♪ 終末に雨降りつのり留まりし花火は水の中に消えらむ
この夏も肝心の土曜日になると雨が降ったりして、花火大会が中止になったりしている。わが市の隣の大池公園の花火も中止になってしまった。
鉄の筒に花火の玉を入れ電気導火線をつなぐ
高台にある公園で打ち上げられる花火は遠くからでも良く見える。東海市の大池公園で行われる花火は、毎年、花火を中心に半径5キロの円内で、椅子を出したりシートを敷いたりして夕涼みがてらに多くの人々がその花火を楽しみにしている。
しかし、8月の第二土曜日は、かなりの雨。順延の翌日も雨となり、とうとう中止になってしまった。今年45回目だが、過去に中止になったという話は、私の記憶にはない。
同じ日の「東京湾大華火祭」も中止になった。去年は、隅田川花火大会が中止になった。
中止になった場合の花火はどうなるのだろう?雨のタイミングと降り方によって対応は違ってくるようだ。前夜や早朝から大雨が降っていたり、台風が接近している場合などは打ち上げの準備そのものを中止(延期)し、花火は花火屋の倉庫で保管されることになる。
順延が難しい、あるいは翌日もできない場合にはじめて撤収となる。これは設営よりも手間が掛かるし気も使う上、費用も馬鹿にならない。花火の玉は花火屋が持ち帰り、別の大会で使うことになる。
撤収した花火は、一度分解して中の火薬だけ再利用する場合もあるし、冬、田んぼで処分という名目で、若手の打ち上げ講習を兼て突発の花火大会をやるとこともあるらしい。
ほとんどの花火が湿気ってしまって使い物にはならない場合は、水につけて中の火薬を溶かして廃棄処分にすることになるらしい。丹精込めて作った花火が、こうして処分されることは花火師にとってとても悲しいことだろう。
主催者側は、打ち上げそのものの費用の他に、会場設置費用(広告・人件費など)や警備などの運営費用が掛かる。地元の企業などから協賛金等を集めている事情もあり、興行中止保険やイベント中止保険などに加入することになっているらしい。
因みに、花火の値段は次のようなデータがネットに載っていた。
3号玉(開花したときの直径が100mとなる)が4000~5000円、5号玉(開花したときの直径が150m)が1万5000円、7号玉になると3万円~、10号玉(尺玉)で10万円~となる。
開花すると450mにもなる20号玉(2尺玉)ともなると80万円程度の値段が付いている。
新潟・小千谷市「片貝まつり」
こちらの方が安い。大きさだけでは決まらないという事だろう。
世界最大の四尺玉を上げる小千谷市の 「片貝まつり」 。1985年(昭和60年)に打ち上げに成功して以来2種類の四尺玉を守り続けている。9月9日・10日の夜10時に打ち上げられる。
重さ420kg、直径1m20cm、開いた花の直径が800m
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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