スイス、オーストリア、ドイツに次いでイタリアも国民投票で原発から撤退することが決まった。日本は世界で唯一の被爆国でありながら原発を導入し、今回の大惨事を経験したにもかかわらず原発から撤退する意思がない。
大阪の橋下知事は、「原子力発電所が必要なら大阪につくればいい」と明確で確固たる反原発の意思表示をしている。
13日、 「原子力発電が本当に必要なら、大阪は消費地。原発をつくり、大阪府民に呼びかけるしかない」 と、都市部に対する電力の供給が周辺地域のリスクの上に成り立っている実情を指摘した。
さらに、先週、「関西電力」が打ち出した15%の節電要請について、「節電をやらずにいったらどうかと思った。節電をやらずに乗り切れたら、関電のウソ八百って話でしょう?
15%の削減をやらなかったら、大阪、関西がどうなるのか、ここについても関電からはっきりした説明、回答はありません。
『電力が有り余っているのでは』という話になるから、節電をやめてやろうかと思っている」「原発を再稼働させるために掲げた数値だ」と述べ、府としては協力しない意向をあらためて示した。
橋下知事は、関西で新たな原発のストップを打ち出し、」「関西広域連合」でも独自に節電を呼びかけてきた。こうした中、事前に情報提供がないまま、関電が一方的な発表をしたとして、怒りをあらわにした。
原発銀座
一方、府は、福井県敦賀市の河瀬一治市長から「脱原発」構想の真意をただす公開質問状が届いたとして、橋下知事名で回答したことを13日、発表した。
原発が立地地域の活性化や雇用につながっているとの河瀬市長の主張に対し、回答書は 「そのために原発を維持するというのは本末転倒の議論」 としている。
時間に応じて需要が変化する運転「負荷追従運転」は、原発以外の石油・石炭・LNG火力や、ピーク時には揚水式水力も加わって、まかなわれています。その結果、年間を通じると水力は22%程度、火力は51%程度の稼働率になってしまいます。
これらの電源が故障など不具合で運転出来ないのではなく、電力会社の都合で動かしている。原発は一度稼働すると一定の電気を作り続けるため、需要の少ない時の調整のためにこれらの発電所が使われるのだという。
また、夜間には余剰電気が発生するため、何とかしてそれを消費させようと色々なことをやっているわけだ。
夜間の電気料金をダンピングし、「建築物などを照らし出すライトアップ」「深夜電力を使う、電気式温水器、蓄熱式空調システム、エコアイス、ヒートポ ンプ式給湯器、エコキュートの普及」「オール電化住宅(電気温水器などで深夜電力に依存している。)」「他の電力会社に回す」などだ。
初めに原発ありきで事が進められている
電気は余っている。
経産省はごまかしの数値を発表していると「週刊ポスト」がすっぱ抜いた。
「資源エネルギー庁作成の「東京電力の設備出力の復旧動向一覧表」に、東電管内全体で1050万kWの発電力を持つ揚水発電が全く含まれず、停止中の火力発電所も加えられていなかった。これらを含めれば、企業や一般家庭に使用制限を設けずとも「真夏の大停電」は回避できる。」
関西電力の発電について、当時、~脱原発の可能性を考える~として有識者が考察している。
ヨーロッパのように隣国から電気を買うという事が出来ないという事情を踏まえた上で、原発が本当に必要なのか否かを、もっとオープンに議論しいて欲しい。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
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