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左義長や次々天へ平和の字料峭や傀儡(くぐつ)の糸の見え隠れ共生の青き地球や萬愚節離れてもまた寄り添ふや花筏気候危機語る庭師や弥生尽正直に生きよと父の青林檎戦争反対叫ぶ女の炎天下帯解けば素麺咲くやぐーちょきぱー帰省子に会ふも別れも無人駅四芸の舞台彫刻蝉しぐれ秋茄子小兵力士の背負い投げ異常気象いつまで続く残暑かな松茸づくし灰に字を書き山談義友からの新米炊き立て塩むすび葡萄食む碁敵どうしの感想戦文化の日店先に出す地球独楽釣瓶落とし戻る勇気のあるやなし目には目をガザウクライナ冬に入る子の胸に名札付けけり開戦日よく生きた柚子湯の柚子は顎の横合鴨と共の農事や鴨の汁お年玉転じて災害募金へと能登の地震(ない)阿鼻叫喚の年始箱根駅伝給水ボトル手から手に道祖神の結ぶ手と手に初明かり迷ひなく焼肉定食春隣
2024.01.26
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初茄子男料理の油味噌父の日に届けられたる炊飯器発掘の刷毛の手捌き夏至まじか棋譜ならべ星とホルンの山開き老鶯や俳句肴に酌み交わす 八戒の最近句でした。
2023.06.16
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地下水(湧水) 田水入る今の地球は水の星 汗拭ひ至福の水や開墾碑 群青に植田百枚暮れ残り 田水張る天に常念岳地に常念岳 山遥か山葵の花の水速し 枯らすまい永遠の泉の踊りかな 木を伐るは神を伐ること神無月 2.山脈の美 連山は天の緞帳雪茜 常念岳は懐深し春霞 常念岳の上から明ける冬至かな まっさきに常念岳を見る今朝の秋 3.農と生活 休耕田花の一揆や踊子草 天地融合安曇野蛙大合唱 春耕や安曇野の膳の豊かなれ 夏越祭田は合鴨に任せをり 合鴨の斬首や愁思とどまらず 秋風の行きつくところ道祖神 4.ぬくもり 遅刻の子さああたれよとストーブへ 少年は丸ごと愛せ青林檎 嘘つく子を母抱きしめる四温かな
2021.04.03
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春の雲千手の寺の洞の闇五線譜の梯子上るや朧月百年を飛ぶ紙飛行機や孫の春水底にかすかな踊り蝌蚪の国
2021.04.03
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蕗味噌や一週二回のデリバリー婆の守る山奥暮らし蕗の薹地の塩と抗ふ勇気日脚伸ぶ地球変動映す鏡や御神渡り 杜氏から賜ふ一献寒造
2021.02.05
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一面に貧者の叫び寒昴
2021.01.22
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年越しの大人食堂長蛇の列晩年や冬日たっぷり大欅路地裏の洗濯物に冬日かな柴又から芝浜までの初日の出鰭酒のとりもつ仲や大晦日断捨離や初日に向かふホームレス
2021.01.01
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毬栗や母より強きものはなし秋の日やそれでも地球回つてる無垢の目や長首もたぐ枯螳螂戦争と平和を分かつ文化の日 青信号待つ一分間金木犀望みかけ愚直な一手秋北斗許し乞ひ見上げる眼曼殊沙華
2020.10.08
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絶えまいと長首もたぐ枯螳螂 打ち下す非才の一手秋北斗 フォーマルハウト妻への思ひ塩の道 許し乞ふ神への祈り曼殊沙華
2020.09.26
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この夏の蛍に会へず過ぎにけり権力とは謝らぬもの百日紅パンドラの箱より希望彼岸花共生といふ修羅場に感謝収穫祭生ききった人いとほしや菊あまた秋刀魚去る地球変動食卓に滴りやつながる命忘れまじ
2020.09.07
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長生や光秀信長春爛漫 降らぬ雪日銀券の蛇口かな だくだくと湧かぬ清水や心細 冬座敷気息整へ待つ一手 長生はしんどいことよ桜かな
