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上州二子山はこちら元ののブログはこちら
2008.10.10
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横岳を無事通過し赤岳天望荘に向う。この頃からガイドさんがへんなことを言い始めた。明日の天気は悪いようだから、その場合は赤岳に行かないので今日赤岳に行きます。と。赤岳に行かないで権現岳に行く道があるんだろうと考えていたが。添乗員さんが天望荘に行って天気予報を確かめてきたら「くもりのち晴れ」ということで計画どおりと考えた。それでもガイドさんは、今日赤岳に行くと云う。八時間も歩いてきたし、明日の天気は良いので休んで体力温存と決め行かなかったが何人かは赤岳に向った。(次の日の朝の赤岳天望荘)赤岳天望荘の部屋は、迷路を行くような通路を歩いて行き、一旦外へ出てコンテナ風の部屋だった。 山小屋の部屋はコンテナちんちろりんコーヒー、お茶が飲み放題というのがうれしい。五右衛門風呂のような風呂があったが湯冷めするといけないので寝袋で休んだ。(覗いたら大きな5,6人入れる釜だった)ガイドさんが帰ってきて赤岳キレットは危険で大変なことを話す。もう行かないことを前提に話しているような感じを受けた。恐怖を感じたら大変だとか。確かに女性15人、男性5人。ほとんどが60歳以上に感じたし70歳以上の人も数人いるツアーでガイドさんも最初から行く気は無かったかも知れない。そんな話を聞きながら休んでいたが中々眠れない。夜、外へ出てみたら月が出ていたがすぐ雲の中に。 赤岳に薄雲走り小望月 街の灯のひとつ浮かびて霧の山時間がたってもなかなか眠れない。 長き夜や寝返り打てぬ山小屋に朝、起きたら集合がかかった。ガイドさん曰く「昨日11時に雨が降って岩が濡れているからこのまま下山する」と。昨日赤岳にいかなかった人は、赤岳だけは行きたい。とか70歳を過ぎている人は「山はまっているかも知れないけど、年は待ってくれない!」とか。確かにそうだ。納得!笑ってしまったが。 秋雨や山逃げぬとてこの齢結局行かないことになり赤岳に行きたい人は行って残りは天望荘で待機。誰かが聞いてきたが、このツアーで赤岳キレットから権現岳に行ったことはないということだった。 うそ寒や無理なプランで人集めこのコースを行きたいために山形から深夜バスできて2泊3日のツアーに参加している70歳を過ぎた人がいたのに。もともと行かないことを前提に人を集めたような気がする。これを聞いて急に力が抜け赤岳も行く気がなくなり山小屋で待機した。 山に来てすっかり弱気の虫となり風邪を引いていたのも行く気をなくしたひとつかも知れない。その後、地蔵尾根から行者小屋、赤岳鉱泉、美濃戸経由で帰ってきたが地蔵尾根の岩は濡れていなかった。 赤岳の秋風に触れ帰りけり心の中でぶつぶつ。行者小屋で休憩。 山水に喉潤して薄紅葉赤岳鉱泉に行く途中の展望台で撮った赤岳。阿弥陀岳横岳赤岳から阿弥陀岳の山稜を歩いている人の姿が米粒のように見えた。こんなに天気が良いのにとまた思いながら。 山稜を小さき影行く秋日和昨年と同じように美濃戸で水に浸したりんご買い食べた。 りんご齧(かじ)る望郷の音たてながら八ヶ岳は、権現岳と蓼科山が残った。権現岳は、アプローチ方法が分かったので来年単独登頂しようと思う。蓼科山は、まだアプローチ方法がわからない。(一泊すれば大丈夫そうだが。その場合は縦走で考えようと思う)toshikoさんのコメントで、いままで写真容量50MBだったのが月100円で20GBまで大丈夫と言うことで次回からは、また元に戻ります。昔の名前~で出て~い~ま~す~♪
