ぐにゃりなトコロ

< 新しい記事

新着記事一覧(全390件)

過去の記事 >

2006年01月24日

カレー臭日記

(16)

カテゴリ：カテゴリ未分類

最初にその異変に気付いたのはネコでした。

クンクンクン。。。。にゃぁ～～～～！！

油断していました。

我が家に侵入者の形跡があったのです。
一気に全身に神経を張り巡らせ、気配を探ります。

自慢ではないと言いながら、自慢なのですが、、
優秀な兵士であるボクは気配を察知する能力を身に付けています。
眠っているボクに近づくことは不可能です。
動物はおろか、昆虫の僅かな動きでさえ感知する事が出来るのです。

我が家、その近辺。異常な気配は感知できません。

しかし、緊張は解けません。
敵の侵入に気付けませんでした。
少なくとも、
敵はボクに匹敵した戦闘経験を積んでいます。
任務の遂行のため、森に何日でも潜んでいられるような男に違いありません。

鮮やかな進入を果たした敵は、我が家にその形跡をほとんど残していませんでした。
何も触れず、足跡さえありません。
民間人なら、侵入された事実にさえ気付かず情報を取られ、盗撮され、暗殺されるのです。

敵の目的はまだ分かりませんが必ずまた来ます。
我が家の部屋の配置を知られた現在、こちらは圧倒的に不利です。
敵は明かりが無くても容易く行動ができるようになりました。

隙が生まれるまで何日でもどこかに潜んでいるに違いありません。

しかし、敵は見逃しているものがあります。
それは、、

ネコです。

ボクとの生活を送るうちに、ネコどもはその潜在能力を開花させました。

いずれ気付いたとして、ボクよりも先に異変を察知して知らせてきました。
つまり、
ボクが殺気を巡らして敵を警戒し続ける必要は無く、
我が家の周りにいるネコどもの異常行動を察知すればよいのです。
そう、

ネコの結界。

敵はこのネコの結界に気付くことなく我が家に近づき、ボクに返り討ちにあうのです。
すでにボクのレベルは、軍人や兵士を超え、忍者レベル。
そう。飛騨の忍者となっているのです。

しかし、、、
そうは言っても敵は一度ボクの家に侵入を果たしたツワモノです。
ネコとボクでしか気付けないような僅かな証拠を残して。。。

その証拠とは。。。。。

ボキの枕から、をぢちゃんのニオイがするんだよ！！

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう