全34件 (34件中 1-34件目)
1
ディランが"It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)"に続けて挙げている"Mr. Tambourine Man"なんですが、これがまたよくわかりません。 →bobdylan.com: Mr. Tambourine Manリーダーズ英和を引いてみると、おもしろいことが書いてあります。---------------------------------------------- tambourine man n. 《俗》 麻薬の売人. [Bob Dylan の歌 'Mr. Tambourine Man' から]----------------------------------------------「Mr. Tambourine Man」はタンブリン奏者以外の何者でもないはずです。少なくとも、ディランが歌うまでは。 ♪ Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me, ♪ I'm not sleepy and there is no place I'm going to. ♪ Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me, ♪ In the jingle jangle morning I'll come followin' you. ♪ ねえ、ミスター・タンブリン・マン、ぼくのために一曲やっておくれ ♪ ぼくは眠くないし、行くあてもないんだ ♪ ねえ、ミスター・タンブリン・マン、ぼくのために一曲やっておくれ ♪ ジンジャカ鳴り響く朝の中、ぼくはあんたについていくよ (中川五郎訳「ミスター・タンブリン・マン」)タンブリン(タンバリン)奏者に、「一曲やってくれ」と言うのも、なんだか変ですね。音楽を聴きたいのではなくて、「ぼく」を踊らせてくれ、行動へ誘ってくれと頼んでいるのです。 ♪ Take me on a trip upon your magic swirlin' ship 「あんたの魔法渦巻く船に乗っけてぼくを旅に連れ出しておくれ」 ♪ Into my own parade, cast your dancing spell my way 「自分自身のパレードの中へと、ぼくの行く手に踊りの魔法をかけておくれ」 ♪ Then take me disappearin' through the smoke rings of my mind 「ぼくの心の中に浮かぶ煙の中へとぼくを消し去っておくれ」なるほどなあ、出来合いのスラングを使ったのではなくて、ディランが作った歌によって、タンブリン奏者が麻薬の売人になってしまったわけです。ただ、この歌に関しては、なんといってもまずThe Byrdsの演奏を思い浮かべてしまいますね。あの12弦ギターの音が、時代の雰囲気を伝えているように感じます。さて、"It's Alright Ma (I'm Only Bleeding)"と"Mr. Tambourine Man"が並んでいるだけなら、そんなにひっかかることはなかったのです。なぜディランは、その後に"Lonesome Death of Hattie Carroll"を続けたのでしょうか。言葉の象徴的用法が、違うように思うのですが。 Mr. Tambourine Man
2008.01.31
コメント(4)
CS歌謡ポップスチャンネルのオフィシャルブログによれば、「高田渡生誕会59」の放映が決定したそうです。わ~をぅ♪ →高田渡 生誕祭4月は高田渡祭りだそうで、前回(2007年3月)私が見逃した「春一番'74+最後の春一番'79」も、同じ4月に放映。やれ、嬉しいな、嬉しいな♪しかし、どうして「高田渡 生誕祭」になっとるんじゃ。まさか、あのヤフオクのバッジ出品者って……。
2008.01.30
コメント(4)
少し前、ヤフオクに高田渡生誕会のバッジが出品されていた。あれれ?誰が?なぜ?で、開始価格が300円、終了価格は830円であった。入札履歴が13あるので、一応競ったということか。ビミョー。「生誕祭」とか書いてあるあたりもビミョー。 →Yahoo!オークション:高田渡 生誕祭59 記念カンバッチ開始日時:1月 22日 0時 16分終了日時:1月 28日 17時 16分
2008.01.30
コメント(6)
blogシステムのMovable Typeが新しくなっていたので、何も考えずにバージョンアップ。ファイルをダウンロードして展開し、上書きコピー。構成ファイル (mt-config.cgi) だけは今までのものを使って、再構築。これでver.4.1にアップグレード完了。 →Movable Type News: Movable Type 4.1 の出荷を開始新機能を試している時間がないし、特にトラブルもなかったので、あまり感慨はない。問題なく稼働しているだけで、実にありがたいことであるのだがね。 →幻泉館日録
2008.01.29
コメント(9)
広辞苑第六版の書籍版は職場で買ったので、自分のものとしてDVD-ROM版を買った。今まで買った広辞苑の中で一番活用したのが、ハードディスクにコピーした電子ブックの第五版だったからだ。いつも開いているPCで広辞苑が引けるというのは、実に便利なのである。これと、研究社のリーダーズ+プラスV2は欠かせない。「ことといLight」にも興味があった。どんなものなんだろう。PCのDVDドライブにDVD-ROMを入れると、まず「ことといLight」をインストールすることになる。ほいほい進めていくと、データをハードディスクにコピーするかどうか訊いてくる。なるほど。今はその方が普通の使い方なんだよな。良かった。ただ、データの量が3.2GBほどある。第五版の電子ブックはシングルCDなので、200MB程度だった。こんなに大きいのは、画像データや音声データがたくさん入っているからなのだろう。早速「ことといLight」で検索してみると、画像は「提供:OPO」、音声は「提供:NHKサービスセンター」と表示される。おお、書籍にはないデータだ。慣れているDDwinの方が使いやすいのだが、それは第五版の方に使い、しばらく「ことといLight」を試してみようと思う。 →辞書サーバーシステム こととい →DDwinのページところで、少し前に広辞苑の誤記が報道されていた。「須磨」の項だったかなあと検索してみると、「芦屋」だった。忘れないように、ここにメモしておこう。 →神戸新聞:「広辞苑」誤記見落とし半世紀 芦屋の解説、実は須磨初版から半世紀以上経って間違いが発見されるというのはすごい。 広辞苑 第六版 DVD-ROM版
2008.01.28
コメント(4)
愛用している靴の中敷きが剥がれて、非常に気持悪い。歩いているとだんだんずれてきて、ひどいときには丸まってしまう。接着剤で貼り付けたりなんかしていいものなのか、わからない。そこで、何か買ってきて入れることを思いついた。靴屋さんに行ってみると、いろいろ売っていた。どうもおやじの足の臭い取りが主な用途のようですな。ばっちりサイズが決まってるのは値段が高いので、自分で切り抜くのを買った。ドキドキ。あ、バッチリ。気持ちいいですわ。
2008.01.27
コメント(4)
なんとなく祝春一番2007のサイトを覗いたら、「祝春一番2008」になっていました。開催日決定! ● 5/2(金) - 5/5(月) →祝春一番2008う~む。5月2日(金)は、行けないだろうなあ。5月5日(月)も、危ないかもしれない。残念ナリ。なんとかならんものか。
2008.01.26
コメント(8)
ずいぶんひさしぶりにパンタさんのステージを見て、「七月のムスターファ」の壮絶な歌詞に衝撃を受け、CD『オリーブの樹の下で』を買いました。パンタさんと菊池琢巳さんのユニット「響」のアルバムです。高田渡生誕会と同様、阿部美緒さんがバイオリンで参加してます。PANTA~響/オリーブの樹の下で #1 来歴#2 独りぼっちの子守歌#3 手紙#4 母への花束#5 Leila's Ballade#6 心の砦#7 七月のムスターファ#8 ライラのバラード「母への花束」は重信メイさんの作詞、「七月のムスターファ」がパンタさんの作詞、他の曲はすべて重信房子さんの作詞です。最後の「ライラのバラード」は、あのライラ・ハリッドさんのことを歌った曲。英訳を重信メイさんが朗読しているのが、5曲目の「Leila's Ballade」です。 ♪ わたしは もうすぐ60才 ♪ 証言のために 日本に来ました ♪ 自由の戦士マリアンは無罪と訴える為に ♪ あの時代はだれも 自由の戦士だった I am 60 now I came to Japan to testify That the freedom fighter Mariam is innocent In that era, everyone was a freedom fighterライラは重信裁判の弁護側証人として、証言していたんですね。 →パレスチナに愛を!:♪ ライラのバラード
2008.01.26
コメント(4)
♪ 偽装偽装と官民なびく ♪ 偽装居よいか儲かるかさて、高田渡生誕会59の会場で『タカダワタル的ゼロ』のチラシをもらいました。5月の公開が決まったんですね。テアトル新宿と吉祥寺バウスシアター。これなら行けるぞ。うふふ。 →タカダワタル的ゼロおっと!のみならず。渡さんのニューアルバムが出るではありませんか。 →アルタミラミュージック---------------------------------------------- 高田渡、旅の記録。 未発表ライブ音源から編んだ NEW ALBUM 発売決定! 2008年5月より CD二枚組 連続リリース!----------------------------------------------これは二枚組みのアルバムがいくつか出るということですね。すごいぞ。楽しみ、楽しみ。5月はいろいろ物入りになるぞ♪
2008.01.25
コメント(6)
休憩後、最後のセクションはair plantsが通しでバックを担当しました。嘉多山信さん(ギター/マンドリン)+阿部美緒さん(バイオリン)+橋本歩さん(チェロ)の三人です。 →阿部美緒 →歩だが!●air plants #1 太陽の孤独#2 帯広#3 Scatterbrain三曲目はなんだっけなあと思ったら、ジェフ・ベックの曲でした。 →YouTume: Jeff Beck - Scatterbrain (North Sea Jazz 2006)●中川五郎+air platns →中川五郎オフィシャルサイト#1 Imagineもちろんジョン・レノンの曲。五郎さんは♪どんなだろう♪という名訳で歌ってくれました。●リクオ+air plants →RIKUO OFFICIAL WEB SITE#1 Oh My Love ♪ 愛しい人よ ジョン・レノンが続きました。#2 生活の柄 客席ではおなじみのコーラス(?)を付けたがっていたようですが、アレンジのため不可能に。 ま、フォーク酒場じゃないんで。●松田ARI幸一 →ari@times#1 靴が一足あったなら~おやすみアイリーン#2 東京の屋根の下 この2曲はアリちゃんのギター弾き語り。 「東京の屋根の下」は灰田勝彦さんが歌った、服部良一メロディですね。#3 ミケランジェロ 渡さんが好きだった曲だと言って、ハーモニカで演奏してくれました。●全員#1 この世に住む家とてなく ♪ 帰る巣がないさすらうおいら ♪ 街から街へのその日暮し ♪ 心休まるところがないのさ ♪ この世に住み家がないからよ →I Ain't Got No Home一日目の出演者だったペケ(いとうたかお)さんや、大庭珍太さんもステージに上がっています。アンコールを要求する客席。無理じゃないのかなあと思っていたら、風太さんが出てきました。片付けがあるからダメよ。一日目は10時までやったので、そのつもりで手を叩いていた人もいるのでしょう。これで高田渡生誕会59は終わりです。今回は二日間あるうちの二日目しか参加できなかったのが残念です。友部正人さん、パスカルズ、佐久間順平さんの林亭やバーボン・ストリート・ブルース・バンド、ああ、小林政広さんや、いとうたかおさん、川下直広さんも出てたんだ。観たかったなあ。さあ、来年はいよいよ渡さんも還暦です。あれ?次回の世話役はどなたなんでしょうか?「高田渡生誕会 59」をいくつかに分けて書きましたが、幻泉館日録@楽天の「フリーページ」と幻泉館本館blog(MovableType)にまとめました。 →【高田渡生誕会 59】@楽天 →【高田渡生誕会 59】
2008.01.24
コメント(6)
