♪ 不如帰あの鉄塔の下あたりたくらんでいる悍ましきこと
「キョッ、 キョッ、キョッ、キョー」と鳴くその声は独特ですが「テッペンカケタカ、テッペンカケタカ」という風にはどうしても聞こえない。どちらかと言えば「トッキョ キョカ キョク」の方が近い感じかな。
「一年のご無沙汰でした、里山の悪党です。」って、感じで新登場のホトトギス。カッコウ、ツツドリ、ジュウイチなどのホトトギス科の鳥は、「托卵」という姑息な方法で子供を育てるという事は、皆さんご存知と思います。しかし、その実態の悍(おぞ)ましさはまではご存知ない方も多いのでは。
左・オオルリの巣にジュウイチの卵 右・ウグイスの巣にホトトギスの卵
卵から孵ったホトトギスの雛は、まだ目が見えず毛も生えていないのに同じ巣の中の本来そこで育つはずの鳥の雛を、背中で押して巣の外へ落としてしまうのです。よくもこんな残酷なことをいたいけな雛にさせるものだ。
一体どの様にしてこんな悍ましい方法を手に入れ、DNAに組み込んだのか。
この仕草をいじましいと思うか、悍ましいと思うか
何も知らない、オオヨシキリ、ホオジロ、オナガ、モズ等の巣の持ち主は、せっせと餌を運び続ける。自分より数段大きくなった幼鳥に餌を与え続けるのですから、これまた驚きです。
カッコウに餌をやるヨシキリ カッコウに餌をやるアオジ
托卵に来たカッコウと闘うノビタキ
托卵結婚というのがあるそうな。他の男性の子供を妊娠しておいて、あなたの子供よ! といって結婚するのだという。昔ならいざ知らず、現在ではDNAを調べればすぐに分かってしまう。
ある女、彼氏が30代のフリーターで収入が少なく生活できないので、妊娠しているのを承知で他の男と結婚。その結婚した男を見下していて、生まれた娘が悪ガキなのを良い事に父親が他にいる事をバラシてある。で、或るときその娘が、本当の父親ではない事を同居家族全員にバラシてしまう。その後は、推して知るべし・・・。
野鳥の様にはいかんわなそりゃ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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