2008.10.06
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昼のカレーを硫黄岳山荘で食べて、今回の目的のひとつである横岳を目指した。霧がどんどん濃くなってきた。 これよりは迷路と云ふごと霧襖最初は、危なげない道を淡々と登る。30分位登ってから険しい岩道になる。 草の露掴みて登る岩場かなちょっと狭い道がある。 岩稜に草々揺るる秋思かな 地獄へと続く道かも霧の山 露の岩三点確保で登りけり渡る前は危なくて写真を撮れなく渡ってから写した。 鎖場に一息入れて虫の声すみません。お尻を写してしまいました。陳謝! 秋冷や鉄の梯子をよぢ登り 鎖場をよぢて広ごる秋の空と言いたいところだったが霧で何にも見えなかった。最初の写真のところから山頂までは15分程度だが危ないところが多い山だ。5分ほどの休憩で赤岳天望荘に向う。すぐ岩の下りが始まる。 大同心てふ大岩に霧走るこんな快適な道もある。三叉峰を越えて 霧深し両端崖の尾根の道こんなところを通りようやく天望荘が見えてきた。赤岳天望荘と赤岳を写したつもりだったが。ここでデジカメのメモリーが無くなった。最後はこの写真をとったところから急な岩道を下ると天望荘につく。およそ一時間半の行程だった。
2008.10.02
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2日目、朝4時の目覚め準備をしながら朝ご飯を待った。黒百合ヒュッテの食事は、5,6人分を大皿に盛ってありほどよく取って皆に回さないといけない。朝ご飯に少し遅れて到着。生卵と味噌汁とのり、及び惣菜があったので食べていたら、周りの人は秋刀魚を食べている!遅れていったので誰かに食べられたようだ。むむむ・・・・・。 山の餉(げ)に取り合ひとなる秋刀魚かな気を取り直してご飯をおかわりして腹ごしらえし出発。良い天気になる予感のなか。このコースは、硫黄岳から黒百合ヒュッテまで逆コースで歩いたことがあったので余裕があった。岩場の急な道を登ると比較的平らな岩道(大きな岩を歩く)になる。 草の露払ひ除けては岩登る天狗岳が見える。 秋高し丈を並べて夫婦山 松虫草風に揺れては人を呼ぶ松虫草や梅鉢草が咲いていた。1時間40分ほどで東天狗岳に着いた。東天狗岳からおりて来た方からの西(左)、東(右)天狗。右端下に添乗員さんが写っている。この添乗員さんとは3回目(西穂、瑞垣、今回)となる。奥の左が赤岳、真中が中岳、右が阿弥陀岳、赤岳の手前が硫黄岳。 わが影も疲れて来る秋日かな東天狗から西天狗を往復し根石岳へ。なんかバテてしまった。まだひとつ山越えしたばかりなのに疲れがどっと出てきた。根石岳。根石岳からの硫黄岳方面。根石小屋を横目に硫黄岳に向った。 鳥渡る石置く山の小屋の上根石小屋は飛ばされないように屋根にいくつも石を置いている。みんなで冗談を飛ばしながら歩いた。この頃から、小雨となりきりが深くなった。 人声に突き当たりつつ霧の山雨が降ると雨具をつけ、晴れると暑いので脱いでを繰り返す。 霧深し声を聞き分け山を行くこんなに遠かったかなぁ~と思いながら硫黄岳の最後の昇りを登る。すると山頂直前で嘘のように霧が去っていった。 運命が開けるやうに霧晴るるこれで今年3回目だ。(蔵王のお釜、金峰山の山頂)、運がまだまだあるようだ。硫黄岳の爆裂火口。 噴火口巨大な蟻の地獄かもすっかり疲れきっている。朝の秋刀魚が恋しくなってきた。お腹も相当空いて来た。さぁ~!昼ご飯!カレーライス!カレーライス!と心で叫び硫黄岳山荘に向った。
2008.10.01
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