二度目の休憩の後は、飛び入りで藤村直樹さん。渡さんのD-28を持って登場。とても鳴りが良くて、イサトさんが狙っていると言われてたマーチンです。渡さんの友人で主治医だった人。去年は、「お前が殺したんだ~」と、冗談になってましたね。前回と同じ曲です。●藤村直樹 →藤村直樹#1 歌っておくれ渡●高田漣 →高田 漣 - TONE&CO.,LTDいつもはラップスチールでおなじみの漣さんですが、この日は渡さんのD-28をボトルネック奏法で弾きました。メガネをかけていないと実に二枚目、ダルビッシュ投手みたいよ。鼻が渡さんだけど。#1 アマルコルドのテーマ 1曲目はフェリーニの映画のテーマで、インストルメンタル。 懐かしい映画です。 学生時代に、池袋の名画座で観たな。 ニーノ・ロータの曲なんですね。#2 ホーボーの子守歌#3 りんごの木の下で●安宅浩司+高田漣 →安宅浩司[ATAKA KOJI]オフィシャルサイト#1 それでいいんじゃないかと 安宅さんはそのまま残って、ドブロに持ち替えます。●村上律 +安宅浩司+竹田裕美子+よしだよしこ+中山ラビ 時間がなくて1曲しかできないので人数で稼ぐと言って、豪華メンバーによるサポート。 キンちゃんがアコーディオン、よしださんがギター、ラビさんはゆるいコーラスです。#1 南京豆の唄 →Goober Peas 音量注意!●大塚まさじ →大塚まさじのホームページ『月の舟』#1 月のまつり#2 春のはじまり#3 夕暮れ 「夕暮れ」は漣さんが入りました。●佐野遊穂 +安宅浩司+Annsan+なつきくん →ハンバートハンバート * オフィシャルウェブサイト2月から産休に入るという遊穂さんが登場。小学校から高校まで明星学園だったそうで、実は吉祥寺は地元みたいなもの。知らなかったわ。#1 国語●加川良#1 夜明け 佐野遊穂さんと一緒に、ハンバートハンバートの曲です。 もうおなじみ。#2 下宿屋 たぶん会場が一番盛り上がったのはこの時。 やってくれた! という感じ。 でも、ご本人は「一番嫌いなのがフォーク酒場」と言ってました。 ああ、フォーク酒場ってこんな感じなのか。#3 幸せそうな人たち ♪ 若い頃のままであれと ♪ 少女のように 少年のように ♪ 夢とうつつを並べ替えて ♪ えやみ(疫病)を覆い 頬紅を塗る すぎの暢さんの、あのすごい音のスチールギターが欲しいところ。 代わりに加川さんがうなってました。 ♪ 生まれた時から僕たちは ♪ 滅びてゆく道に 花を飾るさて、ここで最後の休憩。外へ出てみると、「加川良が下宿屋歌ってくれた」と携帯で一所懸命誰かに伝えている人。パンと牛乳をもごもご食べている人。髪の毛はすっかりなくなっているのに、なんだかみんな中学生みたいでした。
2008.01.23
コメント(6)
最初の休憩が終わって、午後4時半を回りました。ラビさんです。久しぶりにステージを拝見します。80年代前半に渋谷で観て以来かな。●中山ラビ →ラビWebです#1 その気になってるわ ♪ おぼえてる アンタ 海辺のあのこと ♪ 陽が落ちて人がいなくなり ♪ 桜貝もミドリに変わり ♪ 買いたての水着きてみた ラビさん、声が変わらないなあ。 ここでちょっとホロッと来ました。 →幻泉館日録:その気になってるわ#2 眠れない夜 ♪ いつまでも眠れない夜がくる ♪ ひとりの人のために 眠れない夜がくる 『はだ絵』だ。 このあたりのアルバムには弱いんです。 歌がいきなり心の奥に飛び込んできます。●中川イサト →中川イサト ホームページ漬物を食べることができない渡さんに無理やり食べさせようとした話をします。いけないなあ。#1 吉祥寺1972#2 ぼくのいるところ#3 その気になれば ラビさんの「その気になってるわ」と続けて聴いたのは初めてです。●宮武希 +ロケット松+今井忍+松永孝義+Annsan →宮武希・公式ホームページ#1 鉱夫の祈り#2 ウラメ~夜明けまえ#3 ぼーら『小笠原古謡集』は、渡さんが唯一ほめてくれた仕事だったそうです。●今井忍#1 十五夜の月今井さん、ソロアルバム出したんですね。吉祥寺では「永遠の若手」。 →今井忍/夜のつばさ●斉藤哲夫 →斉藤哲夫 Official Home Page#1 ♪ 落ちる日差しを浴びて#2 Don't Think Twice, It's All Right用意した曲はまだ準備不足だということで中止。残念でした。●よしだよしこ +永原元+松田ARI幸一 →よしだよしこのホームページ#1 うらら月の明かり#2 ア・シ・オ・ト「ア・シ・オ・ト」は、渡さんのことを歌った曲です。今までステージで前置き説明をしたことがなかったそうですが、初めて前置きをしてくれました。アメリカで心身共にぼろぼろになった時に届いた、日本からの便り。よしださんが淡々と語り終えて、「ア・シ・オ・ト」を歌い始めると、私の目から涙があふれ出ました。どうにも止まりませんでした。ずるずる鼻水も出てきました。 ♪ あなたはもうこれ以上 ♪ 歳をとらない ♪ あなたの残した言葉のとおりに ♪ もうこれからは唄わないでいられる●早川義夫#1 シャンソン#2 君の亭主#3 I LOVE HONZI#4 ♪ 音楽(?)渡さんの詩に早川さんが曲を付けた「シャンソン」で始まりました。これは他の人が歌って、ラジオのスポットCMで流れましたっけ。早川さんは訥訥と、もどかしそうにピアノを弾いていました。HONZIさんのバイオリンが聞こえていたのだと思います。一旦止まった涙が少し出てきました。 →日記42ここでまた休憩です。
2008.01.22
コメント(6)
午後3時半開演のはずが、15分ほど遅れてました。突然チンドン入りの楽団とともに、中川五郎さんが歌いながら真ん中の通路を、ステージに向かいます。●中川五郎+真黒毛ぼっくす →中川五郎オフィシャルサイト#1 私の青空#2 うた ♪ 今はもう長すぎるコンチェルトなど ♪ 聴いている時ではない●真黒毛ぼっくす →青空レコード#1 ごあいさつ#2 岬で待つ女真黒毛ぼっくすには小学生(低学年かな?)の娘さんがいて、この子がすごかった!完全に歌を理解して、シンバルを鳴らしたり、タンバリンを叩いたり、コーラスを付けたり。お、映像見ることができますね。 →YouTube: 真黒毛ぼっくす 岬で待つ女●シバ+真黒毛ぼっくす →シバ 流れ星通信#1 ♪ 月の上で象は#2 16ブルーズいきなりシバさんの登場でちょっとびっくり。ご本人も、こんな早い時間にとぼやいていました。●PANTA+菊池琢巳+真黒毛ぼっくす →PANTAX'S WORLDひさびさに見るパンタさん。