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車検時に保留したブレーキパッドの交換はジェームスさんに頼むと部品取り寄せで二度手間になるので、自分で交換することにしました。
購入したパッドは純正だとおもしろくないので、少し純正よりは高くはなるのですがエンドレスの純正互換品です。
ブレーキパッド フロント ENDLESS SNP インプレッサ GH2 (FF) GH3 (AWD) エンドレス ブレーキ ブレーキパット ブレーキパッド
価格:7938円(税込、送料別)
(2016/7/24時点)
吸い出す量の見当が付かなかったのでちょっと多めに抜いています。正解はこれくらい。
次にタイヤ交換と同じ手順でタイヤを外したら、キャリパー裏の下側にある14mmボルトを取り外します。このボルトは固着していることが多いようですが、先に車検整備の直後なので今回は簡単に緩めることが出来ました。
メガネレンチを持っていないのでソケットレンチを使ったのですが、こういうところはやはりメガネレンチがほしい所ですね。
外したらキャリパーが上のボルトを中心に回転して跳ね上げることが出来るのですが、パッドを挟んでいるためか簡単に持ち上がりません。
何気なく上のボルトを跳ね上げる方向に回したら、簡単に上げることが出来ました。
尚、上のボルトを外してしまうと、キャリパーが外れてしまうわけですが、外すと分解整備になるのでこの場所は整備士の資格が必要な所でありますので、御法度です。
素人は開けるだけです。
跳ね上げたキャリパーは落ちてこないように針金ハンガーで引っかけておきます。
最近この手のハンガーはめっきり見なくなってしまいましたね。
色々と使い出があるので残念です。
パッドの取り外しは、手でコネコネすると簡単に外れました。落として割ったり、シムが外れないように気をつけて丁寧に外しました。
シムは二枚合わせになっているので二枚合わせて取ってそのまま新しいパッドに移植します。
今回はパッドグリスを用意できなかったので、そのままそっと移植です。
純正互換だけあって、ハメ合いも問題ありませんでした。
組み合わせたらそっとキャリパーの元の位置にはめ込みます。
両側を一度にやると部品をテレコにしてしまう恐れがあるので片側ずつ作業しました。
裏側は見えないので、作業がしにくいですが落ち着いてやれば何とか出来ました。
さて、メインイベントのシリンダー戻し。
GH2インプは片側のシングルピストンという最低限の構造なので、簡単です。
シリンダーに木をあてがって、ウォータープライヤーのレバーで画像のようにゆっくりと押し込めば徐々に戻ってくれます。
新品パッドの場合は一番奥の面一近くまで押し込まないといけないので、最後はプライヤーで左右順番に挟んで入れ込みました。
ゆっくりキャリパーを下げて、手前を基準にしてパッドを挟み込むようにはめると元通りです。
最後にボルト基部当たるので、ちゃんと押し込んで戻します。
慣れてしまえばフロント両側でも1時間もあれば交換できると思います。
ジェームスさんに頼むと12,960円なので、いいパッドを入れてもおつりが来ました。
作業後はブレーキペダルをポンピングして圧を確認してから、徐行でブレーキテストをしておしまいです。
低速の確認ではグリスを買えなくても鳴きは発生しませんでした。
ちらりと見える青色がおしゃれです。
今回、作業を覚えたのでシムの裏を耐熱塗料で着色して遊ぶのも良いかもしれませんね。
ちなみに交換した旧パッドは6mmも残量が残っていました。
ジェームスさんがまだ交換するのはもったいないですと言ったのが正解です。
新品が11mmですから交換目安を3mmとしてあと38%。9年でそれだからまだまだ使える量です。
確かに減り始めると無くなるのが早いと言われますが、スバルさんはそんなに急いで交換を進めるほどではないと思うんだけどな。
さて、今回の作業の立役者の紹介です。
逆に役に立たなかったもの。
50mmのCクランプは全然入りませんでした。もっと強大な130mmくらいのモノならピストン戻しとして使えそうです。
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