スリランカ宝石留学物語

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ジェムガスキー

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2009.02.17
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カテゴリ: 宝石について



ヨーロッパでは、新石器時代から加工され、
古代エジプト、ギリシャ、ローマでも装飾品として
愛用されていたという歴史ある宝石です。
この品格のある紫色は、どの世代にも愛されますね

・・なんだかセールトークみたい・・・ですね・・・


確かにアメジスト(紫水晶)を買う時に
そういった歴史背景を知るのも楽しいですが、



私なら、
その品ある紫色の仕組みをお話したい!!!



地中の中で長い年月の間、
微量の放射性元素からのアルファ線を浴び、

その結果、
結晶を構成していた酸素から二価のマイナスイオンが離れ、
不純物として含まれている安定していた鉄の三価と
不安定な鉄の四価の間で、
電子を交換するという電荷移動が起こる。

この電荷移動で、光がアメジストを透過する時、
赤、黄色、緑の周波数帯の光は吸収され、
残った色である紫が私たちの目に見えるという

↑この説明、セールストークにならないですね・・・
もっとロマンテッィクに行きましょう。




アメジストはね、
太古の昔、周りのどんな影響をも静かに受けとめ、
その結果あのような美しい紫色を造りだしていった

↑かなり無理がありますね。
私の中では、憂いある美しい女性のイメージがあるのですが・・・





さて、
割と産出量のあるアメジストですが、
コロンボの宝石店でも
合成アメジストが天然と混じって販売されています。


これは、

Syn Amethyst 1.jpg
合成アメジストの研摩する前の状態
平たい板状です。


美しい紫色ですね。




横から見ると、

Syn Amethyst 2.jpg
最初の段階で置かれるシードが見えます。
(真ん中の透明な部分)ここから成長させていきます。



研摩する時にはこの部分をうまく除けます。
そして、
    天然のアメジストとして売られていくのでしょうね。
(合成アメジストとして購入するには問題ないと思いますが)





やはり、内包物のある


アメトリン(内包物たくさん).jpg
このようなアメジストを見ると・・・おもしろいですね。
(アメトリン アメジストの一部がシトリンになってる)






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Last updated  2009.02.17 12:11:43
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