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香子1979 @ え^-そうなんですか? 別のブログ拝見しました。 今度からはそ…
香子1979 @ わかってはいるだろうけど 政府は逆の政策をしている気がします。 …
香子1979 @ 相談者も悩むことが多いです この案件は??依頼する先は? そんな…
香子1979 @ 社長の熱意が 融資担当者に伝わった実感を感じました。 …
香子1979 @ 借りた後が大事です。 すごく納得します。説得力ありますね。 …

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October 24, 2008
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カテゴリ: 中小企業融資
政府の“中小企業対策”の一環として、“セーフティーネット保証”の適用業種が、従来のほぼ3倍ほど業種が、新規の指定対象業種となりました。

「とりあえず、良し良し!」てな訳には行きません。

まず第一に、「指定業種に入っていなければ、別枠保証が受けられない」ということです。

この“セーフティネット保証”は、今原則的には、保証協会の保証率が80%(責任共有制度ですね)のところ、100%保証ということで、金融機関サイドには、“無リスク”ではありますが、一方では受けられる業種と、受けられない業種があるということで、考え方によっては、偏った制度なのかもしれません。

又、対象業種になっていなければ、本当に業況順調(大半の方が、“セーフティーネット保証”では、5号認定だと思いますので)の場合は、売り上げも増加しているわけですから、対象にならないわけです。

一般的に考えると(資金繰り関連の本でも、そう記してありますが)売り上げが増加すれば、それに伴って先行する経費が増加し、そのための“増加運転資金”が必要となります。

ところが、5号認定は、売り上げ減少が、その要件ですから、対象にならないわけです。

「売り上げが増加傾向であるならば、一般保証でも良いのでは?」と、感じた方もいらっしゃると思います。

勿論、根本的に決算内容が良好な方であれば、それで十分だと思いますが、過去の負の遺産を背負っていて、業績が良くなってきている先だと、まず、「債務者区分」が、「正常先」ではないことも考えられます。



この点は、借りてサイドの皆さんも、ご理解いただけると思います。

となると、ここで、不公平が生じる恐れもあるわけです。

金融機関に在職していた人間として、せっかく「セーフティーネット保証」の拡充を図るのであれば、その点も考慮していただきたいと考えます。

つまり、「セーフティネット保証」は、表面的には“中小企業対策”であっても、実質的には金融機関のための「セーフティーネット保証」とならなければ、果たしてどれだけ、使い勝手が良いものになるのでしょう?

こういうと「それでは、金融機関にモラルハザードが発生する恐れがる」という見解を述べる方がいらっしゃいます。

今、この時点を踏まえて考えていただきたいと思います。

要は、「如何に、中小企業にお金が回るのか?」ということが第一だと思いませんか?

モラルハザードという“建前論”を振りかざし、わが国の大半を占める“中小・零細企業”の資金繰りが行きづまったら、そんな悠長なことを言っている場合ではなくなります。

過去と違い、コンプライアンスの問題もあり、金融機関サイドでも、「貸せない先でも貸す(返済がおぼつかない先でも)」というスタンスではなくなってきています。

「貸し渋り」をしないように!といわれていますが、それは、「貸せない先」にまで、融資をしろ!ということではないことは、金融機関サイドでも十分理解しています。

「貸せるけど、諸問題から手控えざるを得ない」という、金融機関サイドの問題を解決するようにしていくことで、本当の「セーフティーネット保証」ではないでしょうか?





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Last updated  October 24, 2008 10:17:09 AM


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