M-16(のおもちゃ)を持って登場して、「自衛隊に入ろう」が終わると、それを叩きおって、客席に投げ込みます。「大丈夫でしたか?」と、受け取った人に尋ねてました。#1 自衛隊に入ろう おっと! ちょっと替え歌入り。 ♪ 女の中の 女はみんな ♪ 自衛隊に入って花と咲く 原曲の「悪いソ連や中国をやっつけましょう」はこんな感じ。 ♪ アメリカさんにも手伝ってもらい ♪ 悪いキムジョンイルやビンラディンやカストロをやっつけましょう 真黒毛ぼっくすの娘さんが♪自衛隊に入ろう♪とコーラスを付けているのは、すごい光景でした。#2 7月のムスターファ サダム・フセインの孫のことを歌った曲だそうです。 壮絶な詞でした。 ♪ 叔父の死骸から銃を取り ♪ 頭のつぶれたボディガードの弾丸を奪い ♪ 血の海に横たわる父を楯に ♪ いま誇りだけが彼を支える ♪ 記憶してくれ ♪ 彼はムスターファ ♪ まだ14才の7月のモスル ♪ たったひとりで1時間 アメリカと闘ったパンタさんは、頭脳警察の相棒トシ(石塚俊明)さんがよく渡さんと飲んでいたので、そこでご一緒したそうです。それは下駄屋というお店かな。ここで中川五郎さんが出てきて、休憩を宣言します。そう、とにかく平均年齢が高いので、トイレやら喫煙やらで、休憩が多いのです。春一番も同様ですが、あれはもっと空間も時間もゆるいので、その必要がありません。武蔵野公会堂に詰め込まれたおじさんたちには、一時間で休憩というのは、ありがたかったことでしょう。
2008.01.21
コメント(6)
今年も行って参りました。高田渡生誕会。渡さんも59歳になりました(生きてれば)。 →高田渡生誕会会場は吉祥寺駅公園口を出てすぐの、武蔵野公会堂です。建物は昔からおなじみなのですが、中に入ったことはありません。どこかの大学の落語研究会の発表会などやってましたっけ。開場が午後3時ということなので、井の頭公園を散歩している時間はありませんでした。でも、渡さんがアルパカのニットを買っていたお店へバッジを買いに寄ることはできました。開場前、なんだか見たことのあるような人たちが並んでいます。去年の生誕会で見たというより、大阪服部緑地での春一番コンサートで見かけたという感じ。前日の出演者である佐藤GWAN博さんがポスターを売ってます。風太さんと田川律さんが挨拶して抱き合っています。風太さんは舞台監督です。田川さん、今日も賄いのおっちゃんやってるんでしょうか。さて、もちろん、この項、続きます。
2008.01.20
コメント(6)
♪ 天皇陛下もトイレに入れば ♪ カミに頼ってる 岡林信康「くそくらえ節」あの頃の岡林さんは、屈託なく明るく歌っていた。そう、紙は大事やで~。日本郵便(JP)は被害者面をしているが、担当者が「再生紙」の品質に気づいていなかったということはありえない。素人のオレだって、年賀状のあれは「再生紙はがき」じゃなくて、「普通紙はがき」だと思っていた。「偽装」は製紙業界全体がやっていたことのようだ。 田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ 富士の高嶺に 雪は降りける田子の浦は、ヘドロで名を馳せた。東海道本線で吉原に差し掛かると、すごい臭いがした。製紙工場の排水と煤煙によるものだった。今は解決したことになっているようなのだが、それでも富士市の空は悪臭がする。 →環境省 報道発表資料 - 平成19年9月19日 製紙業に対する大気汚染防止法遵守状況に係る点検結果についてゴッホ「ガシェ博士の肖像」125億円。ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」119億円。旧大昭和製紙の名誉会長がオークションで落札して、死んだら一緒に燃やしてくれと言って顰蹙を買った絵画群である。 →Wikipedia: 齊藤了英 →Wikipedia: 医師ガシェの肖像 →Wikipedia: ムーラン・ド・ラ・ギャレット文化果つる地の話である。
2008.01.19
コメント(4)
→夕陽が好き!夏見還さんのところで番組の告知があったので、録画予約をした。これは見ておかないと。 →NHKオンライン プレミアム10---------------------------------------------- 絆・被災地に生まれたこころの歌 1月18日(金) よる 10:00 - 11:30----------------------------------------------私が暮らしている土地は、もう三十年も前から大地震が来ると言われている。夕陽の沈む静かな海が、いつ突然大きな津波に変わり、人々を飲みこむのかわからない。圧し潰され、焼かれ、凍えた人たちの中に、私や母がいなかったのは偶然でしかない。毎年、この日が来るとそう思う。 →震災文化──満月の夕
2008.01.18
コメント(4)
CS歌謡ポップスチャンネル「フォークの旅路」東京編の後編は、吉祥寺曼荼羅でのシバ&なぎらライブの続きからスタート。「もしも」です。 ♪ もしも銭をいくらか持ってたら ♪ 自転車を買ってさ ♪ このせまい部屋から ♪ すぐにでも出て行くけどな一行は吉祥寺から四谷に移動。そこは昔エレックレコードのあった場所でした。なんと門谷憲二さんが登場。エレックレコードの時代を語ります。御苑スタジオに移動して、さらに広島フォーク村初代村長だった伊藤明夫が加わり、なんだか大所帯に。URCとエレックレコード、末期のことを語らいますが。ああ、番組の時間が短い~。四ツ谷の梅寿司で、新宿西口フォークゲリラを回想します。ミュージシャンの側からは、たとえば岡林さんや渡さんのように、批判的な言い方が多いですね。番組の最後はまた曼荼羅。シバさんの「バイバイブルース」です。ギターを弾く手の動きがよく見えてありがたい映像です。シバさんは親指にサムピック、人差し指だけフィンガーピックを付けています。 ♪ びゅうびゅう風が吹いて ♪ あの日の俺とすれ違う バイバイ思えば私の春一番は、シバさんのこの歌で始まりました。 →春一番コンサート 2004年2004年の春一番コンサート初日。中島らもさんがいました。高田渡さんがいました。honziさんがいました。 ♪ 高いところまで行くのなら ♪ あんた一人ぼっちだぜ バイバイブルース ♪ あれは西の空に ♪ どこまでも落ちていく あの日の夕焼けだ バイバイ バイバイ! →今夜、すべてのバーで →渡さん、さようなら →蕎麦屋 →透き通っている音楽