2020.08.29
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人類がマスク取る日を猿に聞く 田に映る子ども病院鯉のぼり明るい日憲法記念日こどもの日萬緑や詩は生命維持装置ウイルスに翻弄されて四月尽棲み分けや皐月追ひ出すコロナ月
2020.05.09
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戦後をば無為に過ごせし螽斯秋の日やチャペルへたどる石畳敷石を染めゆく秋やハルの鐘人里へ下るカウベル初冠雪「また来い」と記す余白に紅葉かな
2019.10.08
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蛍や恩師の筆の哲学書蜩やすべて断捨離耐えがたし逢ひたいな千の秋風道祖神嬉しさの束の間に咲く百日紅遠き海冬の兆しに広葉樹青空や塔の向こふに原爆忌小春日や偽装結婚いといとし夢やぶれどこまで続く花野かな椀底に残りし葱の楕円かな大和路の雑木に宿る冬日かな
2019.08.29
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梅雨空を突き抜け渡欧囲碁の旅緑満つウィーンの街は美術館短夜や手談たけなわなれど静
2019.07.05
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父子の視線 撫でてやる固き冬芽に紅ほのか 食べましよや木曽の婆さのすんき漬 仰向けの父子の視線寒昴 処女雪にスットク突くやいざ滑降 おしくらまんじゅうあの目あの山あの校舎 農に夢託す若者薪ストーブ 熱燗や亡父の耳朶懐かしく 大雪や兵馬俑めく駐輪場 連山は天の緞帳雪茜 春を待つ樵の削る檜箸
2018.11.23
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秋深し固く抱き合ふ道祖神新走り鼻歌まじりで觔斗雲唐辛子に翼つけたり音楽室落日や林檎の芯に金の蜜秋遍路先達勧めるカレー哉
2018.11.16
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梅雨雲の去りて稜線目覚めけり戻り梅雨来し方行く末までも呑む雲海の底に昭和の我の家綿あめを待つ目ぐるぐる浴衣の子縦糸に出会ふ横糸七変化
2018.07.21
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子と共にともだちひゃくにん入学式清明や墓には父母の匂ひあり地球儀を回す満開桜風せり強し小川の水面ゆうらゆら改竄の仕事の痛み萬愚節
2018.04.09
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初手天元ゆったりゆらす扇子かな生きぬいてよくぞ蛙になりにけり潮騒の聞える廃校蔓の夏老鶯といへども若し峰の道白道を行く身恋しや新盆会文月や命短し日の長し綿あめを待つ目くるくる浴衣の子夏祭りおたがいさまと美女に酌 球音のはたと止るや終戦日吾妻と歩きし道や百日紅孫にやる扇子に書くや「大志」の字
2017.08.05
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山笑ふ夢多かりし漢の業乙姫の使ひの亀や韓の春亡き妻にちよつといいかと四月馬鹿スマホ満つ無言の車内四月馬鹿亡き妻へ美味しい薺供へけり
2017.04.04
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秋ですねえ焼きたて煎餅醤油の香 焼きたての茄子や病の妻が褒め のったりと廻す石臼櫨紅葉 避難所に湧く輪唱や夕紅葉 島唄や米兵つつむ栗名月 秋津翔ぶ風の香さそふマタギの血 赤蜻蛉とまってゐるや御嶽山 鎌池や虚実溢るる紅葉行 指揮棒や秋が山から降りてくる 土踏まずここにも小さき秋思あり
2016.08.14
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祭 縄文の空へ木遣りや春一番 縄文の夏を呼び込む御柱 御柱山曳き里曳き夏を曳く 植田中祭船ゆく安曇かな 望郷の思ひを曳くや祭船 日の落ちてうなじの白き盆踊り 秋来るオシャリコシャリコの笛太鼓 秋風の行きつくところ道祖神 合鴨の骨までいただく収穫祭 収穫祭チロルの山へチターの音 稜線の西は暗闇雨燕 水玉を三つ四つつなぐ蜘蛛の糸 嫌ひには嫌ひを返す水鉄砲 団欒の夕餉に地震や冷奴 七月の森に還るや廃線路 一票は命の重さ八月来 近づひてただ去って逝く原爆忌 新走り行ったり来たり芝の浜 アウシュビッツ鉄条網に群蜻蛉 御嶽に停まってゐるや赤蜻蛉 先逝けば追つてくるくる彼岸花
