気心が合うというのは楽しいものだ。
そこには同じ価値観とか共通するものが存在していて、自然なままに無理なく波長が合っていく。
人は、知れば知るほどに魅力の増す人と、知るにつれてイメージダウンしていく人がいる。
重要なのは第一印象だという。それは、短い尺度で判断される場合にだけ言える事で、長い付き合いとなるとそれとは反対に第一印象ほど当てにならないという場合も多い。
様々な場面でそんな両方の体験をする。恋愛関係然り、友達や職場の関係も然り。”あんな人だとは思わなかった”と落胆させられたり、秘められた人格に感動させられたり・・・。
見かけでは分からない人の内面。だから私は、感じてしまうのは仕方がないとしても、あまり相手の事を詮索しないようにしている。薄皮をはぐように徐々に本当の姿が現れて来るのを待つ心持で、先入観を持たないで接することが一番だと思っている。
当然、自分自身も自然体で人に接するようにしているし、無理に理解してもらおうとは思わない。いずれ分かる事だし、誤解されるのも嫌だし・・・。
そんな人間関係の中で、同じ価値観や似たような感性を持っている人との交流は最も心の充足するひと時となる。
一般的に男は、女性に比べて他人のうわさ話や芸能人のゴシップなどには関心を持つことは少ない。ただただ駄弁っていればいいという関係はあり得ないし、そんなのは鬱陶しいと思うばかりだ。
だからこそ気の合う人というのは貴重な存在になる。「文章を書く」という行為は心の発露。そして、その共通の趣味を通して語り合える内容の幅は広い。
昨日、北と南から中間地点になる吾が地にそんな婦人の友人二人がやって来て、楽しい時間を過ごす事が出来た。奇しくも同じ先生の主催する文章講座に通っている二人。
心おきなく話しの出来ることがなによりだと、お互いの教室の仲間の書いた文章を交換し合い、興味をを倍加して楽しんでいる様子。
両人のあまり知らなかった部分を知りその内面の豊かさに触れて、これからの交流が今までと違ったものになるだろうという予感。楽しみの幅が大きく広がった。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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