2008.01.17
コメント(4)
「田中一郎のギターアッパーカット!」は、ゲストがクレイジーケンバンドのギタリスト、小野瀬雅生さん。 →田中一郎のギターアッパーカット! →小野瀬雅生 | OnoseMasao.com今回はギブソンのギターを特集。前半は、昨年末に発売されたロボットギターです。おお~! →Gibson Robot Guitar一見妙な色のレスポールなんだけど、これにチューンコントローラーが搭載されています。スイッチを設定してじゃらーんと弦をかきならすと、ヘッドに付いているペグ(糸巻き)がぐるぐる回ります。手でチューニングする時と同じように、ちゃんと行きつ戻りつします。標準のチューニングから、オープンGへ即座にチューニング変更なんてできます。すごい。おもしろいわあ。田中さんと小野瀬さんが実際にじゃんじゃん弾いてくれるので、実にわかりやすいです。ちゃんととしたギブソンのレスポールなんで、下手な記念モデルよりずっとお得なんではないかと思います。ええなあ~。
2008.01.16
コメント(4)
いやあ、寒いです。暖かいはずののんびり市が寒いのです。布団に潜りこんでは、温かいものを考えます。おでん。水炊き。しゃぶしゃぶ。食い物ばかりじゃないか。焼酎のお湯割というのを、飲んでないな。零細出版社に勤めていたころ、寒いんで焼酎のお湯割を飲んで寝てました。そして、布団に潜りこんでラジオを聴くのです。「毎日がベストテン」なんてよく聴いてたな。 →Wikipedia: ザ・ヒットパレード (ラジオ番組)ありゃ、これは寒い思い出だな。何か温かいもの……。渡さん、暖かそうなアルパカのニット着てたなあ。……。これも寂しくなるわ。おお、そうそう、男なら、バーバリーのトレンチコートだぜ。この前寒いんでデパートに避難して、ついでにバーバリーのトレンチコートに袖を通させてもらったんですわ。20万円以上の値札が付いてたけど、70年代のバーバリーを考えると、安くなったような気がする。ギブソンやマーチンのギターが手の届くものになったのと同じ。アタシは豆短躯なんだけど、このごろはメタボ主人なんで、トレンチコートは似合わないだろうと思っていたんですよ。胴回りに合わせたら、裾が地面に届くんじゃないかしら、なんて。でも、試着してみたら、ちゃんと余裕ができるように作ってあるんですね。三陽商会が出しているブラックレーベルだと、Sサイズに相当する4号で、ぴったりでした。おお、気持ちいいなあ。これがバーバリーのトレンチかあ。ハードボイルドだど。 →バーバリー ブラックレーベル / BURBERRY BLACK LABELちょっと検索してみることにしよう。楽天市場だと、ああ、扱い少ないなあ。本格的なトレンチがない。三十代ぐらいの連中に向けてアレンジしたコートが多いようだ。 ヤフオクだと、ちょこちょこ出ているようだ。どうして新品がこんなに値引きできるのか、よくわからない。でも、いいなあと思ったブツはないなあ。だいたい、今は4,999円までしか入札できないしね。ん、ちょっとあったまってきたぞ。寝るべ。
2008.01.15
コメント(6)
オーストラリアのお土産をいただいた。Tim Tam(ティムタム)。チョコレートコーティングしたクッキー。両隅をかじってから片方を牛乳に浸けて、ストローのようにして吸って牛乳を飲む。おいちい。中のクッキーがどろどろになってしまうので、クッキーを乾いて固いまま食べるのが好きな人には、向いていないんでしょうね。 →ARNOTT'S: Tim Tam →ティムタム * オーストラリアでは69%の人が Tim Tam を友達とシェアするのが好き * オーストラリアでは40%の人が Tim Tam を友達や家族に見つからないよう隠している * オーストラリアでは66%の人が Tim Tam を夜テレビを見ながら食べるのが好き * オーストラリアでは3%の人が Tim Tam をお風呂の中で食べている * Tim Tam ファンの52%は「Tim Tam Slam」という食べ方を楽しんでいるおお、ちゃんと食べ方に名前が付いているんだ。「Tim Tam Slam」 「slam」というのは、ドスンとかバタンだと思っていたのですが、ドボンといった感じでも使うのかなあ。「ゴクゴク飲む」なんて意味もあるようですね。そこから来たのかなあ。
2008.01.14
コメント(8)
とりあえず事務所用にペーパーメディア、紙の本で『広辞苑』の第六版を買ってきました。同梱されていたのは予約特典の「一日一語」なる小冊子でした。小冊子といっても366日分あるので、新書1冊が付いている感じ。各日毎に広辞苑から項目を抜粋してあり、1ページに2日ずつ載っています。----------------------------------------------1月12日 俎開きまな‐いた【俎板・俎・真魚板】まないた‐びらき【俎開き】東京都台東区東上野の報恩寺で、毎年正月12日に大鯉を料理する行事。1月13日 御頭会おとう‐え【御頭会】‥ヱ毎年正月13日に、身延山で行う年頭の法会。----------------------------------------------この2項目は、第5版とまったく同じ説明です。まあ、こういう項目は変わりにくいよね。そういえば、週刊金曜日の手帳も今日は何の日みたいなのがあったな。----------------------------------------------1月12日(土)「NHK女性国際戦犯法廷」番組改変問題で自民党の安倍晋三幹事長代理・中川昭一経済産業相が圧力。『朝日新聞』が報道(2005)/売血全廃を決定(1967)1月13日(日)『山谷-やられたらやりかえせ』の監督を引き継いだ山谷争議団の山岡強一氏が右翼の凶弾に倒れる(1986、享年45)/山形で中学生マット圧死事件(1993)----------------------------------------------どちらも、らしくていいですな。 広辞苑 第六版 (机上版)
2008.01.13
コメント(6)
