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げじねこ

げじねこ

March 12, 2006
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カテゴリ: 舞台&役者
『間違いの喜劇』

愛知県勤労会館 

2006年3月12日(日) 13時開演  1階19列センターブロック



【作】W.シェイクスピア  【翻訳】松岡和子

【演出】蜷川幸雄   

【出演】アンティフォラス兄・弟(2役)  小栗旬 
    ドローミオ兄・弟(2役)  高橋洋
    エイドリアーナ  内田滋         
    ルシアーナ  月川悠貴
    エミリア  鶴見辰吾
    イジーオン  吉田鋼太郎
    バルサザー  瑳川哲朗         
    ピンチ  川辺久造
    アンジェロ  たかお鷹 
    ソライナス  原康義
    商人1  妹尾正文      使者  清家栄一
    商人2  飯田邦博      娼婦  山下禎啓
    リュース 高野力哉     警吏 田村真 他




エフェソスとシラクサは敵対する都市。互いの街に姿を現しただけで死刑にされてしまい財産は没収されてしまう決まりがあった。
にもかかわらず、シラクサの民イジーオンはエフェソスへやってきた。
嵐で生き別れた妻と双子の子供の一人を探す為だった。
死刑をいいわたされるが、裁きを下す公爵ソライナスが理由をしり、1千マルク保釈金を払えば助けてやろうと、保釈金集めのために一日の猶予を与える。

時を同じくして、イジーオンと共に助かったもう一人の双子の息子アンティフォラス弟も、従者ドローミオ弟と共に密かにエフェソスを訪れていた。
実は7年前から生き別れた双子の兄を探す旅に出ていたのだ。
このふたりは同じ日にそれぞれ双子として誕生したが、ドローミオの両親は貧しい生まれ。
気の毒に思った商人イジーオンが子供の従者にしようとひきとり、やはり嵐の晩に生き別れていたのだった。

このふたり。
エフェソスの街に来てから、どうにもおかしなことにばかり起こる。
ドローミオとの会話が時々どうにも噛み合わない。。
見知らぬ街の人々が妙に親しく話しかけてくる。
初対面の女性エイドリアーナは自分の妻だと言い、食事に戻っていらっしゃいと家に連れて行かれてしまう。

そう。なんとエフェソスには彼らの兄が住んでいたのだ。だが弟がすぐ傍にいる事など知る由もなかった。
アンティフォラス兄弟の前に、召使いのドローミオ兄弟がそれぞれ入れ替わり立ち替わり現れ、事態は一層混乱し始める。

訳の分からないまま兄の家に帰宅する弟たち。
そこでアンティフォラス弟は、エイドリアーナの妹ルシアーナに一目ぼれしてしまう。
一方アンティフォラス兄本人が友人たちと帰宅するものの、本人と気付いて貰えず罵詈雑言をあびせられ門さえ開けてもらえない。
怒って門を打ち破り家に入ろうとする兄だが、友人らになだめられ外食に出掛ける。

妙なことばかりで気味が悪くなった弟たちはエフェソスから逃げ出そうとする。
しかしアンティフォラス兄が妻のために注文した豪華な金の首飾りを、間違って弟が受け取ってしまったために、「受け取っていない」と代金の支払を拒んだ兄は逮捕されてしまった。
夫の気が狂ってしまったと思い込む妻は、アンティフォラス兄を自宅に連れ戻す。
そこに現れる弟。エイドリアーナは夫が逃げ出したと思い再び捕まえようとしたが、弟たちは修道院に逃げ込んだ。

修道院主エミリアに夫を引き渡して欲しいと頼むエイドリアーナだが、拒まれ憤慨し、イジーオンを連れて処刑場に向かうため通りかかった公爵ソライナスに訴える。

アンティフォラス兄も妻に家を締め出されたことを訴える。
そこへ弟たちを連れて登場するエミリオ。
ついに真実はあきらかになった。
そしてエミリオがイジーオンの妻である事も。
イジーオンは許され家族そろって、街をあげての祝宴が催される。





    ※    ※    ※    ※    ※



ストーリー長すぎるよぢぶん(--;;)。ここまでだけで疲れてしまったではないか(苦笑)。
でもまぁ、内容を振り返るのにこーやって書くと思い出し易いしね。



会場に入って、まず舞台一面、鏡張り仕様のセットに
目を奪われまして(@@)。
16世紀イタリアのテアトロオリンピコという劇場をモチーフにしたものなんだとか。
コレが、客電が落ちたらものすごくキレイに浮かび上がってきてね。
一瞬にして世界が変わってすごい。友人とうっとりしちゃいました。


役者たちが左右の通路後ろから楽士たちと共ににぎやかに登場。

そこで演奏されていた楽しい曲に乗ってだったので、すでに気分は馴染みの客←やすいな(笑)。
私はちょうど右通路からひとつ入った席だったので、みなさんのお姿がしっかり拝めたの。
最初のインパクトは貫禄たっぷりの鶴見辰吾さんの女装(爆)。
つかみはOK!

