最近のNHKは、どんどん民放の方に寄って行き、NHKらしい部分をどんどん無くそうとしているように見える。民放を真似たお茶の間感覚のクイズ番組とか、柔軟路線を行く事で視聴率が上がると勘違いしている。
NHKの本来あるべき使命を忘れ、大衆に迎合して行く姿は目に余るものがある。
甘ったるい子供の菓子のような番組は見るに堪えない。ピリッとワサビを利かした媚びの無い、質実剛健の噛み応えのある番組を提供するべきだ。
今の世の中、どんどん下へ下へとシフトが切られ、柔らかく噛み応えの無い料理の様になっていく。票をあてにして媚びへつらう政治家のように、プロがアマチュアへ擦り寄っていくように、素人を基準にする軟な風潮がある。
漢字は新聞などで使えない字が増えたし、教科書を漫画風にする大学が出て来たりと、硬質なもの難解なものをどんどん排除して行く。
訳も分からず覚えこまされた古文や漢文など、意味が分からなくても丸暗記することで韻律を体で覚えることに意義がある。後に、その内容を理解した時の感動もより大きくなる。
脳に対する刺激をとっても意味があることで、分かりやすい、歯ごたえの無いものばかりでは使う脳も限られてくる。
何であっても陰陽の両方が必要であって、そのことで全てのバランスが保たれている。硬軟、剛柔、強弱、上下、左右、大小、あるいは美醜、善悪、賢愚もしかり。
堅苦しいもの真面目なものを嫌う風潮もあり、差し障りの無いその場しのぎの会話で終始し、議論をしようとしない若者たち。大人までがその方へ擦り寄っていって、どんどん骨抜きになっていく。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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