別れ際の高校生の言葉は男女が入れ替わっていて、今時の風潮をよく表わして可笑しかった。
異性に対する無意識のあこがれがあって、お互いが近づこうとする潜在意識が働いてそんな言葉使いになるのかも知れない。
最近、日本でも性同一性障害を訴える人が増えているそうですが、それは何を意味しているのでしょうか。隠れていたものが表に出てきたものなのか、それとも実際に増加傾向にあるということなのか。
第三の性の台頭も見逃せず、男と女という単純な区分けのできない多様性をますます見せるようになってきた現代社会。過去の男女の区別が厳然とあった時代に比べれば、非常に生きやすい時代であることは確かですね。
服装ばかりでなく生き方や言葉使いまでも男女の区別がなくなっていくというのは、良いことなのか悪いことなのかよく分かりません。
「異性」というものの存在がより近いものとなれば、当然差別化することはできなくなります。
外見や仕草、ましてや言動までも区別がなくなるとなると、それは果たして幸せなことなのでしょうか?
男と女の間には暗くて深い河があると言われ続けてきましたが、その河も浅い小さな川になりつつあるようです。
未知の存在であるがゆえに胸がときめくというもの。
異性だということだけでお互いに存在価値があったものが、中間があるとなると話はややこしくなるね。
そういう「多様性である」ということが、「豊である」ということに繋がるのかも知れないのですが・・・・・。
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