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諸富祥彦
モンスターペアレント関連本は、昨年の間に数冊出ているようです。この本の副題は「親バカとカ親は紙一重」と衝撃的ですが、内容は ずいぶんマイルド です(笑)。そもそも諸富教授は道徳関係の著書にも多く関わってこられていて、どちらかというと人格者というイメージです。
私は、著者の諸富教授と同年齢なので、親近感を抱いてしまいます。私がこのブログで書き綴ってきたことと共通している部分も多く、うなずける事ばかりです。 このあたりの世代(1960年前半生まれ)が持っている感覚にある程度共通しているものがあるのではないかとも思いました。
大学教授がこのようにきちんとした形で本に書かれているということは、実に意味があると思います。一介の教師である私がブログでぐだぐだ拙文を書いても、ただの愚痴に過ぎません。こういう方に、がんばってほしいです。私のブログを読んで共感する部分がある方には、特に読んでいただきたいと思います。
諸富氏が著作の中で、松田聖子や「オレたち、ひょうきん族」に言及されている辺りは、「そうだよなあ」とうなずけるものがあります。今の親世代(我々)以降は、メディアに影響され、踊らされながら育ったことが特徴だと思います。
第3章「日本の親はなぜ“劣化”したのか」の中で、困った親を (1)放任型(2)支配型(3)家来型(4)不平不満型 、と、4つのタイプに分類されています。確かに、今の世代の親に共通する部分です。
まとめの部分では、昔のテレビドラマ「寺内貫太郎一家」に理想像を求めたり、「親バカ」を認めた上で「バカ親」にならないようにする心がけについて述べられています。
このブログで紹介してきた なぜ日本人は劣化したか や 「悲鳴をあげる学校」 などと同じく、しっかりと現状認識を促すと言う意味で、この本も5つ星だと思います。
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森3087さん