2016.08.14
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津波禍の漁船の屍皐月晴新たなる光授ける日傘かな薫風を飛ぶ折り鶴や禎子の碑五月尽オバマの願ひ折鶴へ皐月空オバマの折鶴高く舞え母の日や反戦叫ぶ母は強し
2016.06.02
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蕗味噌やすぐ仕合せになる我が家添付を 開けない物もありましたが開けたものを、載せました。
2016.02.17
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新春の花買ふ妻の楽しさよ 湯上りの妻に触るるや繭の玉 妻と越えし常念岳や冬麗 妻のもと罷らむ憶良風引き 烏城四方に数多のどんどの火 春を待つ樵の削る檜箸 遅刻の子さあ暖まれストーブへ 冬虹へ群鳩白に反転す 日の息をふふむがごとし大氷柱 熱燗や父の耳朶懐かしく お歳暮の林 檎の 自慢孫が言ふ バイロンの 奏でる望郷いま師走 裾分けや泥 付き 大根山となり 除雪機の講習会や雪催ひ 愚かなるホモサピエンス去年今年
2015.12.10
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デ モ帰りゆつくり父母の墓洗ふ議事堂へ秋霖破るデモの声居酒屋の秋刀魚の煙デモ帰り蟋蟀に怯ゆる輩採決す 彼岸花ここから始まる民主主義 9・18牢屋に俺を入れてみろ
2015.10.01
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最近の八戒句六月やざわわざわわの果て蒼し ばつさりと刈られて終る麦の秋一歩ずつ祈りの杖や開山祭土石禍や手向ける向日葵若き死へ女とは恐ろしき者梅雨晴れ間梅雨空に「九条守れ」の女性デモ さいたま地裁に6月25日提訴の問題句?????
2015.07.14
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ジーパンの穴のかがりや針供養 警策や禁煙はじめ永平寺 弥生尽僕には過ぎた女房かな 啓蟄や匍匐前進大蚯蚓 山茱萸とそろそろ逝くや整体師 温突(オンドル)の館や医者と琴棋書画 芽桜や樹林を臨む寿城(スソン)池 警策や海印寺(ヘインサ)に吹く春一番
2015.03.14
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着膨れやひつぱる駅員降りぬ意地寒中や図書館通ひのホームレス妙手打つ亡き師の光寒昴雪掻きはいのちの催合ひ老いの町覆水は盆に返らず梅一輪
2015.01.29
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身を削ぐや産土神にお元日
2015.01.06
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元旦や歩き神めく妻と我父母遠し古稀の元旦孫近し孫来たりはしやぐ爺婆三が日雪掻きや向ふ三軒おはようさん孫の笑み「戦前にせぬ」と書き初むる
2015.01.03
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唇に似たるからすみ寒の酒 八戒母と妻をテーマに10句母の寝顔産声に 力をもらふ終戦日冬至南瓜貧しき戦後父母と毬栗や双子を抱く母の猿母の日や母の寝顔にありがとう寒蜆母を流れる隅田川子も妻も母の小唄に夜の秋一時帰宅盆の夕餉に躄る母初冠雪ぽつりと老母帰りたい百歳まで生きよ吾が母冬蒲公英母 の日や厨に母のゐるやうな一会を紡ぐ 言ひ訳を捜して帰る雪の暮鏡中の妻うつくしく五月尽山笑ふ喧嘩のあとの仲直り厨から小言始めの女房かな残業の妻待つばかりおでん鍋黄沙降る妻は単身赴任なり癌を病む妻に寄り添ふ雪割草老夫婦杖光らせて 初スキー除夜の鐘酌は女房に限るもの秋深し一会を紡ぐ妻のをり
2014.11.28
