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2008.03.13
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カテゴリ: 歴史系小説

あかんべえ(上巻)

江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、ふね屋の十二歳の娘おりんにとっては、高熱を発して彼岸に渡りかけて以来、亡者は身近な存在だった―。この屋敷には一体、どんな悪しき因縁がからみついているのだろうか。


anna2号さんに触発され、宮部みゆきさんのあかんべえの感想書いてみます☆

まだ、そんなに多く宮部みゆきさんの作品を読んだわけではないのですが、共通して感じるところは、読んだ後の爽やかさです。

ブレイブストーリーみたいなファンタジー的なものはもちろんなのですが、クロスファイヤみたいなちょっと重めな内容でも、読んだ後は爽やかさを感じます。

今回の、あかんべえもご多分にもれずそういう感じで、女同士のどろどろの争いを書きつつも、読んでよかったと思わせるこの力量はすごいですね。


なんでかな?とちょっと考えてみると、「後ろ向きじゃない」からかなと。

そういうドロドロとしたところを積極的に切り込んで、別にこんな醜さ当たり前だよね!と描写がポジティブになっているところが、読んでいる人に爽やかさを与えていると勝手ながら思ってますw

面白いので、ぜひご一読を☆





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Last updated  2008.03.13 20:36:39
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