノ弾きさんたちも、きっとどこまでピアノに投資するか悩んだあげく、現在の環境を手に入れられたのだと思うが、「趣味」ゆえにお金のかけ方に非常に戸惑ってしまう今日このごろである。楽譜やCDなど、ちまちまとしたものならば、ついつい買ってしまうのだが、ピアノ環境を手に入れるというのは、ある意味、人生の大勝負みたいなものに等しいような、えっ、ちょっとおおげさ??現在、生ピアノで練習されている人は防音関係をどのようにされているのだろうか。また、これから生ピアノを手に入れようとされている人は、どのような計画を考えているのか、お暇な時にでも教えて頂けると嬉しい。◆ ◆ ◆ ◆ ◆(追記)実際にこの日記を投稿してから気付いたことなのだが、この日の日記でちょうど累計500件目であった。時には1日に2記事書いてみたり、はたまた、日記をさぼってしまうこともありながらも、よくまぁ500記事も書いたものだ、と我ながら感心するやら呆れるやら。まぁ次は目指せ!1,000記事、といっておこう。1,000記事書くためには後どのくらいの月日がかかるのだろう。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #25#25:手首を使う練習3。今日もまずは右の内声を和音にして練習。上声と内声をいっしょくたにならないようにしたいが、内声を譜面どおりに弾くと、どうしても上声と流れがごっちゃになりがち。もう少し和音練習は続けるか。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットIアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:装飾符を多少変更して弾きやすさは若干向上したものの、あともうふんばり必要そう。サラバンド:A稿にて弾きこみ段階。メヌエットI:おっと、昨日2小節の左トリルと書いてしまったが、1小節2拍目の間違い。トリルがあまり浮きすぎないように流れをきちんと組んで弾くこと。舞曲感はまだまだ出せていない・・・●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126→130の3パターンで練習。#17:今日はとにかく主旋律が浮き出す検討。しばし続くであろう。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7
Jan 24, 2006
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前日のコンサートの余韻もさめぬまま、会場ロビーで買った「月刊ショパン2月臨時増刊号:第15回ショパンコンクール」なる冊子をパラパラと読んでいた。月刊ショパンの2005年12月号の記事と多少かぶるところはあるのだが、ここはとりあえず入手するしかないだろう、と結局買ってしまった1冊。こちらにもライブCDの付録付き。つまり2006年1月号に引き続いてCDのオマケがついてくる。1月号CDは独奏曲中心の構成だったが、こちら増刊号のほうは「コンチェルト&ソナタハイライト」と称し、ファイナリストたちの2次,本選の演奏が収録されている。といっても、ソナタにしてもコンチェルトにしても皆、大曲ゆえ、1楽章のみだったり2楽章のみだったり。続きはCDを買って聴いてね!にもちょっぴりとれるのは、気のせいか(笑)。それでも、まずは雰囲気だけでも味わえるのは嬉しい。さてさて、記事のほうはといえば、月刊ショパン2005年12月号を買った人には「あれ、見たことがある写真がいっぱい!」となるのだが、増刊号の嬉しいところは、セミファイナリストにも着目されているところ。月刊誌のほうはどうしても入賞者中心になってしまうのは仕方がないゆえ、そこでフォローしきれなかったところをうまく取り入れてくれているようだ。そして、優勝者であるブレハッチ氏関連記事も更につっこんだ内容へと。なにしろ、ブレハッチ氏の自宅(間取り図付き!(笑))まで公開しているのだ。更に、あのピアノ漫画「ピアノの森」でお馴染みの漫画家 一色まこと氏のコンクール観戦記、これはかなり面白い。面白すぎて、前日のコンサートの余韻がふっとんでしまうかと思った。そうか、そういう切り口もあったか、と。(ご本人いわく、ピアノやクラシックには全くのド素人だ、と力説されている)もうひとつ着目したのは、コンクールに向けて使用した楽譜についての記事。ご存じ、「エキエル版」と呼ばれるナショナルエディションは、今回のコンクールでの出場規定の中で「推奨楽譜」とされている。