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★JESSICA SIMPSON

JESSICA SIMPSON
1980年、テキサス州ダラス出身。幼い頃から教会で歌い、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、ホイットニー・ヒューストン、ブライアン・マックナイトなどに多大な影響を受ける。その類い希な歌唱力に惚れ込んだ、トミー・モトーラ氏が争奪戦の末契約。99年秋、壮大なスケールのバラード曲「I WANNA LOVE YOU FOREVER」でデビュー、いきなり全米チャート3位を記録する大ヒットとなる。同時期にブリトニーやアギレラなどアイドル勢がブレイクしていたため、彼女は自分の歌唱力を証明するためにあえてバラードで勝負したという。この曲は人気海外ドラマ『ドーソンズ・クリーク』のテーマ曲としてもお馴染み。この曲を含むデビュー・アルバム『SWEET KISSES』では、デスティニーズ・チャイルドや後に夫となる人気グループ98°のメンバー、ニック・ラシェイ、メイヤなどの好サポートもあり世界中で好セールスを記録。抜群の歌唱力とポップやR&Bフレイバーのアップ・テンポなナンバーで多くのファンを魅了。続いて01年にはセカンド・アルバム『IRRESISTIBLE』をリリース。同名の先行シングルがヒットしたが、R&Bよりのサウンドに重点をおいたためか、セールスは伸び悩んだ。さらに結婚後の03年に新作『IN THIS SKIN』をリリースしているが、こちらからは当初、シングルヒットさえも出なかった。デビュー当初は「ポスト・マライア」と言われたが、この流れもマライアに似ている。本来の歌唱力を生かした楽曲で勝負すれば、ヒットすることは間違いない。相当な実力の持ち主だけに、今後の巻き返しが期待されていた。
しかし、04年にはシングル「WITH YOU」が久々のヒットに！！全米ラジオチャートでは１位を記録して、ビルボードチャートでもTOP２０に入る、ジェシカの久々のヒット曲となった。その後、このヒットをうけて、アメリカでは、アルバムを作り直し、新曲やボーナスDVDなどを追加して、再発売された。そこに収録された新曲の一つが、元UKのアイドル・グループ、テイク・ザットのメンバーであり、現在ではUKを代表するメイル・シンガーのロビー・ウィリアムズの大ヒット曲のカバー「ANGELS」である。ジェシカの歌唱力を最大限に生かすことが出来るのは、やはりこの曲のような歌い込み系のバラードだろう！　
さらに全米で昨年放送され話題となり、日本のMTVでも今年になってから放送されている、ジェシカとその夫ニックの新婚生活をそのままオンエアするという番組では、その天然ぶりや、何もできなさぶりを惜しみなく（？）披露！　この２人にプライバシーはあるのかと思うが、この番組もジェシカの好感度アップの要因であろう。今後は全米初の「お笑い系アイドル」としての活躍も期待されている。

『IN THIS SKIN (WITH BONUS DVD)』(US盤)

(CD)
1.Angels
2.With You
3.Take My Breath Away
4.My Way Home
5.Sweetest Sin
6.I Have Loved You
7.Forbidden Fruit
8.Everyday See You
9.Underneath
10.You Don't Have To Let Go
11.Loving You
12.In This Skin
13.Be
14.With You (Acoustic Version)

(DVD)
1.Jessica And Nick's Wedding
2.Newlyweds: Scenes From The First Season

★こちらは2004年になってから再リリースされた最新作。ボーナスDVDにはジェシカとニックのラブラブ新婚生活の一部を収録。これはさすがに個人的すぎる気もするが、CDにもボーナストラックを追加収録！　ジェシカが気合入りすぎに熱唱する(1)は元曲のロビー・ウィリアムズも顔負けの名曲に仕上がっている。ヒット曲(2)のREMIX(14)も追加収録。このアルバムからの最新シングル(3)もビルボードチャートで好調な動き。

『IN THIS SKIN 』(US盤)

1.Sweetest Sin
2.With You
3.My Way Home
4.I Have Loved You
5.Forbidden Fruit
6.Everyday See You
7.Underneath
8.You Don't Have To Let Go
9.Loving You
10.In This Skin
11.Be

★こちらは2003年にリリースされた最新作。ヒットメイカー、ダイアン・ウォーレンによる先行シングル(1)がコケて、そのカップリング曲である、ジェシカが素の自分を好きであるとこを歌った(10)もいまいち。そして、このアルバムはこのまま終わっていくのかと思われたが、その後シングルカットされた(2)がラジオを中心にじわじわとチャートを上がっていき、最終的に全米ラジオチャートで１位を獲得する大ヒットになった。

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