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安曇野の空の大きさ鬼やんまそれあれで通ずる夫婦百日紅吐き切って吸ふや腹まで今朝の秋三号炉墓の芯まで晩夏光帰り得ぬ浪江は今や秋の中虹かけていよいよ広き秋に入る 唐韓に利休の香り金木犀故里の坂上の雲秋館悠久の白磁に蒼し秋の草宋李朝出合いの書籍秋館良寛の天地の余白子らの秋時雨虹かかりいよよ我家へ帰りゆく 宋よりの香りを利休枯れ朝顔塀越しに溢れてゆかし萩の花萩覗く坂の上なる根津館あの頃は根津の館は萩屋敷 秋天や一会を紡ぐ妻のをり旅の床秋思の果ての眠り哉秋天へ機内まるごと命なり時累々明治は遠し金木犀秋館出れば道を救急車雲間月十三階の旅寝かな 秋天へ御嶽怒る秋津島上京やぶらり谷中へ墓参り薬屋の八卦の婆と秋惜しむ弾痕の穴から覗く無事の秋松本着胸いつぱいに秋を吸ふ幾地異をくぐりし壷や萩の花碗の罅秋思利休に至らざる秋水をそそげば碗のなほ円か 柿簾かなしき円筒線量計産土の神の御座すや神の留守枯れ草の絡む自転車浪江役場初冠雪時止まりたる浪江町
2014.10.21
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プラトンと遊ぶをのこや花の冷え 天敵は敵にあらずや山毛欅若葉 窓枠は春の額縁大糸線 原発や故山捨て得ぬ初鴉 指揮棒の先は真っ赤な秋の子ら悪友に夢で会ひけり新走り 勇気の墓碑後半生へ日脚伸ぶ 風光る教え子の背はウェルテル 山茱萸や田舎芝居の間の悪さ 処女雪にストック突くやいざ滑降 雪山や着きたる宿の仏顏 遺伝子やポトンと落とす寒卵 山毛欅紅葉縄文人遇えるかも 姨捨やスイッチバックに山笑ふ
2014.04.11
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雪の駅兵馬俑めく駐輪場 凍て雪や我はつるはし妻スコップ 大雪やスコップ肩に隣組 光呼ぶ指揮者となりぬ大氷柱 連山は天の緞帳雪茜 窓枠は春の額縁大糸線
2014.03.05
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原発や故山捨て得ぬ初鴉
2014.01.30
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・目耳口塞ぐ暴挙や寒怒涛 ・寒の夜や仮設住宅壁薄し ・越冬の仮設家屋に震度三 ・フクシマへ寒中見舞投函す ・寒風や神々と立つ避難民 ・寒に活く幼子の父原発作業員
2014.01.09
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老体にも燃ゆるものあり吾亦紅 ススススとシテの白足袋花薄 真っ黒な腕報われ豊の秋 自愛せぬ人への褒美敬老日 朝買ひし本読了す秋夜半 新蕎麦や切り手の気合いトントトン コスモスの上を馬頭の進み行く ししうどや下山の道の長きこと 良夜とは子ゐて妻ゐて母のゐて 露けしや崩れ落ちさるツインタワー 天と地を繋ぐがごとく秋の雨
2013.12.02
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はっかいさんから久しぶりの俳句が届きました。縄文人水澄まし痛いの飛んでけ母の胸モチ竿の変曲点や銀ヤンマおはやうと言ふ子の街や秋高し地震の巣や蜻蛉の集ふ石地蔵悪友に夢で会ひけり新走りプラトンを肴にひとり温め酒望郷を誘ふ鉄路の灯に時雨島唄や兵をもつつむ栗名月指揮棒の先は真っ赤な秋の子ら山毛欅紅葉縄文人に遇へるかも
2013.11.30
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熟睡の果てに夢見の桜かな 逝く春や舌に転げる海の幸
2013.04.23
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踊る春あわせ鏡の北野かな 桜咲く路面電車のとろとろと 洛北や桜前線越えて帰す 山笑ふ喧嘩のあとの仲直り 春耕や頭の芯におはようさん 山茱萸や間の悪いのも鄙芝居
2013.04.03
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日溜まりの浮沈の虫や春忙し
2013.03.07