というわけで、月刊ショパンの12月号のほうでは、ピアニストの河合優子さんが「ナショナルエディションをいかしたピアニストたち」というお題目にて、ナショナルエディションが演奏のなかでどのように活かされていたのかを優しい口調で語っていた。一方、増刊号のほうでは、評論家である下田幸二氏が「ナショナルエディション推奨の功罪」について、下田氏ご自身の考察を含めて、今回のコンクールの現状を分析されている。これらの読み比べもなかなか興味深いところである。なお、こちらでは、「パデレフスキ版とエキエル版の音の相違」についてショパンの楽曲をいくつを取り上げ、その違いが掲載されているので、参考にしてみると良いだろう。第15回ショパンコンクールが終わってから既に3ヶ月、まだまだショパン熱はそう簡単に冷めさせてはくれないのか。◆ ◆ ◆ ◆ ◆ところで、このショパン増刊号、一体いつ発売だったのかしら、と公式サイトで確認しても、まだこの増刊号の情報自体が掲載されていない(1月23日現在)。それよりも、月刊ショパンの公式サイトで目についたのが「ショパンが愛したという"すみれ"は、どのような花だったのだろう」という文字。そういえば月刊ショパンのサイトは全体的にすみれ色(紫)が基調になっている。勿論、「すみれ」を意識してサイトデザインも考えられたのだろう、と思う。ここで私の着目はショパンコンクールから一気に「すみれ」に飛んでしまった。ショパンってすみれが好きだったの?どうやらショパンは、部屋にお花を置くのが好きだったとみえる。そして、香りの良い可愛い「すみれ」をとても愛していた、と(ショパンの手紙でもそれは伺えるようだ)。部屋にすみれの花を置き、ピアノを弾くひととき。そうして、百数十年前に想いを巡らせてみるのも良いかもしれない。・・・って、私のこのピアノ部屋のどこにすみれの花を置くスペースがあるのじゃ・・・・すみれを置く前に、すみれを置くスペースからつくらなければならないか。これはかなりハードルの高い作業だ。ちなみにすみれの花言葉は「誠実」「真実の愛」。愛に「真実」以外、何があるというのだ??偽の愛??それを愛というのか。(あれ?もしかして、本題のほうがオマケ的な記事になってしまったか??)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24,#25#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。とりあえず本日でおしまい。だが、完璧とはいえない状態なので、定期的におさらいしてみよう!#25:手首を使う練習3。今日は右の内声側を和音にして弾く練習を繰り返す。上声と内声の違いを意識するにはこれが一番。明日も引き続きこの練習を続けよう。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットIアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:繰り返し練習している割にはいまだ余裕さに欠けている。一部、どうしてもベーレンライター版の装飾が気に入らず、ウィーン原典版を取り入れてみる。(上からの開始音があるトリルを下からに変更)サラバンド:A稿にて弾きこみ段階。メヌエットI:2小節に出てくる左トリルがどうもスムーズに処理できていない。その他はある程度慣れてきた。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126→130の3パターンで練習。#17:和音の粒が悪い点はなかなか改善できず、それどころか旋律が浮き出ずじまい。ある種、ノクターン13番後半の練習にもなりそうだ。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7
Jan 23, 2006
