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DeltaRaptor @ おつでーす今年もお世話になりました．もうM-1の…

miz@ お、行くか？ま、まずはぼくのメールをスルーせずに返…

DeltaRaptor @ おおリア充乙（´・ω・`）ｼｮﾎﾞｰﾝ

pagani@ もう大丈夫クアドリよかジュリエッタで・・・っ…

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2010.02.13

初めての相棒・・・paganiです。

朝、目覚ましの騒音により目が覚める。

休みの日の目覚ましなんて騒音以外の何ものでもない。

しかも寒い朝は尚更。

しかし、この騒音は自分で仕掛けておいた罠。

しぶしぶ目を覚ます。

時間は７時半。

いつもの週末は体に全てを預けて起きてるから

こんなに早く起きたのは久しぶり。

朝はパンと、自分の中で決めている。

ほんとうは焼きたてのパン屋にでも行きたいが

近くにそんなおしゃれな店は無い。

そして今日はいつもよりパンが堅い。

寒さのせいだろう。

ここのところ一気に寒さが戻ってきた。

比較的温暖な地方で育ったものとしては

この寒さは耐えられない。

少しでも暖かく部屋をしたいとカーテンを開けた。

朝日が浴びられれば一石ニ鳥だと考えたからだ。

しかしその考えは儚くも砕け散った。

周りの家々の屋根はうっすらと白化粧をしていた。

どおりで寒いわけだ。

しかし朝から暖房をいれるのは気が引ける。

厚めのスウェットを羽織り今日の計画を立てる事にした。

おそらく今週末から私の予定はある一つの為に動き続けるだろう。

ティーダとはFF10の主人公の事ではなく

日産ティーダの事。

私の愛車だ。

こいつの詳しい話はまた今度・・・

さてパンをかじりながら色々考えていたわけだが

朝から雪とあって平日から計画していた事は出来そうも無い。

今日の計画は大幅に変更しなければならないようだ。

今日しようと思っていた事は来週にまわそう。

頭の中で軽く段取りを決めてみる。

うん、これでいこう。

身支度をし終え８時半、行動開始。

ティーダのエンジンに火をいれる。

軽い音が駐車場に鳴り響き

そのあと直ぐに1.8リッターエンジンの音が響く。

最近のクルマとあって音は静かだ。

寒さのせいでアイドリング回転は1500rpmと高め。

私もしばらく車内で動けない。

あぁ寒い。

そんなふうにずっと動けないとか言っていたら

むだにガソリンを消費してしまうので

1000rpmを下回ったところで家を出た。

まだエンジンは暖まりきる前。

暖房は少し我慢して一つ目の目的地に向かう。

フロントガラスには雪の粒がパシパシと視界を妨げるように飛んでくる。

道もどこが凍っているのかわからない状態。

これだから雪は嫌いだ。

そして不満なところは余り無い我が相棒も

"外気温計"という便利なものは付いていない。

気温が氷点下なのかどうなのか。

それぐらい教えてくれたっていいじゃないか。

そのほうがおまえのためだぞ。

古いタイヤと低気温という事もあり

タイヤがガッチガチに固い事は容易に想像がつく。

案の定、普通に走っているだけなのに前輪は一人で廻っていることがあった。

右足に少し力を入れるだけで"ズズッ"と路面とタイヤの相性の悪さを示す音が。

なにか先週末から明らかにタイヤのグリップが下がったように思う。

まるで私への奉公を忘れているかのように。

御恩を与えないとしっかり走ってくれないのか？と少し思うが

何をしてあげる事も出来ず。

機械に心があるとは私は考えていなかったが

もしかしたらあるのかもしれない。

そんなことを考えながら道を急ぐ。

オーディオも私に愛想を尽かしたのか

かかってくる曲はサマーシーズンの曲ばかり。

ケツメイシの夏の思いでが流れたときは

本当に肩から力が抜けた。

しかしこの選曲をしているのはクルマのではなくてiPod。

おまえら徒党を組みやがったな！！と

またしてもどうでもいい事を考えてしまう

機械の中でも値段で階位が決まっているのだろうか

クルマとiPod。

値段では明らかにクルマの方が上だ。

だからクルマの気持ちを察したのか・・・

いけない。

話の本筋がわからなくなってしまった。

朝仕立て上げた今日の予定を一通りこなし

帰路につく。

雪は完全にみぞれどまりになってはいたが

今日は一日中降り続けていた。

道路にいる鼠も今日は漆黒の闇からは抜けられそうにない。

濡れているとティーダの足のご機嫌も終止ななめ。

ブリジストンの初代Playz。

もう型落ちはしているが、お世話になる事は今後ないだろう。

道路の漆黒軍団は空にまで勢力を広げる。

その漆黒を吹き飛ばさんとヘッドライトのスイッチを入れた。

一瞬青白い光が輝き周りを威嚇したあと

素直な白に落ち着く。

この瞬間、とても好きだ。

LEDに換装したポジションバルブと相まって

ティーダの顔はとても凛々しくかっこいい。

ここにも惚れているんだろう。

いっこうに良くならない天気に別れを告げるべく

帰路につく。

家につき早速明日の天気を調べる。

どうやら晴れ。

さぁ、新しい物語のスタートだ！

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