雨が降り続いていても住宅の建築作業は止められる事はありません。
近所には今、狭い土地に無理やり5棟の建売住宅が建築中です。
一軒当たりの販売価格を抑えるためなのか、他にも土地はない事もないのにちょいと情けないほどに狭い。
南北に並んでいるため、陽は当たらない。
庭などほとんど無く、どこの誰が住むかも知れない隣家との隙き間がほとんど無い。
住宅に対する意識は何十年も変わっていないように思う。そういう生活を強いられても我慢している日本という国の不思議。
一戸建てを望む意識が世界に比べても強いというのに、内実はこの有様だ。
建築中の建売住宅は、横長の土地に長屋のような具合に建っていて、東側には屋敷が有り、西側は道路だ。
太陽は午後の西日が道路側から当たるだけで、人間らしい生活するにはチョッと問題が多そうだ。
空間がなければ一戸建てとも言えないと思うんですが、やはり土地代が高すぎるのだろうか。
人口密度の高い国だから仕方がないことなのだろうか・・・
安い物件だとしても何千万もするのですから、一度買ってしまえばそう簡単には出られません。
一生そこから出られないかも知れない。
国は、人間らしい生活の出来る住宅の最低基準を、法律で規定するべきだと思います。
買う側も理想の住まいが見つかるまで安易な妥協をせずに、辛抱強く探すべきだろうと思う。
安易に作った家でも、安いと売れていくというのが問題で、これでは業者の意識レベルも上がってこない。
注文住宅でも、3度立て直さなければ本当に理想的な家にはならないと言います。
完璧な家は無理だとしても、最低限必要な”絶対譲れないもの”を持っている必要があると思います。
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