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先日、ブログのコメントへの返信を書いているなかで「ショパンの好物って一体なんだったのでしょうね」なる話題が飛び出した。そう、ちょうど私が「ショパンの楽曲にふさわしい料理は何だろう」なんて日記上でつぶやいてしまったのが、きっかけである。こういう展開は好きだ。しかも、「ショパンの曲にふさわしい料理」という話よりも、「ショパンの好物は何だったのだろうか」という話題のほうが、更に興味深い。しかし、いかんせんどうやって調べたら良いのか、悩ましい。まずは記憶を頼りに、スーパーピアノレッスンショパン編のテキストをチェックしてみると、「ショパンの愛したパリのパン」なるタイトルの文章が掲載されていた。しかも、そのなかに非常に興味深い一文がある。以下、「音楽と病 病歴にみる大作曲家の姿」(ジョン・オシエー著,菅野弘久訳 法政大学出版局)から、ショパンに関する引用である。「高炭水化物の食物を好み、脂肪分の多い食物はたえず避け、パンや菓子だけで過ごし、魚や鶏の赤身で食事を補っていた」テキストに掲載された上記の書物は、ショパンを始めとしてモーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、リスト、バッハなどの大作曲家の死因、病歴と音楽との関係を当時の周囲の人物の証言やエピソードを織り交ぜて掲載した書。(面白い本ではあるが、各種通販サイトでは品切れ状態。もしかしてこれも再版無しなのか??)さてさて、ショパンが好んだパンは、田舎風のカンパーニュや細長バケットだったのか、それとも上流階級が好んだクロワッサンあたりだったのか。ショパンというキャラクターからは、やはり後者であろうと考えてしまうのだが、想像は膨らむばかり。田舎風パンやバケットを薄く切って、野菜やローストビーフあたりをのせて食べるのも美味しそう。◆ ◆ ◆ ◆ ◆もうひとつ、興味深いものをみつけた。実際に御覧になられた人もいたであろうか、既に約1年前のことになるのだが、日本テレビ系で「明治乳業プレゼンツ"天才の一皿"」というグルメ紀行番組が放映されたのだ。土曜日の夕方からの番組だったため、当時すっかり見逃してしまった私であるが、ショパンの好物料理をめぐってネットの旅に出ていたところ、嬉しい情報に行き着いたのであった。その番組のなかでは、なんと「名曲はこうして生まれた ショパン&サンド 愛の一皿」という特集が組まれており、当時、ジョルジュ・サンドが病弱だったショパンのために作ったといわれる料理が紹介されたという。その料理が「ひな鶏のフリカッセ」フリカッセとは、いわゆるフランスの(白い)煮込み料理のひとつ。現在では単なる煮込み料理のことも指しているようだが、もともとは生クリームなどを使用することが多い。番組ではジョルジュ・サンドが作ったフリカッセを再現し、公式サイト上でもそのレシピが公開されている。ところが、材料のところで「鶏 2羽」と書かれており、いきなり面食らう羽目に。鶏なんてさばけないぞ。というわけで、2羽というところは、まぁ5人分に相当する鶏肉、と読み替えることにしよう(笑)。そして、自分流にレシピを読み替えて整理してみた。【ジョルジュ・サンド流フリカッセの作り方】材料(5人分):鶏肉(5人分に相当する量)、玉ネギ3個、パセリ1束、バター125g、小麦粉大さじ2杯、塩こしょう適量、卵黄2個・鶏肉を食べやすい大きさに切って塩・こしょうをする・鍋に火をかけてバターを溶かす・鶏肉を入れ焼き色をつけたうえで肉の上に小麦粉を振りかけ、肉を裏返し同様に。・続いて玉ネギとパセリを入れたら、鶏肉に対しヒタヒタの量の熱湯を入れる・蓋をして弱火で1時間半煮込む・鶏肉・玉ネギ・パセリを鍋から取り出し、煮汁をこす。・こした煮汁に卵黄をいれ、卵黄が固まらぬように弱火でかき混ぜる(これがソース)。・皿にいれた鶏肉の上にソースをかけるあれ??ジョルジュ・サンド流のフリカッセには生クリームは使っていないではないか。ここで思った。卵黄の代わりに生クリームを入れても美味しいのではないか、と。また、玉ネギだけでなく、キノコ類あたりも一緒にいれたら、煮汁にもっと良い味が出そう。と、あれこれアレンジを考えた時点で、既にジョルジュ・サンド流ではなくなってしまうため、一度はこのレシピのまま作ってみたい。病弱なショパンもこの料理を食べて作曲に精を出したのだろうと考えると、何とも感慨深い。ちなみにこのフリカッセ、チキンだけでなく魚類などにも合いそう。応用して自分流フリカッセを作るのもまた面白いと思う。◆ ◆ ◆ ◆ ◆結局この土曜日は、午後遅くから雪を見ながらピアノに向かった。あまりの寒さで指はすっかり硬直しているかと思いきや、そこそこ動いているのは、きっと1杯のラーメンのおかげだろう。あぁ、ラーメンは良い。身も心もぽっかぽかだ。いつもの練習をこなしつつ、今日は宣言どおり、ドビュッシーの「雪が踊っている」をぽつぽつ弾いてみる。本日ひとつめの日記のコメントにもあるように、確かにこのドビュッシーの雪の曲、日本に降る湿気の多い雪には到底似合わない。ドビュッシーの雪には、サラサラとした乾いた雪がよく似合う。しかし、私が弾けば思いっきり「ぼたん雪」状態。