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秋下る石積み水路水簾 漢字使ふ同士の国や秋の陣 常念岳の上より明ける冬至かな 鏡中の妻の黒髪除夜の鐘 厨から小言始めの女房かな 上々吉酸茎漬け込む婆の肘 食べましょや木曽の婆さのすんき蕎麦 母呼ぶや焚火の向かふ我が家の灯 冬薔薇別れの言葉なき別れ 処女雪にスット突くやいざ滑降 癌と生く朋との時間寒の酒
2013.02.24
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雲丹添えてチビリチビリと赤ら顔 八戒ウニが 春の季語だと教えていただきました。はっかいさんは もうお正月ムードのようですみなさん よいお年を
2012.12.23
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真っ白な冬つきあげる富士の山はっかいさん夫婦と、娘さん家族との幸せそうな家族写真にそえられた 一句です。
2012.12.05
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ふらここや絵からでてきたかわいい子おはようと言へばおはよう冬の入り夕暮れや焚火の向こふ母の声活断層蜻蛉の痛み解るかよサマルカンド市場へ続く枯葉道一日市場林檎と米の集散地星月夜平頂山は光りをり思ひ出は枯野を歩く帰還兵鳥渡るハバロフスクは遠き過去
2012.11.25
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折れ合って活きる命や秋麗信州自由塾はっかいさんからの 伝言です。お友だちを誘ってぜひ信州自遊塾の第9回農業講座にお出でください。第9 回信州自遊塾講座 ・ 12月16日(日)13:30~16:30・安 曇野市三郷公民館 講堂(250人収容)第1部 講 演「日本が抱える農業の課題(仮題)」(自遊塾の講師陣の堀内壽郎さん)第2部 シ ンポジウム(パネリストは新たな農の可能性を開こうとしている実践者 増田望三 郎、竹内孝功、淺川拓郎、松本猛塾長がコーディネーター)題◎キャッチ・コピー「農業のいま これからの私たちの生き方」◎講演「日本の農業の現実と問題点」堀内壽郎◎パネルヂスカッション「土とともに生きる幸せ-安心・安全な食べものを」◎展示-マイ・テーブル(ワールドカフェ風)12月16日(土)安曇野市三郷公民館講堂10:30~12:15 第一回上映講演・シンポジュウム・展示-マイ・テーブル(ワールドカフェ風)17;00~19:00 第二回上映映画「モンスタントの不自然な食べ物」http://www.uplink.co.jp/monsanto/のホームページです。
2012.10.10
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小鳥来る骨なき墓は海を恋ふ 高倉健の「あなたへ」を観て作りました。俳句とは関係ありませんが はっかいさんから届きました。信州の 芙蓉の花
2012.09.10
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伏流や花の一揆は晶となる 雪形に父の姿や鯉幟 日脚伸ぶ1・5億キロの妙 芽吹き初む白磁の国へ海の青 春の灘船首にしかと北斗星 まぎれなく桜の伽耶に立ってをり 連翹の守る 丘凛と白磁墓碑 日月の作る金環五月女に 産声の溢れる沢や山 開き 早苗田に光臨するや空の 青 源流や芽柳に透く穂高岳 寄り添わぬほどの間合ひや二輪草 汗拭ひ至福の水や開墾碑 摩訶青き水生む森やブナ涼し 炎帝へ聖堂聳ゆヤコブの血 戦跡に十字架高し夏燕 弾痕の壁を背に売る茄子の山 婆の目に聞き入る子の目原爆忌 木曽谷の民は木霊や盆踊り 朝虹や廃村を守る道祖神 水面へと魁夷の白馬森涼し 丸木逝き郁夫も逝きし広島忌 乾杯や歌ふ阿呆のビアホール 子も犬も飛び込む夏の川眩し 傷痕を語る勇気や敗戦忌 福島の子凛と語るや原爆忌 緑陰や命を語る百一歳 反原発遺し恋人広島忌 白槿かさねる落花紫のほのか 天と地を結ぶ手畦の曼珠沙華 里山の木々は曼荼羅豊の秋 大木の狭間に哭くや小蟷螂 森涼し魁夷の白馬旅に初む 踊りの輪夜明けは近し六連星 鳴きたらぬ虫や信濃は夜明け前 少年の描く爛柯や天の川 火祭りや悲しき島は歌に満つ ケーナ吹く翼は高し秋空へ 神となる義民の祠里涼し 秋祭他所者顏で四拾年 古漬けの小鉢や妻の秋茗荷
2012.09.08
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