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会社の先輩にも出版社のビジネスについて話をしてみました。「へー、そんなことがあるんだ」先輩も驚いていました。「ね、すごいでしょ!このビジネス! そりゃどこの馬の骨かわからん新人の本を出したって売れるわけない。 そんなことするより、本を出したい小金も持ちを安定的に確保した方が ビジネスとしては安泰です。」「そりゃ、そうだな」「それもそうだけど、お前の本の内容も気になるな・・・」「え?この本の題って「日本の会社はこんなところ」だろ? しかも全部実話ってことは、うちの会社の恥部を世間に晒すってことだろ? 読めばわかるとなると、こりゃ問題になるぜ」「一応、誰かわからないように書いてますよ。A課長とかB所長とかにね。 しかし、面白い出来事というか、自分たちが受けた 理不尽なことを記録しながら書いたものだから 当人あるいは周りの人が読めばわかりますね。」「ほら、それがやばいんだよ。」 理不尽なことをいう人やおかしなことを言う人たちは 自分の無能さや無責任さは認めたくないもの。 それを指摘するようなものには敏感に反応するぞ。」「それもいいんじゃないですか。 周りから言われなきゃ気が付かないってことは それだけでも今の現状をよく表してるし おもしろいじゃないですか?」「だから、それが気に障るとここで働けなくなるぞ。」「そうなるとそれはネタになりますね!!」「だから、そうじゃなくって、 お前が本を出した、 しかも会社ネタで現実にあった管理者層のバカ話が書店に並ぶ。 そうなったら、ここで働けるわけないだろ。」「いやー、そうなったら、うれしいですね。 気持ちよく辞めますよ! だって自分の本が並んで、内容を評価されて、 会社の人たちもそれを読んでくれて となると、思い残すことはないですわ。ハハハハ・・・」「こらこら、お前は・・・・」
July 12, 2006
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音楽をやっている友人と話をする機会がありました。「本を出したいと思ってたんだけど、ひどい目に遭ったわ。 喜んで出版社に行ったら、すぐ金の話だもんな。 内容云々より、ローンも組めますよみたいな話だから、 ますます怪しいって感じだったよ。ハハハ・・・。 でもビジネスとしては間違ってないよな。 あれがあの出版社のドル箱なら あの手法で生計を立てているってことだもんな。」「あ~それって、CDの世界でも似たようなことあるよ。 自分の曲を世に出したいって奴はたくさんいるんだよ。 その気持ちは良くわかるだろ? そういう連中を相手にCDを出さないかって いってくる会社があるんだよな。 一生懸命お金を捻出して、まったく売れないCDを出すんだよな。 そりゃ、音楽やってる奴らはみんな出してみたいもん。」「それってまったく同じ構図やね。媒体が本かCDかって違いだけやん。 本を出したい奴と曲を出したい奴に対し、 それをターゲットに商売しようって会社があるってこと。 そういう意味ではバランスとれてんのかな・・・・。」「しかしなあ・・・・。 これまた払えない額じゃないんだよな。」「そこなんだよ。 その額で一生の思い出が出来ると考えたら安いってところの額なんだよ」「まあ、矯正下着もそうやってムチャクチャ売ったらしいで!」「ハハハハハハ・・・・・」こんな会話をやり取りしました。
July 11, 2006
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本を売ることで出版社のビジネスが成り立っていると誰もが思います。これは読者が顧客層です。出版社である以上、どの出版社もそのとおりです。しかし、本を出したい人を顧客層としている出版社も存在するのです。どんなビジネスにも顧客となるターゲット層を絞ることは重要です。ターゲット層に選択と集中を行うのは当然といえば当然でしょう。利益体系から考えると、「売れる本を出す」より、「本を出したい人」の方が安定はしています。おそらく次から次に「本を出したい」という人達がたくさんいるでしょう。その人たちをたくさん募っていけば、ビジネスとして充分成り立ちます。「経営判断としては正しいんだろうな・・・・」そんなことを思いました。ただ「読者の視点」と「書き手の心情」は無視されています。金さえ積めば本を出せるという構図は必然的に中身が薄くなるでしょう。またビジネスだけで出版される本は「書き手の心情」を無視する。うれしいのは出版社だけ・・・。本が出たということでうれしい書き手もいるにはいますけど・・・。
July 10, 2006
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