最後に一人遅れて小栗君が一陣の風のようにサーーーーっと
右通路を駆け抜けて!
ちょうど舞台上に小栗君を探していた私は一瞬のことにボーゼン、
気が付いたときは走り去る後姿だった。
あぅーーーもったいない(><)。
でもま、風は感じたからいいか。えへへ。


みなで賑やかに踊りさざめき、やがて舞台のドアの向こうへはけていく。



吉田さん演ずるイジーオンの語りがなんとも切々としていて、
え?悲劇だったっけ?な世界を作り出していて。
さすがの説得力。
しかもやっぱり私好みの「大人なオトコマエっぷり」は健在で、
内心にへらだったりする(おい)。



そのあと登場するコンビ、アンティー&ドロミー(なんやそりゃ)がまぁ、
それはそれはボケとツッコミ具合がよろしくて、
おおいに笑わせてもらいました。


それにしても、初めて観た舞台上の小栗君。
想像以上に華があって、しかも立ち姿が美しいんだなコレが!
その上笑顔はもちろん怒った顔や戸惑った顔とか、
どれもこれもみぃぃぃぃんな目に焼き付けたい表情ばかりで。
その上2役だから、それらがちゃんと違う人間の表情になっていたんだよ。
性格の違いも出てたし、声色も変えていたし。
ここまでできるなんてびっくりー。
先月初めに始まったこの舞台、ちゃんと積み重ねてきたものが感じられて、観られてよかったわ。
おかげで思う存分、安心して堪能できたし惚れ惚れ、
うっとりーできたんだ。
目福目福。


なんつーのかしら?
んーーーたとえば古田さんにトキメクのとは全く違う種類のときめき。
色気って言う点ではやっぱりまだまだだと思うのよ。
でも、
もう少年ではなかったのね。
ってゆーか、そもそも少年時代は全く知らないのだけれど(^^;)。
でも、完全な大人でもない。
そう。
まさに青年。
しかも輝きがまぶしいことといったら!
舞台で演じることがとにかく楽しくて楽しくて、
その場にいる自分がうれしくて大好きで。
そして今日、この大楽を無事
(実際はちょっとハプニングがあったのだけれど)
迎えることが出来た自分が誇らしくて。
とにかくそんなこんなが感じられてねー。
観てるこっちまでむやみやたらに笑顔になってしまうという。


そんな私の今の心境は。


小栗旬くんのアタマを思いっきりクシャクシャにして、
なでなでして、
それから思いっきりぎゅぅぅぅぅぅぅっと抱きしめて、
その後ご褒美のKISSを「左のまぶた」(←意味深)にしてあげたいのだ。



まぁ、間違いなく大迷惑な心境だな(爆)。

「ガキじゃねーぞ!」

そんな文句いいそうだし。
あ。でも言われたかも(蹴)。

でもね、色気とか恋とかでなく、
本当にただただぐりぐりしたいんだよ。
わんこみたいにさー。
にゃんこみたいにさー。
かわいくてかわいくて抱きしめたいだけなんだよ。
(だからそれは、ペットはいやがるんだって・笑)


実際の小栗旬くんは、かわいいというよりは、
やっぱりかっこよかったのだけれどね。


・・・・・

ふむ。

やっぱりかなり母性本能くすぐられたようだわ私。

これも愛なのね。





ってことで今宵はここまで。力尽きました。

つづくっ!


   ※    ※    ※    ※    ※


つづきっ!(笑)


【ハプニング】

実はこの日、大楽で、小栗旬くんやっぱり力が入っていたのかな?
ルシアーナに一目惚れして愛を語るシーンあったでしょ。
この一目惚れした瞬間、
みとれて舞台から客席にうっかり落ちる演出なんだけれど、
どうも勢い余ってどっかに顔をぶつけちゃったみたいなのよね。
お客さんに謝りながらすぐ舞台に戻ったのだけれど、
そのとき左まぶたの横、左眉の横かな?
そこから2筋の血が。
びっくりしたけど、そこはホラ、私は初見。
怪我しても気にせず愛を語る熱い?演出かなと思っていたの。
うまいなぁ。
いつのまに血糊つけたのかなぁ・・・なんてさ(^^;)。
でも、そのうちその血があごの下まで流れて。
うん。
やっぱり本物だ

そして高橋ドローミオが、青いタオルを持って登場。
さりげなく「どうしちゃったんだよその傷」みたいなカンジで
うまく拭き拭きキリヌケトオル。

そして舞台は続くも・・・
やっぱりアタマ付近の傷って、
傷そのものは小さくても血はいっぱい出るんだよね~。
一旦キレイになるもまた流れ出す血
そりゃそうだよなー。
だって、ほとんどとどまるところがない動き回る舞台で、
客席通路も何度も走っているし。
でも、ようやく舞台裏にひっこんで、
すこーし時間がたってからの登場時はしっかり絆創膏が。

それがまたなんだかかわいくて・・・
絆創膏があんなに似合う役者もいないぞー(あほ)。

他の役者さんもうまーくからんでくれてね。
金細工師なんて、
「あらん、いたそーね。大丈夫ン?」
なーんてうまく会話に取り入れてほおをなでて笑いを誘っていたし

最後の双子登場時は、ちゃんと両方に絆創膏があったんだって。
私は気が付かなかったけれど(^^;)


なんかもう、血の気の多い若者そのものでさ。
ちょっとやそっとのハプニングなんてものともしない勢いがあってさ。



などという、ちょっとおばさんちっくな感想もあったりしたのだった(笑)。

何より、その若さに美しさも加わっているしね。
えへへへへ。
おかげで私もいつになく気分が華やいだわー





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最終更新日  March 13, 2006 09:47:28 PM
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