本屋さんに寄ったら、広辞苑の第六版を売っていた。そうかあ、出たのかあ。買わなきゃいかんのだなあ。ちょっと立ち読みしたかったが、おまけと一緒にシュリンク包装してあって、立ち読みができない。6月30日までの時限特別定価という売り方は、いやだなあ。とりあえず宣伝用パンフレットを貰ってきた。紙の本を買おうか、DVD版を買おうか、なかなか悩ましい。DVDの方が絶対に使いやすい。第五版では電子ブックを買ったのだ。CD-ROMはちょっと高かった。重宝している。80年代に、高校生の小論文添削のアルバイトをしていた時がある。これぐらい持ってなきゃ困るだろと、親父様が広辞苑を買ってくれたっけ。あれは第三版だった。 第一版 1955年 第二版 1969年 / 第二版補訂版 1976年 第三版 1983年 第四版 1991年 第五版 1998年 第六版 2008年最新の「日本語」を満載というのはどうなんだろうなあ。新語を追いかけていると、どんどん出版時期が早まってくるように思う。 →岩波書店:広辞苑 第六版 広辞苑 第六版 広辞苑 第六版 DVD-ROM版
2008.01.12
コメント(8)
気になったニュースがあったのにそのまま忘れていたのを思い出して、検索してみた。年末ドタバタしていた頃だ。ああ、これこれ。車の中にナイフが置いてあったということで、JAYWALKの中村さんが逮捕されたという報道。何のことはない、キャンプ用品じゃないですか。 →JAYWALK:中村耕一、ナイフ所持の理由言えなくて…逮捕 →JAYWALK中村耕一が銃刀法違反 →JAYWALK・中村耕一がナイフ所持で書類送検もう本人が謝っちゃってますが、明らかに不当逮捕ですよ。私の車にも、よくノコギリやナタが載っています。畑仕事に行くのでね。そのまま何週間も積んだままになっていることもあります。それでも、こんな職務質問を受けたら、逮捕されてしまうのでしょう。 →今回の報道に関しまして、JAYWALK 中村耕一本人のコメントを、ご報告致します。髪や髭を伸ばしているのが、警官には気に入らなかったのではないでしょうか。だから、マリファナや銃の類いが出てくるのではないかと車の中を探ったのだと思います。いったいいつの時代だ。明らかに、東京の治安は悪化しています。警察のために。もうすぐ、地方都市もそんな状態になってしまうのでしょうか。 →追放の歌 →浄化の風景 #3 →浄化の風景 #2 →浄化の風景 →黒いカバン →もしもあの世に行けたなら(1970年)
2008.01.11
コメント(6)
Googleで「郵政地獄」と検索したら、トップに中村正三郎さんの「ホットコーナーの舞台裏」がヒットした。これは意外。 →郵政民営化地獄とアメリカの陰謀?なるほど、トヨタ生産方式の導入ね。70年代の全逓反マル生闘争を思い出す。 →法政大学大原社研:1978?1979年反マル生闘争まさに隔世の感がある。ところで中村さん、のんびり市郵便局での、2007年末年賀状営業は、一人当たりのノルマが6万枚です。1万枚ではありません。その6倍の、6万枚です。あちこちでインチキな営業トークをして回った郵便課の人がそう言ったそうです。彼はその6万枚を完全にノルマだと認識していました。そして、そのノルマを果たそうとして嘘をついたことを認めています。ところが、彼の上司である郵便課長は、営業マンと顧客の間にミスや勘違いがあったという話にまとめようとしています。郵便課長によれば、営業ノルマなど存在しないのだそうです。どうやら日本郵政も偽装だらけのようですね。
2008.01.10
コメント(4)
CS歌謡ポップスチャンネル「フォークの旅路」は連動番組「フォークの風景」があって、「旅路」でなぎら健壱さんたちが案内した風景に、音楽をのせて流す。たとえば「旅路」東京編前編で使われた吉祥寺の風景やその時に撮った別の映像に、武蔵野タンポポ団の「サンフランシスコ湾ブルースや高田渡さんの「しらみの旅」が流れる。ただ、「フォークの旅路」には前編と後編があって、それぞれ月の前半と後半に放映されるのだが、「フォークの風景」は一ヵ月同じ映像だ。つまり、「旅路」の前編と後編をまとめたような映像を、「風景」で見ることができる。「旅路」<東京編>の前編は吉祥寺だったが、「風景」を見ると、後編はどうも吉祥寺ではないらしい。井の頭公園の風景に、武蔵野タンポポ団の「もしも」が流れた後、画面は東京駅に変わる。あれま。東京駅浅草雷門浅草寺浅草六区通り隅田川・アサヒビール なぎらけんいち「葛飾にバッタを見た」秋葉原・電気街 古井戸「何とかなれ」新宿駅西口地下広場御苑スタジオ 泉谷しげる「春夏秋冬」渋谷・ハチ公前・センター街六本木・ヒルズ森タワー・東京ミッドタウン 高田渡「自転車に乗って」東京タワー シバ「淋しい気持で」フォークゲリラの写真も出てきます。「フォークの旅路」<東京編>の後編はその辺りがメインなんでしょうか。番組は吉祥寺を飛び出て、どのように展開するのでしょう。東京案内をやらざるをえんのでしょうね。案内役ゲストは続けてシバさんだと思うのですが、なんだか妙だぞ?そういえば、以前なぎらさんの「悲惨な戦い」のことを少し書いたことがありました。思い出したので、一部再掲。 →幻泉館日録:悲惨な戦い(1973年)----------------------------------------------くっだらない曲で楽しいんですが、要注意歌謡曲にすべきほど危険なのかね。NHKをバカにしてる、相撲協会をバカにしてる。他に何か問題あったかしら。相撲をバカにしたこと自体がいかんのかもしれんな。昭和天皇は大のお相撲好きでいらしたそうな。でも、国民および国民統合の象徴なので、昼間っから相撲見物なんぞしてはいかんと、夕方5時まではテレビの相撲観戦を我慢なさったそうです。そうか、昭和の御代には、国民は5時から相撲中継見ていられたのかね。普通の勤労者が観戦することができないプロスポーツなんて、他にないんじゃないだろうか。ああ、そうか、相撲はスポーツじゃないんだ。---------------------------------------------- 葛飾にバッタを見た/なぎらけんいち 夜のこちら/シバ
2008.01.09
コメント(6)
