ジュネーブ0.01%以下の快楽

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2006年07月07日
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2005年3月に大学院を卒業。

そのままフリーター。
正社員としての就職経歴なし。

正社員じゃない働き人、すなわちフリーターのままで、年収1000万円を目指す。
自称「スーパーフリーター」として1年が過ぎた。


卒業して最初の1ヶ月はヨーロッパ行って、ふらふら遊んで、
5月からフリーター業を始めたので、厳密には、今年の5月で1年が過ぎたところ。



大学院時代は、学生とバイトと両方をフル回転でし続けていた。
家賃・学費・生活費をまかなわなければならんので、やらなきゃならんかった。




すべての時間を「稼ぎ」に注ぐことができた。


もしかしたら、やりすぎだったかもしれない。
週7日間、毎日10時間前後を労働時間に費やしてきた。



でも、楽しかった。
仕事が生きがいだった。



大学院を卒業して手がけた仕事は、取得した学位とはまったく別の分野。
だからこそ、業界を理解するためにも仕事漬けになっていった。



仕事はいろんなものを読んで、見て、
調査して、企画して、、、って、動けば動くほど、
結果が目に見えてついてきた。


モカの場合、物販の専門店をしていたから、






だから、お客様の笑顔見たさにがんばれた。
それともう1つ、働いている会社の社長を喜ばせたかった。
やっぱり、誰かに認められるのってすごくうれしい。
「モカがいてくれて助かったよ♪
 モカのおかげでみんなが喜んでくれるよ♪」






昨年5月に、仕事を始めてすぐに売り上げが上がり始めた。
半年後には、50倍近くになった。
そして、もかもマネージャーとして本格的に経営にかかわるようになった。
会社幹部会議に参加し、データーをまとめたり報告したり、
在庫管理、仕入れ、経理、ディスプレイ、人員配置等々。。。
責任もいっぱい抱えてたけど、でも、どの仕事も楽しい。







仕事を始めて11ヵ月後、
日本国内最大のショッピングモール「楽天市場」に新店舗をオープンさせた。
通常の業務を終えて、夜10時に帰宅して、
その後に毎日少しずつWEBショップを作り上げた結果だ。


当の楽天からは、
「3ヶ月から半年間は売り上げが0円と言うこともあるので、
 それでもあきらめずにがんばってください。」と。



「でも、やるだけやったろ!」



そう決めたモカ。


実店舗の経営とインターネットショップの2店舗の経営をつなぐために、
ひたすら突っ走っていたら、
結果的にオープン初月から、黒字が出た。

さらに翌月は初月の2倍となった。

最終的に、実店舗の売り上げは1年前の100倍を超えるまでになった。


一緒にがんばってくれたスタッフと喜びを分かち合った。
自己満足だったかな?
でも、最高にうれしかった。
そしてもっともっと仕事が楽しくなった。



と、これが、モカが担っていた仕事の1つだ。


年収1000万を目指すスーパーフリーター。
と言う気合いだから、実はこの他にも仕事を持っていたが、
ひとまず今回はこっちの仕事の話。







さてさて、気合入れから1年が過ぎた。


モカの仕事はどうなっているのか!
1年前、モカ自身もものすごく期待を膨らませていた。
「1年後、どうなっているかなぁ。」




では、答え。

1年後のもかの収入は・・・・





0円。




・・・そんな大好きだった仕事を、やめちゃった。
ちょうど1年と1ヶ月。
(その前は週1~2程度のアルバイトをしていたので、実際は2年半ほど。)
2006年5月をもって辞めてやりました。




今、無職。







収入ほぼ無し。

















なーんでだよっ。(" ̄д ̄)けっ!

世の中、納得いかないこといっぱいある。














最後の最後まで、この仕事、モカは大好きだった。
会社を動かして、経営して、お客さんと直に話して笑って、
会社と取引をしたり、扱っていた作品の作家さんと取引をしたり。

とっても楽しかった。
楽しかったけど、だんだんとこの会社で働き続けることの「意味の無さ」を感じていた。
この社長の下で働き続けることの「時間の無駄さ」を感じていた。
そして、働けば働くほど、「犠牲になるのはがんばった人」ということを痛感した。

一番がんばる人が、一番バカを見る職場であることがあらわになってきた。



そして、それは、モカだけではなくほかのスタッフも日に日にその気持ちが増していた。







いろんなことが積もり積もった。
ほんっとうにいろんな「がまん」が積もり積もった。



がんばってもがんばっても給料は数ヶ月遅れる。
でも、それはまだいい。
とにかく払ってくれればいいわけだし、
モカは仕事と家との往復しかないから、
そんなにすぐに大金が必要なわけでもないし。
ま、職場から帰宅した後に他の仕事も抱えていたからなんとか生活できる。




しかし、止めを刺された。






遅れた給料について数ヶ月ほど文句も言わないでいたら、
「給料が遅れているのに文句も言わないスタッフというのは、
きっと売り上げを横領しているのだろう」とよからぬ噂を社長自ら立てる。




社長に仕事を認められるどころか、この一言。


実はこの社長、お店の経営にはあまり思い入れがない模様。
店には一切来ないのだ。









悔し涙があふれてきた。
考えても考えても、悔しくて。
眠れない日々が続いた。








そんなに言うんだったら、
だったら、あんたが経営やれよ!
店にも来いよ。
売り上げも自分で確認しろよ!
店にある商品の情報を自分で勉強しろよ!






枕に涙をなすりつけながら、なんども叫んだ。





で、あほらしい。



辞めてやった。









そして、モカが辞めると宣言すると、
他のスタッフも全員辞めてしまった。


みんな同じ気持ちだった。
それぞれが、今までずっと会社の動きを、そして社長の動きを、見てきた結果だ。


スタッフ全員が辞めるっていうこの異常事態。
それだけでこの会社の状態を物語っているかの出来事だった。








その後の会社は、、、しらない。
モカらが辞めた直後あたりに、社長が替わったらしいという噂もある。
でも、どっちでもいい。




だって、5月末に辞めたのに、
未だにきちんと支払うべきものを払ってくれないのだから。



言いたことはいっぱいある。
でも、しばらくはぐっと飲み込んでみる。


そのうち爆発するかもしれん・・・





てなわけで、スーパーフリーター、
ただいま、無職。収入0円。



いい機会なので、人生の仕切りなおしだ。







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最終更新日  2006年07月07日 17時41分32秒
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