幼い女の子がピアノを習いに来ている。途中の中断を挟んで間もなく1年。まだピアノに触れることなく、お遊びのつもりで週に一回やってくる。
猫を飼ったことがなく、家猫のアンリが気に入って「生ねこだ!」と言っていた母親をしり目に、追いかけ回している。
外出してアンリが居ないことが分かると機嫌が悪い。本人にすればそれが楽しみで来ているのだから、随分とがっかりするらしい。
♪ 幼子はアンリアンリと追いかけてピアノに触れることなく帰り
その子の住まいは(今はまだそこに住んではいないが)、いずれは我家の隣に住むことになるらしい。それで、その家に昔からある古いピアノの調律をすることになり、お世話になっている腕のいい調律師に来てもらった。
50年ほど前のピアノでずっと使われずに眠っていたものらしく、30年ぶりの調律だったとか。調律師に後で聞いたところでは、弦は錆びている上かなり弱っているので強引な調律はできず、かなり苦労したらしい。
狂ったピアノは音感に悪い影響を与える。それを避けるためにも精いっぱいの努力をし、どうにかまともな音が出るようになったとのこと。
まだ当分はこのピアノに触れる人はおらず、その女の子もしばらくはピアノを使わないレッスンが続きそうだ。
楽器は、車と同じで使わないと調子が出ない。
使い込んで共振・共鳴させることで楽器全体が鳴るようになり、響き合った良い音が出るようになる。
本来なら良い音が出るようになるまで、少しずつ慣らしていく「リハビリ」が必要なところだが・・・。
「ピアノ」という名の由来は、イタリア語の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(Clavicembalo col piano e forte)、もしくはそれに類して表現されるるもの。
歴史的には「ピアノフォルテ」(pianoforte)や「フォルテピアノ」(fortepiano)と呼ばれ、一般に楽譜には「ピアノフォルテ」または「フォルテピアノ」、略して “Piano” や “pf” と表記される。
ウィキペディア(Wikipedia)より
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
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