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教師についてをゆっくりと考えていきたいと思います。
まずは「教師の質は低下」についてを考えていきます。10回シリーズぐらいでやろうかと思っています。
安倍首相の下で行われる教育改革は、新聞やTVを見ている限りでは、「教師の質の低下」を改善していくということも、大きな柱にしていこうと考えているようです。
さて、教師の質が低下しているというような言い方をよくされます。 「近頃の先生は・・・」という文脈
です。
これについても、どうも「思い込み」が先行しているのではないかと考えています。
実感として教師の質が低下しているとは思えませんし、何と言っても、何を根拠に質が低下していると考えているのかが、 曖昧ではないかと思うのです。
1. 【親が教師の質の低下を語るとき】
低下という限りは以前の教師と比べているはずですが、保護者がたまたま今の担任と自分が子供のときの担任を比べているとすれば、「子供の目で見た教師」と、「親の目で見た教師」を比べていることになり、それはちょっと不正確なのでは・・・?人間は過去を美化しやすい。
2.【マスコミが教師の質の低下を語るとき】
これもまた、自分が子供の時の教師と批判者的職業人として取材した教師を比較しようとしているのではないかと思います。それっておかしいのではないかと思います。
3.【年配の教師が教師の質の低下を語るとき】
自分たちが教えた時代の子供と今の時代の子供は全く違います。親も違います。自分たちは質が高かったと思っているとしたら、それはおそらく過去を美化している部分が大きいのではないかと思います。
4.【教師の不祥事が頻繁に起こることについて】
確かに多いですね。ただ、昔と比べて今の教師の不祥事が多くなっているのかどうかは、不明です。教師叩きが流行して報道が多いかもしれません。昔に比べて多くなったかどうかは不明なのではないかと思います。少なくとも体罰は今報道されるようなケースのものなら、昔はもっと多かったでしょう。警察・マスコミが大キャンペーン中の飲酒運転も、多分、今より昔の方がかなり多かったのではないかと想像されます。
特にデータがあるわけでもないのに、「質が低下した」と考えるのは、「思い込み」の部分が大きいのではないかと思います。
下記のブログでも、同様のテーマがありましたので、興味がありましたら御覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/madographos/e/4ec3283340efea7111886fe224f06ad1
まあ、 昔も今も、「質の悪い教師」がたくさんいるということは、確か だとは思います。
次回は、質の悪い教師---昔の教師編です。
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森3087さん