PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

daimajin814

daimajin814

フリーページ

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

コメント新着

daimajin814 @ Re[1]:みたびの、やぼようで・・・(11/22) 新・海底人さん >ワタシ向けの1枚には…
新・海底人@ Re:みたびの、やぼようで・・・(11/22) ワタシ向けの1枚には笑いました。 いろ…
daimajin814 @ Re[1]:みたびの、やぼようで・・・(11/22) 競輪マンさん >男の背中で言葉をかった…
競輪マン@ Re:みたびの、やぼようで・・・(11/22) おっと~。 日記も味の味のあるものです…
daimajin814 @ Re[1]:みたびの、やぼようで・・・(11/22) mossさん はい、地元ネタですみません。…

お気に入りブログ

ときどき日記。 スンウンさん
風の言魂 風小僧1956さん
* Hidamari*Life * minto*さん
best imitation of m… いなばいずみさん
読書の部屋からこん… ぱぐら2さん
2007年08月30日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
用心棒


思い立ってから決断まで1週間。決断は早かったものの、物件に合った計画修正に手間取り、めまぐるしく動き回り、ようやく開店しましたが、あっという間に、今年の夏は終わりに近づいてしまいました。


「日はいま二人が降りてきた台地の裏に沈んで、遠くに見える荘内藩下屋敷の高い木立にまだ陽射しのきらめきが残っているのが見えるものの、旅籠町の界隈ははやくも青白く宵闇のいろを帯びはじめていた。」

「斜めに傾いた日は、むろん又八郎にも射しかけて、又八郎は道わきの家の影に入ったり、そこを出て日に照らされたりして歩いていく。日の光は半月前のはげしさを失って、物の影が濃かった。風景は、まだ繁茂する緑に覆われているが、そのどこかに季節の変わり目がおとずれている気配が否めなかった」

藤沢周平「用心棒日月抄」4巻「凶刃」から



私には昔から、時間がなくなるほどに、ストレスを矯めないために、例え30分でも読書をする癖がある。
外出する暇も無い、TVも無い、友人に会いに行くこともできない2ヶ月間だったが、読書時間だけは小刻みに取ってきた。
なかでも藤沢さんの「用心棒日月抄」は、毎晩、ページを閉じて眠らなければならないのが惜しいくらいに楽しめた。

今朝は珍しく雷がとどろいて、強い雨が地面にたたきつけられて、昨日までの熱波はどこへやら。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年08月30日 18時33分06秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: