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2008/03/28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
BSで石ノ森章太郎特集をやっているんですが、今日はサイボーグ009特集でした。


まだ小学生だった僕がビデオテープをあさっていると、奥から「劇場版サイボーグ009」なるものを発見。


その世界観に最後までしっかり観てしまったのでした。


小学校低学年の僕は004の壮絶な戦死場面をまえに衝撃を受けました。
(結果的に004は生きてたような気がするが)


その思い出が今日の特番で少しだけ甦ったのです。


5年(?)ほど前にサザエさんの裏でアニメもやってましたが、それはほとんど観てなかったので兎に角懐かしかったのです。


さて、21歳になった僕が改めて009を観てみると、それがとてつもなく深いことに気がつきました。


戦争、正義、差別。





特に考えさせられたエピソードがあるので紹介します。
(少し間違ってるかもしれませんが)





とある星から宇宙人がやって来ます。


その宇宙人の星は侵略者に襲われているので地球へ逃げてきたのです。


宇宙人たちは「相手を殺すと自分も死ぬ」と考えていて、無抵抗で死んでいます。


しかし「無抵抗で死ぬより戦って死んだ方がましだ」という考えを地球で学び、地球まで追ってきた侵略者と戦ってみると、死ぬどころかとても強かったのです。


宇宙人たちは自分の星を守る為に帰っていくのでした‥





「争い」という概念の無い宇宙人の文化に、地球人が「争い」の概念を与える‥


地球人は良いことをしたのでしょうか?


それとも悪いことをしたのでしょうか?


「守るための力」は正義と言い切れるのでしょうか?





宇宙人たちは「争い」によって生き延びたと言えます。


しかし宇宙人たちの未来は「争いの歴史」になるでしょう、地球のように。


このような哲学的テーマは答えに辿り着くことなど決してありません。


しかし答えが無いからといって考えないのは絶対に間違いです。


結果よりも過程が大切なのです。








でも最近の漫画で根底にテーマのようなものがある作品はほとんど無いような気がします。


かっこいいキャラクターを登場させるだけ。


主人公が万能でやる事なす事すべてが正しい。


そんな漫画が多いと感じます。


でもそれが悪いわけじゃないんです。


そういう漫画ばかりが蔓延している状況がいけないのです。


「与えられた情報をただ受け入れるだけ」


それはとても危険なこと。


最近の日本は「臭い物にはフタをしろ」という感じで奇麗事だけな気がします。


それが原因で未来が不安なのは僕だけなのでしょうか?





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最終更新日  2008/03/29 02:58:25 AM
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