昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

2020/08/30
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リネンのワンピース 一枚でも重ねても、ずっと、大切に着られる [ 柴田 浩美 ]


いまでこそ私よりしっかりと地に足をつけ自分らしく生きてくれている娘ですが

生まれてきたときは未熟児で、お乳を自力で吸う力もなく、そしてアトピー体質でした

食物アレルギーもひどくて乳製品ダメ卵もダメ肉魚ほぼダメという・・何を食べさせどうしたら治せるのか本当に悩んだものでした

結果として

身に着けるもの、口に入れるもの、生産地から把握して、衣類も食べ物もできうる限り、私が作ることにしたのです

お弁当を持たせたかったので、小学校は給食がない学校を選択
お弁当の中身はもちろんすべて手作り 冷凍食品など一切使いませんでした



パンツやシャツはリネンを用いて手作り
幼児期は肌に当たるところの縫い代も折りふせ縫いという方法で、直接縫い目が当たらないような工夫をしていました

実は私はお裁縫が大の苦手で家庭科はいつも成績が良くなかったのです
ミシンの授業では、小さい巾着袋すらまともに完成させたことがありませんでした

それが子どものためなら頑張ってできるようになるのですから、自分で驚きました

人は母として生まれてくるのではなくて、子どものおかげで母に成れるんですよね


やがて娘は抵抗力がついてきて、ほぼなんでも食べられるようになりました

いまでは体調が悪いとき以外は、アレルギーも出ません



きのう移住を希望している矢掛町からお手紙が届きました

空き家見学もこれからなのですが私たち親子の心はすでに矢掛に(笑)


矢掛町に住んだら、手作り生活を再び再開しようと思うのです



昆虫採集のビーティングマットなども制作していました


いま無性にものつくりがしたくなってきた自分がいます





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Last updated  2020/08/30 03:14:58 PM


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