2009/01/14
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カテゴリ: 映画
今日は毎度お馴染み、林鳥巣同志と共に言わずと知れたハリウッドのアクションスター、
ジャンクロード・ヴァンダム主演の映画「その男ヴァン・ダム(原題:JCVD)」を
見て来ました。

今作はいつもの無敵のヴァンダムが敵を薙ぎ倒す、所謂ヴァンダミングアクションとは
違い、時代に取り残された落ち目のアクション俳優ヴァンダムが親権裁判やキツイ仕事に
疲れ切って帰郷した故郷ブリュッセルでたまたま郵便局強盗に巻き込まれ、更には被害者
のはずのヴァンダムが犯人だと誤解されてしまうと言うお話。

現実にビデオストレートの低予算映画の出演が多く、かつての大スターも今ではすっかり
日陰者、その影の薄くなったヴァンダムが、「金に困って強盗に走った!」などと勘違い

にただ従うばかり・・・・。
ヴァンダムファンの強盗一味の一人とヴァンダムが交わす会話が「ジョン・ウーを有名に
したのはヴァンダムなのに有名になった途端アンタを捨てやがった」、「新作が決まった
のにセガールに役を取られちまった」など、なんとも言えない悲壮感満点の会話が展開され
、泣けもすれば笑えもする、そして、「ウィンド・トーカーズ」がクソなのは間違いない。

この映画の特に素晴らしいところは、ヴァンダムの自虐ネタを使ったコメディーである
にもかかわらず、単なる自虐ネタになってはいない所、前半から中盤にかけて展開される
自虐ネタのオンパレードも勿論楽しめるが、特に後半に集中する強盗一味の仲間割れや
警察との駆け引き等、サスペンス映画としても間違いなく一級品の仕上がりになっている。

ヴァンダムの演技も今までに無い力の籠った物となっている、特にラスト間近の自身の
映画製作や武道に対する思い、人生に関わりのあった人々に対する思いについての独白は



ヴァンダムファンでなくとも十分楽しめる映画だが、これはヴァンダムが好きな人にこそ
絶対見て欲しい映画、DVDが出るまで待つなんてケチな事を言わずに是非映画館へ足を
運んで欲しい、彼のファンであればあるほどこの映画を深く楽しめるはず。






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Last updated  2009/01/15 01:12:18 AM
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無気力@ Re:タナカの社長が逮捕とな??(12/02) ホント、酷い話ですね。 明らかに悪いのは…
aims@ Re:AIMS?(02/23) 記事を拝見させていただきました。https:/…
AZaki @ Re:マカロ・・・フ??(03/21) Hello gerigushi, i need your help. I …
ぼーちゃん@ Re:ロシアのブルパップ(06/21) スッキリしました ありがとうございます!
林鳥巣@SRB @ Re:CA製G3A3雑感(05/24) おお、ブログにしてたのか。 この時はお世…

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