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さてはて、ちょっと流行に乗り遅れているかもしれないですが、 これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学(マイケル・サンデル)
この本、ハ-バ-ド大学で人気の講義ということで、注目されている教授が書いたもので、以前、ハーバードにいる日本人の学生がこの講義は、実は哲学といいつつ、身の回りにあるすべてのことに関わる判断決定だというようなことを言っていたので、気になっていた。
そして、昨日まで読んでいた昨年ジュリアーロバーツで話題となった 「食べて 祈って 恋をして」
がちょうど終わったので早速読み始め。
この本は、ヒラリー・クリントンも以前、今読んでいるお気に入りの本ということであげた1冊。
「正義」・・・その本の冒頭から面白いと思ってしまった。こちら少々抜粋。
「正しい行い」とは何か?1人を殺せば5人が助かる状況があったとしたら、あなたはその1人を殺すべきか?金持ちに高い税金を課し、貧しい人々に再分配するのは公正なことだろうか?前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるのだろうか-。
つまるところこれらは、「正義」をめぐる哲学の問題なのだ。社会に生きるうえで私たちが直面する、正解のない-にもかかわらず決断をせまられるー問題である。
哲学は、机上の空論では断じてない。金融危機、経済格差、テロ、戦後補償といった、現代世界を覆う無数の困難の奥には、つねにこうした哲学・倫理の問題が潜んでいる。この問題に向き合うことなしには、よい社会をつくり、そこで生きることはできない。(引用 これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学<マイケル・サンデル>)
なんだか哲学って気難しいって思っていたけど、すべてが哲学だってことなんだって思ったとたん、思ったのが、私が好きなヘブンを書いた芥川賞受賞作家、川上 未映子さん。
去年、本を読みまくり、映画も結構見ることができて。1年振り返ったら、相当心に栄養。ついでに昨年みた映画ランキングを付けておきます
(映画好きの方、これはあくまで私の見方。お許しください)。
1位 インセプション
新しい映画。ストーリーも斬新。海外評価が★5つだったので期待していた通り。好き嫌いは別れるかもしれないけどね。
2位 ノルウェーの森
哲学的ストーリー。原作とともに深みあり。映画より、ストーリーに骨があるからぶれないのかも。愛、死、人間のサガ。何度もみたい。
3位 サヨナライツカ
このランキングは本当に個人的趣味。映画としては、?の部分もありますが、女性の心を満たしてくれる衣装。風景。キャスト。ズッポリはまる恋愛を経験したことがあれば、わかるはず。
4位 告白
松たかこさんだから演じることができたであろう恐怖。ちょっとしたことがちょっとではない感覚のズレ。…自分にもあるかもしれない恐怖。
5位 悪人
誰が本当に悪人なのか?観た後もゾクゾクする。国内外でも評価が高いのは納得。
6位 ゴールデンスランバー
よくできました!(映画をみたらわかります)伊坂作品に触れるきっかけになりました。
原作は本屋大賞になってますね。
7位 NINE
8位 パーマネント野ばら
恋に恋し。恋に破れ、それでも恋する女たち。切なさもかなしさもすべて女。そして、男。
9位 ライヤーゲーム
虚構の世界を極めるなら、ここまで極めてほしいなぁと思う。深夜のときから好き。
10位 インシテミル
原作よりはわかりやすかったけど、面白いというだけ。
来年も素敵な映画をたくさんみたいです
・・・とここまで書いて、食べて祈って恋をしてを入れるのを忘れておりました
私ったら。私としては、4~6位ぐらいの位置にこの映画はあります。絶対DVDは買います!
ソーシャルネットワーク。そして、映画も良かったアマルフィのドラマに注目。来週はまた、ファイナンシャルプランナー系記事を。それでは
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