悟風の書斎「おかあさんへの手紙」

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 ★編集後記「人並みだったとしておこう」★

 こんにちは。山口“悟風”智の長男、一朗(通称・ムスコ)です。
10回シリーズ「校長室からコンニチハ」の最終回となりました。連日、
お読みいただきまして、ありがとうございました。

 2カ所、文中の説明をしましょう。6月に書いた文章で、「大運動会」
を開いたと書いてあります。内地の方には分からないかもしれません。
北海道では、運動会はたいてい6月にやります。梅雨がないですし、
10月には雪が降るからです。

 もう一つは「汽車」。北海道では、列車のことを「汽車」と呼ぶ人が


 さて、この文章の中で、父は「頑張って歩こうと思います。
これも、年令に応じた<<適時性>>だと思います」と書いています。
しかし、この文章を書き、間もなく病気だと分かり、何度も手術を受け、
約5年後には、車椅子生活となり、寝たきりとなり、
最後は意識を回復しないまま、他界しました。


 ここで、このメールマガジンを紹介するサイト「悟風の書斎」
http://www.asahi-net.or.jp/~jh2i-ymgc/gofu.html
http://plaza.rakuten.co.jp/gofu63/
に出ている父と、初孫・鈴木千畝(ちうね)の写真を
見ていただきたいと思います。

実は、父が亡くなる約3カ月前に撮影したものです。


父はよく「お父さんみたいに、とろろ昆布を食べたら、髪は黒いままに
なるんだ」と自慢していました。確かに、私はとろろ昆布があまり好きではなく、
体質が母に似たせいもあって、30歳代後半で、かなり白髪があります。

 髪は黒々とした父でありましたが、実は、病院嫌いでした。
学校での定期健康診断で、詳しい検査をするように指摘されても、

ですから、あの自慢はなんだったんだと思うこともあります。


 「年令に応じた<<適時性>>」と述べるなら、年齢に応じて病院での検査も
軽んじてはいけなかったはず。そうすれば、孫たちとももっと長く過ごせた
ことでしょう。もっと言えば、夢だった「自分の本」も手にすることができた
のかもしれません。

(発行者・山口一朗)


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★【発行者より】
本文は、メールマガジン「おかあさんへの手紙」特別号(不定期発行)の講読申し込み窓口
http://www.mag2.com/m/0000093984.htm
で、講読をお申し込みになり、お読み下さい。登録、講読とも無料です。バックナンバーは、
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000093984
で読めます。

なお、週刊発行の「通常号」については、
http://www.honya.co.jp/contents/letter2mom/index.html
を、ご覧下さい。





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最終更新日  2004年03月03日 14時48分30秒
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