前回予告したように、今回はローランドのUSBオーディオインターフェイス、 UA-25EX をレビューします。
購入前には分からなかった(わたしだけ?)ことなども織り込みますので、現在購入を検討なさっている方の参考になればと思います。
早い話、UA-25EXはパソコンに電子楽器や音楽機材、オーディオ機器を接続するためのものです。

MIDIに関してはわたしが機材を持っていないということもあって割愛して、オーディオ部分についてまとめます。
ものすごく端折って書きますので、正確に知りたい方はメーカーサイトの ブロック図
をご覧ください。
UA-25EXには以下の3つの入力モードがあります。
まずはアナログ入力モードから。
このモードでは、マイクや電子楽器の信号をパソコンに入力することができます。
入力した信号はそのままでは出力されませんので、出力したい場合は音楽編集ソフトなどで入力をモニターするか、UA-25EXのダイレクト・モニター機能を使用します。
Macには標準で音楽編集ソフト(GarageBand) が付いていますので、UA-25EX(と電子楽器)があれば『宅録』が楽しめます。GarageBandはアンプシミュレーターとエフェクター機能が充実していますので、エレキギターをつなげばそれだけでもかなり遊べますよ。
このモードではパソコンのオーディオ出力も出力されますので、いわゆる『聴き専』の方でも大丈夫。
それだけで使うにはちょっと値段が高いようにも思えますが、 DR.DAC2 DX
よりはかなり安いです。
次にデジタル入力モード。
ご覧のように光デジタル入力の信号が出力側にスルーされます。
ですので、パソコンからのオーディオ出力は外には出ません。
わたしのように光デジタル入力が一つしかないアンプにパソコンとHDDレコーダーの光デジタル出力をつなぎたいという場合に便利そうですが、 パソコンが立ち上がっていないと使えない のが難点です。
最後はLoopBackモード。
オーディオ出力をそのまま入力に戻すモードで、デジタル入力モードで光デジタル入力の信号がない場合にはこの動作になります。
取説には、「デジタル入力コネクターにデジタル機器を接続していない状態」と書かれていますが、接続していても電源を入れていなければ大丈夫です。細かいようですが大きな違いですね。
細かいことと言えば、パソコンをスリープさせた時にLEDがちゃんと消えるのも好印象です。USBやFirewire機器のなかにはパソコンがスリープしているのにLEDが眩しく光っていたり、あまつさえ激しくイルミネーションしているものまでありますから。
さて、今回はUA-25EXについて使ってみて気がついたことを交えながら紹介してみましたがいかがだったでしょうか。
細かな仕様や性能などについてはメーカーサイトや他のサイトを参照していただくとして、とりあえずポチッといかがでしょう。
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