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あらま、気がつけば2005年も10日ではあーりませんか。みなさまに、初春のお慶びを申し上げます。あなたの1年が、さらによいものになりますよう・・・!さて本日は、師匠宅で「初釜」でございました。「初釜」とは、まあ読んで字の如し、年が改まってから初めてお釜をかけること―新年最初のお茶会、お稽古ということですね。(ちなみに、新しいお茶の封を切る11月は、「茶人の正月」といわれています)本日の装いは、黒の絞りのお着物に、お正月らしく扇をあしらった白い帯。帯揚げと帯止めは渋めの赤。新成人にはりあうわけではないのですが(^^;)、髪にはパールをあしらいました。うーん、写真のアップの仕方がわからないので、お目にかけられないのが残念。どなたか教えてくださいませ。「あけましておめでとうございます」「本年もよろしくお願いいたします」皆さん、今日はやはり華やいだ衣装なのでした。師匠は華やいだピンクの着物に一面の花の帯。お母様のものだったというシックな紫の着物に、モダンな黒を組み合わせて粋にきめてくる方。明るいクリーム地に、梅の花が灯りのようにともる着物にやはり扇の帯で、新春らしさを演出する方。「お正月ですから・・・」ということで、師匠から杯をちょうだいします。(うん?誤解をまねくような表現??)お茶にはつきものとはいえ、お酒ってニガテ・・・ほんのひとたれが、のどをすべりおちていく感覚がはっきり。食道があじゅい~。師匠心づくしの膳を囲んでの、和やかなひととき。炉ではゆっくりと湯が沸き、お釜が鳴る。やっぱり本物の炭って、いいなあ。初釜の時は、初釜だけのお手前というのがあるんですよ。また、この日ばかりは師匠が自らお茶をたててくださるんです。兄弟子がぎっくり腰(!)で欠席となったため、お正客の席に座ることになってちょっぴり汗が・・・ハイ、今年は精進いたしますです。ちなみに今日のお菓子は、師匠お手製のお汁粉と、しおがまという塩味の落雁。一日早い鏡開きと相成りました。一通りお稽古を終えたころ、「ぴんぽーん」、呉服屋さんが、反物を背負って登場。着物の染み抜きを頼んだり、あつらえる着物の縫いを頼んだり・・・。色とりどりの反物がひろがって、女4人、気がつくと細雪の世界でないの。本年も、こんな幸せなお正月を迎えられたことに感謝。お茶の世界で有名な言葉に、「一期一会」、っていう言葉がありますよね。この出会いはただ一度のもの。この一度を大切に、っていうことですが、茶道が一応の完成をみた戦国時代は、文字通り、「出会いは一期一会」だったはずなんです。今日会ったひとは、明日には戦場の露と消えるかもしれない。いや、自分の身の上にも、何が起こるかわからない。だから、今このひととわかちあうこの時は、かけがえのないもの。一年に一度だけの初釜に、「一期一会」の意味をかみしめる新春なのでした。
2005年01月10日
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