ぼったんぼったんぼったんぼったん・・・・はぁ・・・----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24,#25#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。弾きこみ段階。これでおしまい!と思うと凡ミスが出てくるので、やっぱりもうちょっと弾いておこう#25:手首を使う練習3。右の1指を余分に保持してしまう状態はなんとかクリア。本日は両手併せてゆっくりと弾き進めてみる。課題の洗い出しはこれからだが、17~22小節に既に苦手意識が芽生えてしまっている。左進行がそれまでのスタカート進行から保持の連続になるため、この進行に慣れなければ・・・●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットIアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:今はとにかく回数をこなし、余裕をもって弾けるように。そこから舞曲らしさへともっていくことにしよう。今はやっぱり各声が自己主張しすぎ・・・サラバンド:A稿にて弾きこみ段階。メヌエットI:まずは譜面どおりにきちんと弾くまで。特に課題らしい課題はまだ見つからない。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7----------------------------------------------------本日の特別弾き●ドビュッシー 子供の領分から「雪が踊っている」1年のうちにこの時期だけ弾くのでは進歩は期待できないのだが、数回繰り返して弾くことで曲の雰囲気だけは楽しめることは出来た。
Jan 21, 2006
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1月16日の日記で、心に潤いをもちながらピアノに向かいたい、という話題をしたところ、皆様から頂いたコメントのなかから新たな切り口があることを発見。それが「香り」との関係である。普段の生活では何かとストレスもたまりがち。どうしてもそのストレスを抱えたままピアノに向かうことになるのだが、通常は「大好きなピアノに向かっている」ということで、だいたいはストレスから解放されることが多い。ところが、時には、苦手な曲などと格闘するなかで、更にストレスをため込んでしまうことがある。自分がこよなく愛するピアノが原因で逆にストレスをためるのは、悔しいことこのうえない。そんな時、つとめて冷静になってピアノに向かうしかないのだが、それでもどうにもならない時は、いっそ今日の練習を切り上げてしまうか、はたまた、外的な「何か」によって自然と穏やかな気分で練習にのぞめないだろうか、と考えてみた。それが、先日頂いたコメントのなかにおける「香り」だったのである。しかし、私はそういった話題にはかなり疎い。しかも、キツイ香りは苦手ゆえ、今、こうしてこの話題に取りかかりながら、実は「しまったっ」と思っている(笑)。だったらやめればいいのに、好奇心の扉は既に開かれてしまった。というわけで、ほんのちょっぴり調べてみることにした。香りには人体に対して様々な効果を与え、時には爽快に、時には穏やかにさせてくれるひとつのアイテムとして人気が高いようである。近年、科学的根拠についても語られているが、まぁそういった話は専門家に任せるとして、今すぐに自分に使えそうな香りについて取り上げてみよう。■気分爽快にお目覚めもパッチリ!頭もスッキリ(覚醒型)ペパーミント、レモン、ローズマリー、ジャスミン、ベルガモット■ゆったりとした気持ちにさせ、リラックスする(リラックス型)ラベンダー、オレンジ、カモミール、サンダルウッド穏やかな気分でピアノに向かいたい時、リフレッシュしてスッキリとピアノに向かいたい時で、香りを使い分けるというのも面白いかもしれない。他にも多数あるのだろうが、自信をもって「コレ」といったものを提示できるほど、知識が広くないため、これしか列記できなかった。香りに詳しい人がいたら、どうぞお助けを!!◆ ◆ ◆ ◆ ◆と、ここで話が終わってしまったらつまらない。だから、実践してみた。以前、地方のハーブ園隣接のショップで買ったラベンダーのお香があったっけ。最近、使ってないな、と引き出しの奥から引っ張り出してきた。私は、ラベンダーが昔から大好き。