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Jan 24, 2007
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1993年の冬。親と子の変化が悪い方向を向きながら加速していることが気になりました。教頭に連れられて、同僚と飲んでいたときの話が強く記憶に残っています。

「もう後5年、いや、5年もたたないうちに、親の世代が変わってしまうよな。1950年代の親がほとんどになるよ。 1960年代の親もそろそろ出現する だろな。多分、そのころには小学校でもたちゆかなくなるのではないかなあ。」

と当時から世代論に関心があった私が言うと、同僚は、

「これからは、学校や教師は 保護者への対処の能力が問われる ようになってくるよ。」

と、遠い目で話していました。(※教頭はいまひとつピンときていない面がありました。)

悪い予感は的中

私が間近で見た学級崩壊1

私が学級崩壊を始めてみたのは、1994年だったでしょうか。6年生のあるクラスがどうもおかしい。教師の指示に反応しないし、指示に反応したところでわざと行動をゆっくりする。

※「学級崩壊」という言葉がどの様な経緯で使われ始めたのかは諸説あるようです。1997年ぐらいからメディアで目立ち始めます。この言葉は公式には認められておらず、 国立教育政策研究所(だ ったと思います。) は衝撃的な言葉を避けて、「学級がうまく機能しない状況」と位置づけています。ちょっと長くてわかりにくすぎて使いづらいですね。

この見解の違いにより、言葉としては、しっかりとした定義づけもなく、現在学校に関係されていない方にとってはイメージがしにくくなってしまっているのではないかと思います。

学級崩壊がどんなものであるかは、実際に見た方以外は、一部TVや新聞の報道や、伝聞によるものだとおもいます。「崩壊」という衝撃的なネーミングや報道から受けるイメージは、子供が立ち歩くなどの好き勝手をしている状況かもしれません。そういう明らかに教室をのぞくと目に見えて、子供たちが騒乱状態であるというのも一つの学級崩壊です。

それに加えて、子供たちの人間関係が崩れきり、授業・行事・普通の生活(掃除や給食)がまともに運ぶことができなくなっている状況も学級崩壊です。担任の指示が通らず、一つのことをさせるにもたいへんな気力を要します。外から一瞬、教室を覗いただけではそれほど荒れているように感じないのですが、1日ぐらい観察してみると、とてつもない心の荒れようが発見できると思います。

1994年に見た学級崩壊は騒乱状態とまではいきませんでした。6年生だったので、クラブや委員会で接することがあっても、そんな時には普通にしているので特に生徒指導をする必要がありません。学級に戻ったときだけ、重苦しい雰囲気が生まれるようで、同じ学校にいながらも、その様子がうわさでしか伝わってこなくてはっきりとはつかめないのを不思議に思いました。

そのクラスの子供らは実に重い雰囲気のまま卒業しました。最終的には6年生の他の学級の教師がサポートをしながら、卒業式関連の様々な取り組みは学年全体の指導の中で進められたので、完全に師弟の心離れたままの状態ではあったものの、なんとか担任も最後まで勤めることができました。

表立って 親が倒閣運動(教師への抗議) を始めることはありませんでした。

こういう状況が1990年代前半にはひそやかに進行し始めていたようです。






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Last updated  Jan 27, 2007 08:24:33 AM
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はじめまして。  
「やさしい街づくりの会」タマラ さん
コメント、トラックバックありがとうございました。私達のブログでの返事の続きです。
小学校の先生方は本当に大変ですね。保護者が以前とは変わってしまったわけですから。私の地域でも小学校での学級崩壊は毎年のようにあります。一人の先生だけで子ども達を見るという事はすごい事です。私は中学校でしたので、少し経験が違うと思いますが。
実は私が新任の頃はゲンコツぐらいやれないと生徒に甘いダメ教師とレッテルをはられ、本当に悩んだものです。若かったので経験者にそう言われると返す言葉も見つからずつらい毎日だったとを思い出します。もちろん学級経営など初めてでうまくいくわけもなく相談する人もいませんでした。でも長い期間を経て結局、徹底的に暴力を否定することが、学級や学年の崩壊を止めるということを教師集団全体が学んだのです。体罰をしないという事は決して甘やかすことではないのです。悪い事をしたときは保護者、学年の先生を交えて徹底的に話をしました。 
新しい先生が入ってこられた時は学年の方針をきちんと説明をします。どの先生も同じ姿勢で接すれば、子どもはとても素直に解ってくれるものです。一人の先生だけでやろうとしても難しいです。子どもでも「あの先生は甘いから」なんて言いますからね。でも言葉の暴力を含め学校全体で「暴力は許さない」を全面的にアピールしていくと、子供同士のいじめも減ります。新一年生が入ってくるとまず教育基本法と憲法の学習で徹底的に「基本的人権の尊重」について学習しました。「人権がもっとも大切」という雰囲気をつくることがとても大切だと思います。それにしても教員は子ども、保護者、同僚、管理職、委員会を相手にしているのですから、ストレスも多いはずです。 身体に気をつけて無理しないように、と言いたい気持ちです。
(Jan 25, 2007 10:22:45 PM)

Re:はじめまして。(01/24)  
redu06  さん
「やさしい街づくりの会」タマラさん、コメントありがとうございます。

>でも長い期間を経て結局、徹底的に暴力を否定することが、学級や学年の崩壊を止めるということを教師集団全体が学んだのです。体罰をしないという事は決して甘やかすことではないのです。悪い事をしたときは保護者、学年の先生を交えて徹底的に話をしました。 

>「人権がもっとも大切」という雰囲気をつくることがとても大切だと思います。
-----

考えておられる「暴力の否定」には、基本的に賛成です。ここでは体罰肯定みたいなことを書いていますが、私自身は体罰はしませんし、十数年間、児童に対する話し方も丁寧にするように努めています。

しかし、タマラさんたちの取り組みは、高いモチベーションの中で進んだのであろうと思います。普通の教師はそんなに高いモチベーションを保つことを期待されてもこまるでしょう。

良い情報(方法)があっても、それがなかなか広がらないのがこの世界です。限られた学級・学校で非暴力主義が成功したとしても、それが一般化するには時間がかかりすぎるか、一般化不可能かの、どちらかであることが多いのではないかと思います。

百マスがあんなに広がったのは、稀なケースでしょう。

情報が広まらないとことが残念です。

体罰論については、もう少ししてから、まとめてみようと思っています。またトラバしますのでご覧下さい。 (Jan 27, 2007 08:16:28 AM)

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