おっとあやうく見逃すところだった。一月の「フォークの風景」「フォークの旅路」は、待ってましたの東京編。なぎら健壱さんが名所旧跡(?)を回る「フォークの旅路」は、月の前半が<東京> 前編で、後半が<東京> 後編となっている。ああ、やっぱり吉祥寺だ! →歌謡ポップスチャンネル:フォークの旅路吉祥寺の案内役はシバさん。井の頭公園から出発。野外ステージよりも少し井の頭公園駅方面へ少し歩いたあたりで、歌っていたそうだ。吉祥寺東町1丁目、TAMTAMという店があったところ。シバさんはボブ・ディランの『ナッシュビル・スカイライン』をかけてもらったという。まだ邦盤の出る前。高田渡さん、若林純夫さん。もうこの世にいない人たちの話。シバさんは京都へ、渡さんに会いに行く。なぎらさんの『日本フォーク私的大全』は、そのあたりの記述が間違っているそうです。「ぐゎらん堂」の話がメインであります。あの道は当時ギンギラ通りと呼ばれていたそうです。それは知らない。夕陽がギンギラ見えたから。それは知ってる。武蔵野タンポポ団という名前は、シバさんが描こうと思っていたマンガのタイトルだったんだそうです。シバさんがお金なくてタンポポ食べてたからというのは嘘。まあそんな伝説を楽しんでいたところもあるのでしょう。曼荼羅でシバ&なぎらの「夜風のブルース」。 ♪ 皆さん あっしが東京に ♪ 来ましたのは 素敵と聞いたので →Song to Woody ♪ Hey, hey Woody Guthrie, ♪ I wrote you a songああ、早く後編が見たいな。「武蔵野火薬庫☆ぐゎらん堂」を始めた村瀬さんが、サイトを作っていますね。貴重な映像があります。懐かしい風景。あの空の下を歩いていたし、吉祥寺の街を自転車で走って、雑誌を配達していました。店番をしていると、ぐゎらん堂の人が少年ジャンプを買いにきてくれました。 →GWARANDOH WEB TOP「武蔵野火薬庫☆ぐゎらん堂」資料倉庫どうもmixiでの活動がメインのようで、閉鎖型SNSが嫌いな私としてはつらいなあ。mixiに入らないと見れないというのは寂しいですわ。 青い空の日/シバ 武蔵野タンポポ団の伝説 武蔵野タンポポ団 BOX
2008.01.08
コメント(6)
懐かしい子が臨月なのだと聞いて、驚いた。なに驚くことはない。あの子もそういう年だし、それが普通なのだろう。でも、いきなり臨月だと聞いたので、ちょっと驚いたのだ。反射的に逆さ吊りなどという言葉を思い浮かべるのは、悪い癖だ。学生時代に後輩のなっちゃん(仮名♂)が、『奇譚クラブ』という雑誌の大ファンだった。その時でも既に過去の古臭い印象の廃刊誌で、彼は古本屋で見つけてはこつこつ買い集めていたようだ。下宿に遊びに行ったら、見て下さいよと何冊も渡された。その時、臨月逆さ吊りという言葉を見かけて、あははと笑ったのだった。まあ、笑うしかなかったのだ。他人様の趣味をとやかく言うことはできない。「goose month」という言い方があるそうだが、その語感はちょっとわからない。ガチョウのおなかを連想するのか、はたまた「赤ちゃんはグズベリー(gooseberry)の下で見つけたんだよ」などという言い方から来たのだろうか。娘が嫁いだ時、つまり花嫁の父親になった時はそれほどでもなかったが、その娘が赤ん坊を産んだ時には、ああ嫁に行ったのだなあと感慨深かったと聞いたことがある。そうなのかもしれない。実のところはよくわからない。妻が欲しいとはそんなに思ったことがないが、子供は欲しかったなと、今ちょっと思う。ずいぶん身勝手な話だな。 臨月
2008.01.07
コメント(4)
元々年賀状は出していなかった。二十代、三十代の頃は本当にまったく出さなかった。ホームページを始めたのでちょっと宣伝をしようかと思って知人に年賀状を出すようになった。それから十年ぐらい経つんだろうか。郵政が民営化されたら、年賀状を出すのはやめようかと思った。でもなあ。とりあえず2008年の年賀状で様子を見てみようか。2007年の暮れのこと。某零細企業に郵便局の営業が来た。年賀状要らんかね~?要りません。DMできますよ。は?配達用の住民データベースから抽出して、DMが出せますよ?そんな馬鹿な。たとえば住民票から年齢を限定して抽出して、年賀状を出すといったことができるのか?郵政がそんな商売をしていいのか?しかし、個人情報保護法のおかげでDMが出せずに困っていた零細企業は、この怪しい話に飛びついた。で、年が明けてみたら、その営業トークがインチキだったということがわかったのだ。零細企業は、近所の家庭2千軒に、何の宣伝効果もない年賀状を配ったにすぎないことになった。なるほどね。こういうことをして、年賀状の売り上げを伸ばしたのか。 →日本郵政ひとりを愛せる日本へ。[ 日本のすみずみまで幸せになる民営化 ]嘘八百とはこのことだ。国鉄や電電の民営化は、本当に成功だったのか?「うまくいった」のは、国労をつぶして総評を解体したかった勢力にとって、ということではないのだろうか。少なくとも、国民の財産は私物化された。だから、本当はJRを利用したくない。電話加入権はまったく価値がなくなった。だからNTTの金儲けには、協力したくない。民営化されたJP、日本郵政グループが儲けるというのなら、年賀状はもうやめようか。
2008.01.06
コメント(6)
よく誤解されるのだが、私はそれほどカップ麺が好きなわけではない。袋入りのインスタントラーメンは好きだ。キャベツを大量に刻んで投げ込み、麺と一緒にゆでる。湯はゆでこぼす。その間に葱を刻んで待つ。幸せな一時だ。これなら毎日食べてもかまわない。でも、実際は食べる機会がなかなかない。ああ、インスタントラーメン。一方、カップ麺はただただ、わびしい。せいぜい胡椒や唐辛子を余分に振りかける程度の自由しかない。腹が減ったから詰め込んでおくという気分だ。時たま職場で食する。セブンイレブンのアルバイトをしていたころ、カップ麺の先入れ先出しは面倒で苦手だったなどと思い出す。そうそう、今は携帯電話にカウントダウンタイマーが付いているので、それで3分やら5分やらを計る。携帯電話が大騒ぎして、時間が来たと教えてくれる。でも、やっぱりわびしい。暮れにスーパーで「赤いきつね」と「緑のたぬき」を買った。すぐに食べる予定はないが、机の上に重ねておくと、なんとなく安心する。受験勉強をしているような気分になる。先行商品があったが、今のようなデザインになったのは70年代末から80年代にかけて。今年は「赤いきつね」発売三十周年なのである。 →マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき ヒストリー「赤いきつね」がきつねうどん。「緑のたぬき」が天麩羅そば。じゃあ、とよく冗談で言っていた。「黄色いいたち」でカレーうどんはどうだろう。実際に発売されたのは、「黄色い博多ラーメン」(1982年)だった。三色揃ったのは嬉しかったが、何か違うなあと思った。やはりいつのまにか消えてしまった。その後「黒い豚カレーうどん」や「黄色い肉うどん」も出たけれど、定着はしていないように思う。