好きなショパンのCDをパソコンで再生しながら、久しぶりの穏やかな朝を楽しんでいる。
有名な練習曲 第3番ホ長調 作品10の3の曲の「別れの曲」というタイトルは、日本だけのものなんですね。この作品10と作品25の練習曲集がショパンの最高傑作とする人もいるぐらい完成度の高いもの。これを若干20歳そこそこの時に書いたというのだから驚きです。
隣家の庭のシュロの木には、今年も立派な蕾がブクブクと吹き出すように育っている。
右は昨年の写真。背景が変わっています。
何であんなに大きな花塊を付ける必要があるのか、不思議な感じのする植物だ。雌雄異株で、この雌株の花も、雄株がなければ結実しないということを知らなかった。
オリーブの木も雌雄異株だそうですね。これも最近知りました。
注 雌雄異株は間違いで、もう一本別の木を植えないとうまく結実しないということらしい。訂正します。それは、佐藤錦などのサクランボや林檎や李なども同じらしい。
周りでは空き家が壊され、また、別のところでは新しい家が建てられている。変わりゆく浮世と、変わらない営みと。
全体としてみれば確実に変わりつつあり、時間という乗り物に乗って進みゆく先は「未知」という見知らぬ港。
「 不易流行 」なんてことを考えながら、ショパンを聴いている静かな朝です。変わらないものと、変わりゆくもの。根源的なものと、表層を流れゆくものと。
変えてはいけないものと、変えていかねばならないもの、と。
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