北の鉛の空に対して、南の太平洋側は太陽が顔を出す日が多い。しかし、それは泥鰌内閣のように弱弱しく頼りない姿で遠慮がちに、呼べど聞こえぬ風に畏まっている。
そんな太陽でも昇ってくる朝陽はとても美しい。
丸い熟れた果実が水平に光を放って、オレンジに雲を染めながら神々しいばかりに朝の儀式を始まる。低い緯度を通るためなのか夕日も同様に美しいのは、この頼りない太陽のせめてもの罪滅ぼしか。
この地方(愛知県)でもこのところの最高気温が一桁の日が続いている。少し上がっても10度どまり。今朝は、乾いた冷気が北西の風に乗って舞い下り、未明のガラス窓を叩いては揺すっている。
御用納めも済んで世は年末年始の休暇に突入したが、私らはまだその任を解かれていない。連続9日間のぶっ通し勤務で、昨夜は9時まで延長だった。
正月なんて無いも同然の、遠い他国の出来ごとのようだ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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