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香子1979 @ え^-そうなんですか? 別のブログ拝見しました。 今度からはそ…
香子1979 @ わかってはいるだろうけど 政府は逆の政策をしている気がします。 …
香子1979 @ 相談者も悩むことが多いです この案件は??依頼する先は? そんな…
香子1979 @ 社長の熱意が 融資担当者に伝わった実感を感じました。 …
香子1979 @ 借りた後が大事です。 すごく納得します。説得力ありますね。 …

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December 2, 2008
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カテゴリ: 中小企業融資
当事務所にご相談いただく皆さん方で、表題の“キャッシュフロー計算書”を作成されている方は、ほんの数%です。(というより、ほぼすべての方が作成していません)

中小・小規模・零細企業といわれる方々が、銀行から融資を受けるときには、“決算書”がとても重要であることは、皆さん方も十分承知していらっしゃるのですが、この“キャッシュフロー計算書”となると、ほとんど認識されていらっしゃらないのが実情です。

「金融検査マニュアル」において、決算書はとても重要であることからの認識だと思いますが、ご存知の通り、皆さんの会社については銀行は5段階で(融資取引のある方ですが)判断されています。(詳細は、市販書籍等で確認ください)

もし、皆さんの会社が赤字決算等であれば、基本的にその「債務者区分」は「要注意先」以下というところに区分されます。

簡単に言うと、「融資をする場合は、ちょっとリスクがある先」ということと思ってください、そうなると、(特に)「運転資金」として申し込みをしたときには、その返済の可能性について、?がつけられます。(設備資金の場合は、内容によっても異なりますが“謝絶”される恐れが高くなります。)

しかし、この「金融検査マニュアル」には、「決算書の数字のみで、一律に“債務者区分”を決定しないこと!」という“但し書き”もあります。

ということは、皆さんの「債務者区分」の決定には、「キャッシュフロー計算書」も、重要な役目を果たすのです。

「決算書では“要注意先”だが、キャッシュフローまで考慮すると“正常先”ということもありうるのです。

この逆が、ここへきて破綻の相次いだ「不動産業者」の“倒産劇”です。



つまり「決算書」では“正常先”であったにもかかわらず、キャッシュがまかなえず、倒産してしまったということです。

このように如何に、「決算書」で黒字であろうと、キャッシュがなければ、倒産にいたってしまうのです。

おそらく、この倒産にいたった事業者の“キャッシュフロー計算書”を見れば、ほとんどの業者さんは“営業キャッシュフロー”はマイナスだったと思います。

さて、これは実例です。(当然、多少のデフォルメと、事業者の特定はしていません)

ある、事業者さんが、当事務所に「運転資金調達」の依頼をしてこられました。

債務者区分は(おそらく)「要注意先」です。

そうなると、銀行融資はちょっと厳しいかもしれませんし、すでに“謝絶”されたので、ご相談に来たのは明らかです。

さらに「キャッシュフロー計算書」が、作成されていませんでしたので、顧問税理士の先生に依頼して早速作成してもらうようにお願いしました。

出来上がった「キャッシュフロー計算書」を見て、ふつふつと、「これは、資金調達できるかもしれない}という感覚が沸きあがりました。

というのは、(あくまでも、直近期の決算書ベースではありますが)「キャッシフロー計算書」から判断する限り、この事業者さんは、“営業キャッシュフロー”は、大幅な“黒字”。

では、そのキャッシュをどこに費やしたのか?を見ると“財務キャッシュフロー”が大幅なマイナス。



そこで、当事務所としては、「もう一度、この“キャッシュフロー計算書”を添付して、“前回の決算では、このキャッシュフロー表の通り、借入金返済主体の、経営を実践しました。つきましては、今回は、逆に借入金を営業推進のために使いたいのです”と、交渉してみてください」とアドバイスしました。

結果としては、“承認”です。

このように、今、上場企業以外には“キャッシュフロー計算書”の作成が義務付けられていないことから、作成されていない、中小以下の事業者さんが多いのですが、このように、“決算書の弱み”を補える力も持っているのです。

これからは、積極的に「キャッシュフロー計算書」を作成するように、会計事務所等にはお願いしてください。

きっと、いい事がある・・・かもしれませんよ。





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Last updated  December 2, 2008 09:25:39 AM


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