今またいろいろ出しているようだが、さて、「赤いきつね」と「緑のたぬき」以外はどうなるんだろう。きれいに三色揃ってるというのがいいんだがなあ。元旦のニュースで、なんだかとても心にひっかかったものがあった。市ヶ谷の都営アパートで、独り暮らしの女性(82歳)が焼死した。「年越しそばを作っていた」と報道されていたのだが、なんだかおかしいなと思ってニュースサイトを見てみるとやはりカップ麺だった。 →MSN産経ニュース:年越しそば作っていた女性が火事で死亡----------------------------------------------警視庁牛込署によると、部屋の中には封が開けられたソバのカップ麺があり、ガスコンロにはヤカンがのっていた。----------------------------------------------やりきれないなあ。何年後かの自分の姿みたいに思える。独りで年越し。大晦日にテレビを見ていたのかな。ラジオを聴いていたのかな。騒がしい番組が終わって、「ゆく年くる年」が始まる。今年もカップ麺で年越しそばにしよう。コンロに火を点ける。買っておいたカップ麺をゆっくり開いている時に、火が移る。気づいた時には、もう間に合わない。あっという間に、火柱の中心にいる。「ソバのカップ麺」。「日清のどん兵衛」だったんだろうか。「マルちゃんの緑のたぬき」だったんだろうか。
2008.01.05
コメント(8)
→Phantasm Photo Gallery年末のことだが、夜なべ仕事の友にテレビをつけると、『田中一郎のギター・アッパーカット』という番組の総集編をやっていた。これがおもしろい。こんな番組があるのは知らなかった。 →田中一郎のギター・アッパーカット毎回ゲストを迎えてギター談義をするのだが、私が今まであまり縁のなかった分野を実演しながらわかりやすく説明してくれる。テレキャスターやレスポールといったギター、アンプやエフェクターの設定、エレキとアコースティックとの奏法の違い。なるほどということが多い。いろいろなギターが出てくるところが楽しい。ギター中年必見の番組ではなかろうか。私もとにかく毎日ギター弾いてやらなければ。時間は作るものです。ね。
2008.01.04
コメント(4)
泉谷しげるさんと姜尚中さんが出るよと教えていただいて、『知るを楽しむ・こだわり人物伝スペシャル』という番組を見た。いわゆる正月番組で見たのはこれだけかしら。「のだめ」のスペシャルも見ようと思っているが、これはもう仕事が始まっている。NHKの『こだわり人物伝』という番組をまったく知らなかったのだが、こういう番組は取り上げる人物と、ゲストの人選で、見たかったり見たくなかったりする。開高健、マイルス・デイビス、夏目漱石、チェ・ゲバラというラインナップは、非常に魅力的だ。そしてゲストが泉谷しげるさんと姜尚中さん。これは見るしかないわな。もっと二人にしゃべらせてほしかった。私の場合、もう一人のタレントさんはちょっと邪魔だった。 →NHK: 知るを楽しむ
2008.01.03
コメント(4)
2007年の最後に買ったのが、アーサー・ビナードさんの『日本の名詩、英語でおどる』と、この『エレックレコードの時代 II』。タイトルもデザインも内容も『エレックレコードの時代』の続編なのに、なぜか版元が変わっています。どういう事情かしらん。前は「幻のエレックレコード 編」という副題が付いていましたが、今回は「エレックレコードの精霊たち 編」だそうです。『エレックレコードの時代』の著者門谷憲二さんは泉谷しげるさんが歌っていた「白雪姫の毒リンゴ」の作詞者として名前を覚えていました。本を読んで、門谷さんがエレックの社員だったことを知って驚きました。何もないところから新しくエレックを動かしていった、門谷さんの青春回顧録です。続編は、やはり旧エレックにいて、新しく生まれた現エレックの社長である、萩原克己さん。門谷さんの著書の中では、萩原さんがナイアガラレーベルを立ち上げたり、山崎ハコをプロデュースしたりと、末期のエレックで孤軍奮闘していた様子が描かれている。 →エレックレコード社長のべらんめえブログああ、萩原さんはマックスで演奏してたんだ。吉田拓郎さんのバックバンド。最初のアルバム『青春の詩』は、A面をマックスが演奏しています。というあたりまで読みました。 →幻泉館日録:エレックレコードの時代 エレックレコードの時代II[付録1] 唄の市 珠玉名作選CD#1 春のからっ風/泉谷しげる#2 ちどり足/古井戸#3 夕暮れ/佐藤公彦#4 母に捧げるバラード/海援隊[付録2]復刻CDジャケット SELECTION BOOK エレックレコードの時代[付録1] 幻の放送禁止楽曲CD#1 戦争小唄/泉谷しげる#2 ブスにもブスの生き方がある/まりちゃんズ#3 悲惨な戦い/なぎらけんいち#4 先天性欲情魔/泉谷しげる[付録2]エレックレコード総合目録 1976年版(縮刷)
2008.01.02
コメント(4)
はい、恒例初日の入りです。 →I Love Sunset! > 2008晴れ渡っていたのですが、浜に出てびっくり。風が強いのなんのって。立派な三脚を立てようとしていたお父さんは、携帯で「寒い~」と誰かに連絡して、帰っていきました。お迎えを呼んだのかな。波の飛沫も飛んでくるので、レンズを拭きながらの撮影です。いやあ、寒かった。帰ってからテレビでニュースを見てさらにびっくり。今日はこの浜で寒中水泳大会があったそうなんですわ。すごいなあ。私には無理。それ以外は、静かな、いいお正月でした。
2008.01.01
コメント(10)
Unable to mention any angle of my reality,I feel cross-examined, cornered, pinned down.Still, in a last-ditch effort, musteringall my strength, I managed to write"HOW'S EVERYBODY BACK HOME?"如実的な一切を書けなくなつてとひつめられてゐるかのやうに身動きも出来なくなつてしまひ満身の力をこめてやつとのおもひで書いたのですミナゲンキカと、書いたのです。 "A Letter to My Little Sister" translated by Arther Binard 山之口貘「妹へおくる手紙」 日本の名詩、英語でおどる
2008.01.01
コメント(4)
全34件 (34件中 1-34件目)
1