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げじねこ

げじねこ

March 24, 2006
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カテゴリ: TV
『アンフェア』


いやぁ最後はこうきましたか!
だったのです。
すっかりやられました。
私、深読みできないのよね~。
推理小説やドラマ、映画、そこそこ好きだけれど、
自ら推理するのには本当に未熟者なんですの。ほほほ。


このドラマ、当初の目的はなんといっても阿部サダヲちゃん&寺島さん。
そしていつのまにかステキな女優になった篠原さん、

忘れちゃならない怪優、香川さん。


でも、いざ始まったらなんとも瑛太がかわいいんですよ
阿部ちゃんも寺島さんもどうにもうさんくさい役だし、
出番は少ないしで悶々としていた私の光明でした(笑)。
最初はあきれ果てていた雪平の行状に、
いつのまにか巻き込まれひきつけられていくのです。
そのひととなりを知るうちに惹かれてしまうのがとても丁寧に描かれていたのです。
そして子供と対する時は、必ずしゃがみこんでの子供目線。
どれもこれもがとってもよいのです。
途中、もしかして死んじゃったのー?
な予告編が流れた時はものすごい喪失感だったんですから。


もちろん意表をついていたから、ドラマとしては最高に盛り上がったけれど、
その分いや増す哀しみなのです。

いやぁよかったですわよ。
注目株ですわよ。
今が買いですわよお客様(え)。

の時のようにはオチなかったのですが、
これからかなり気になる役者さんになりました。



そしてもう一人加藤昌也さん。
薫ちゃんですよー。
このひと本当にメガネが似合うのです。
プチ・メガネフェチにはたまりません(←中居君のメガネ姿に萌え~な私)
飄々とした佇まいの中にも、
仕事人としての腕の確かさやあったかみのあるとこ、
そして何気に目立ちたがりなとこがかわいかったのです。
なにやら怪しそうにみせかけて、結局はイイヤツだったんですが、
安藤@瑛太が最後にお酒をいっしょに飲んだのがこの人でよかったです。
雪平と追悼のお酒を飲むのもこの人でよかったです。
安本@志賀さんの存在とともに、この人の笑顔には救われました。



寺島さんは、最後の最後、男っぷりのあがるケジメをちゃんとつけまして。
特に蓮見の手を握ったあたり、
あまりの大人の男オーラにくらくらしました。



一方サダヲちゃん。
ここまでイヤミなヤツは初めてみたかしら。
とにかくいちいちが癇に障るのです。
でも好きだからもしかしてどこかで改心するかもなんていう甘い期待は
ものの見事に砕かれイヤーーーなヤツのまんま、無事?終わりました。
でも、こーゆうサダヲちゃんてすごく新鮮でした。



見ていくうちに印象が変っていったのが瀬崎@西島さん。
実は最初は、どーしてこの人が人気あるのかわからなかったのです。
だって、役柄のせいもあるでしょうけれど、
すっごいネクラーーーに見えたんですもん。
何考えてるか全く読めない鉄仮面のようだったんですもん。
ちまたでどうして「さわやか」などといわれているのか理解に苦しんだのです。

なのに・・・いつのまにか、ひたひたと浸透圧のように西嶋さんが押し寄せてくるのです。
じわじわと魅力が伝わり始めたのです。
いつのまにか、登場するとなんとなーく気になっていきました。
これぞ完敗っていうんでしょうね。
喜んで降参しましたよ。
ドラマの半分でいなくなってしまって本当に残念でした。



篠原さんは・・・ひたすらクールでかっこよかったです。
素顔を知っているだけに、
くしゃくしゃの笑顔のかわいさをしっているだけに、
どんな風に今回の役を演じてくれるか、その豹変振りを楽しみにしていたのです。
そして・・・今回、本当に笑顔のシーンが激少でした。
やっと微笑んでもそれは大声をあげるようなものでなく、
やっと、やっと、ちょっとだけれど笑えたのですが
そんな痛みを伴いながらも心からの笑顔には、かなりキました。

雪平は変われるのでしょうか?
いな、そもそも変わろうとするのでしょうか?
少なくとも我がへ子の愛情だけは本物だから、
その一点だけでも救いはあるのかしら。
そして、意味ありげだった父親殺害の真相。
結局解明されないまま。
原作ありきのドラマだったけれど、続きってあるの?ないの?
そこらへん、続編があってもいいかなー。
なんて思ったりしました。



木村多江さんもよかったですね。
追い詰められた必死さが、絶望が、ものすごいイタミをもって届きました。
ようやく信じられるかも・・・と思える人に、
そして無条件の信頼を与えてくれる子に巡り会えたのになんたること。
いちばん、そりゃないよと思いましたとも。


それにしても、あんまりにもみんながみんな怪しくて、救いのない物語でしたね。
×(バツ)サイトの常連だった人たちが、
どうしてそんな闇をかかえこんでしまったのか・・・
そこらへんの描き方が、特に蓮見とか、ちょっと物足りなかったかしら。


ま、最初から最後まで、しっかり堪能しましたからいいんですけどね。
スッキリさわやか、気分爽快にはほど遠いですね。
ずっしり重い「命」です。





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最終更新日  March 25, 2006 11:40:20 PM
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