♪ 蝙蝠を見なくなりしを嘆きいる矢先に猫が咥え来たりぬ
猫は、時々何かの生き物(昆虫やトカゲや小鳥など)を咥えてくるのでちょっと用心が要る。たいがい、生きたままの状態で咥えてくるので家の中で放すと逃げ回る。猫はそれを追いかけまわして楽しむわけだが、たまに変な隙間に入って猫も手が出せず、そのまま死んでいたりするので困る。
今回の獲物は放しても動かないし、どうも姿がよく分からない。黒く丸まっていて妙な生き物だ。猫を押しのけてつまみ上げてみると、何と蝙蝠だった。私は、身近に蝙蝠を見るのは初めてだ。
最近、あまり蝙蝠が飛んでいるのを見かけなくなったと思っていたところへこの事件。何かの理由で、地上に降りていたところを捕まえたのだろう。
動かないので死んでいるのかと思ったが、床に置いてやると翼をパタパタやりだした。怪我もないようで、まだ元気だ。
カミさんが可哀想だといって猫には触らせず、私に逃がせと言う。確かに、猫はおもちゃにして死までいたぶるのだから、それを見す見す見逃すのは罪だ。
取りあえず写真を撮った。恐怖で怯えているのか、体に力が入って翼が開こうとしても開かない。もっと良く観察したかったのに仕方がない。そのまま手に載せ、外へ出そうとしたら暴れて手から落ち、どこかへ紛れてしまった。
コウモリ(蝙蝠)は、脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目に属する動物の総称で、別名に天鼠(てんそ)、飛鼠(ひそ)というのがある。
コウモリ目は翼手目ともいい、約980種程が報告されているらしい。その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占めていて、ネズミ目(齧歯類)に次いでの大きなグループなんだとか。
極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息しているらしい、珍しくもなんともない哺乳動物らしい。ムササビ、モモンガ、ヒヨケザルにも似ているが、鳥類に匹敵するほどの完全な飛行能力を有するのは哺乳類全体でもコウモリ目のみだ。
夕暮れ時に、トリッキーな飛び方をする姿がなんともユニークで、マジックアワーと蝙蝠の組み合わせなんか、一種独特な雰囲気があって、案外好きだ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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