北海道の富良野にある、ラベンダーで有名な「冨田ファーム」へは数回足を運んでいるし、河口湖の公園もラベンダーが咲く頃には必ず訪れ、更には長野の池田町のハーブ園も昔からひいきにしている、といったそこそこのラベンダーマニア・・・なはずである。しかし、しかしだ。ラベンダーのお香を久々にたきながらピアノに向かったはいいが、数十分後「あ、頭が痛い・・・」と慌ててピアノ部屋から退散する羽目に。以前、何度かお香をたいた時は、そういえば居間だった。そういえば、あの時もちょっと気分がすぐれなくなったような??しかも、今日は居間よりもかなり狭いピアノ部屋、しかも閉め切った部屋内でお香をたいたため、香りに酔ってしまったらしい。こうしてリラックスしながらピアノに向かう、という作戦はあえなく終了。情けないことに、トイレに置いてある青リンゴの芳香剤に癒される羽目になってしまった。狭きこのピアノ部屋の場合、もっと目立たぬ香りの演出が必要らしい。お香をたく時はどうぞ皆様も気をつけて。私自身、これみよがしな香りの押しつけよりも、さりげなくただよう程度の香りにしたいと思っている。って、なになに??私に香りの話は似合わないって??そういえば、どうも普段のイメージが、ほこりっぽい部屋でくすぶりながらピアノに向かっている印象が強そうだものね。って自分で言っていて悲しくならないか??◆ ◆ ◆ ◆ ◆香りといえば、こうして作られた香りでなく、自然とただよってくる香りというのもまた良いものだ。例えば、コーヒーをいれた時の香りとか、窓の外から風にのって入ってきた花の香りとか、夕食を作っている際の料理の香りとか。人間、様々な香りのなかで生きているのだな、と今更ながらしみじみと思う。更に、チョコの香りには脂肪燃焼を促すホルモン分泌の促進にもなるって、いやはや、ほ、本当なのか。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。弾きこみ段階。数日この調子で弾けるようであれば次へ。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンドアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:昨日からあまり進歩がない状態が続いている。サラバンド:B稿の装飾は考慮せずあくまでもA稿の装飾のままで。ところがA稿の装飾は最終小節だけだという(笑)。ちょっと少なすぎるかな??弾いているうちに装飾したい箇所が出てくるかもしれないが、どうもこの曲に余分な装飾は似合わないという、変な先入観が出来てしまい、まずい傾向だ。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126の2パターンで通して練習。調子が悪く130テンポは省略。126で繰り返す。#17:旋律を流れ良く弾くことも大切だが、この曲の難しさは粒良い和音伴奏にもあるのではないか。私はその点が苦手ゆえ、この曲で学ばないとだめそう。雰囲気だけは出てきたのだが、これでは「なんとなく」弾けているに過ぎない。もっと掘り下げよう。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7----------------------------------------------------
Jan 18, 2006
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この言葉、実は私がひいきにしているとある漫画の原作者の一言だったりする。昨日に続いてまたまた漫画の話題か、と思われてしまうが、まぁ笑って読み流してもらおう。私は連載開始当初から、原作城アラキ、漫画長友健篩氏の「バーテンダー」という漫画作品がとても好きである。ある天才バーテンダーと、バーにやってくる客たちと「カクテル」を介して語られる時間がいくつものストーリーとなって展開していくのだが、カクテルの味わいは、どことなく音楽にも似ていたりはしないだろうか。どちらも「官能」的な世界ゆえ、その感慨深さは、数値ではとても表せるものではない。 そして、先日買った最新刊の表紙裏で原作者城アラキさんが語った言葉がこれである。「カクテルの味ってそんなに違うの?」「しばしば聞かれるが、驚くほどに違う」「小さな努力の積み重ねが大きな違いを生む。」・・・と。的を得た、とてもステキな言葉だと思った。そして、そのとおりだと。作品に登場する主人公も、「天才」の影に秘められた数々の努力がある。もって生まれたセンスは、大きなきっかけであって、努力しなければそれはただの宝の持ち腐れ。ピアノだって、いや、音楽もまったくもって一緒。一朝一夕で、人を感動させる演奏が出来るはずもなく、皆、それぞれに必死に、地道な練習を重ねて重ねて、そしてそれが演奏に大きな違い生むのだから。ビールだって注ぎ方ひとつで味は変わり、そして、料理だって同じ食材を使っていても驚くほどに仕上がりが違っていたり。みんなみんな、それは見えないところで努力しているからこそ、なんだ。考えてみれば、とても当たり前なことなのだけれど、なんだか今日はやけに心に素直に入ってくる、そんな言葉だったので、ついつい日記にしたためてしまった。もし、日頃の努力に疲れている人がいたら、ふっと、思い出して欲しい。ひとつひとつの努力が無駄なことなんて、ひとつもないのだから。悩む時間も苦しむ時間も、みんな大切な時間。でも、ふと思うことは、こうしてピアノに関しては努力を惜しまない自分なのだが、その他の生活においては一体どうなのだ、と。料理、手抜きしっぱなしじゃない??掃除、きちんとしてる?ひとつひとつがただの機械的な作業になっていたとしたら、ちょっとまずいかな。普段の生活ももうちょっと心をこめないとね。勿論、出来る範囲で。うまく手を抜くこと自体もストレスなく生活していくうえでは大切な知恵だし(笑)今日もまた反省・・・毎日反省だらけ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆それにしても、土曜日の昼間は久々の雨だったせいか、とても寒かった。夜になってからのほうがグングンと気温があがっていくのだから、ビックリである。昼間は東京都下で気温4,5度だったのに、19時あたりから10度を超えているのだもの。昼間、ピアノに向かった時は、それこそ卒倒しそうな寒さと闘いながら練習にいそしんだのだが、夕食後、ちょっとピアノに向かった時のほうが、とても快適に練習にのぞめ、こんなことならば、夜に集中して練習すれば良かったとちょっぴり後悔。ただ、練習がエキサイトしてくると、1階のピアノ部屋からのカタカタ音が2階の居間に届いてしまう。したがって、家族のことを考えると、夜にピアノに向かう際は、静かな曲か、冷静に弾ける曲(ん?)に限定される。だから、最近、バッハのフランス組曲あたりを夕食後に練習することが多い。夜にバッハ、うん、なかなかオツである。さてさて、日曜日はポカポカ陽気となるのだろうか。(なってますね・笑)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。やはりどうしても15小節目あたりからカリカリとテンポが早くなっていく事を自覚してしまう。メトロノームで矯正する必要有りか。また、1つ1つの音がちょっとなまり気味なのも気になる。dolce部分は自分でも良い雰囲気で弾けていると思うのに、どうも全体がdolceになっているような・・・・●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンドアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:弾きこみ段階までにはまだ至らず、装飾符と各声の歌いが曖昧な点を改善しなければならない。装飾符検討はまだ続く。サラバンド:装飾符をほとんどカットしたうえで全体の流れはつかみかけているのだが、流れがブチブチ切れるのがいただけない。特に上声と内声が3度で移動するところなど、綺麗につながらないのだ。これってペダルを使っても良いのだろうか?●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:テンポ120→126→130の3パターンで通して練習。今日は130にて撃沈。やはりまだまだ調子が上がらないと130では弾けないどころか、左の和音は一体何をつかんでいるやら・・・となってしう。#17:しばし前半部分だけ集中的に練習しようというわけで、42小節まで。特に19~27小節の進行が苦手ゆえ、ここを重点的に。一見弾きづらい流れも、実はあるパターンがあるため、片手ずつそのパターンを理解し、合わせることでクリアできそうなのだが、今日はそこまでつめて練習できなかった。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5,7----------------------------------------------------
Jan 14, 2006
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