♪ ブラキストン線の向こうに住む人と同じテレビを観ている夫婦
そんな異種同士が同じ屋根の下に棲むのだから、様々な軋轢や齟齬が生じるのは当然の事と言える。
一つの事しかできない男脳、同時進行でこなす女脳。そもそも脳梁の太さがハナから違うように出来ているのだからしょうがない。モノを収集する癖のある男に対して、断捨離などと言ってどんどん捨てていく女。大概の家でこの問題は争点になる。
過去に執着する男に、過去などなかったものして現在に生きる女。
狩猟者である男は、遠くにいる獲物を追跡するため、集中力を持って前方が見えるように進化した。獲物の特性を見極めて、先手を打つ必要がある。情報収集と分析。そしてその成果を誇示することで、支配力を高め力を誇示する。
子供と家を守る女は、忍び寄る敵をいち早く見つけるための広い視野をもち、同時に多くの事をこなす能力を身に着けた。
「話を聞かない男、地図が読めない女」なんて本が、以前ベストセラーになった。男女間の齟齬は、すべてはこの本能的特性の違いから派生しているものじゃないだろうか。
「黒の舟唄」 能吉利人作詞・桜井順作曲 野坂昭如が歌った。
ブラキストン線は、動植物の分布境界線の一つ。
この線の提唱者はイギリスの動物学者のトーマス・ブレーキストン。日本の野鳥を研究し、そこから津軽海峡に動植物分布の境界線があるとみてこれを提唱した。また、哺乳類にもこの海峡が分布境界線になっている例が多く知られるという。
この線を北限とする種はツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンザル、ライチョウ、ヤマドリ、アオゲラがある。逆にこの線を南限とするのがヒグマ、エゾシカ、エゾシマリス、ミユビゲラ、ヤマゲラ、シマフクロウ、ギンザンマシコなどである。 また、タヌキ、キツネ、ニホンリスはこの線の南北でそれぞれ固有の亜種となっているという。
しかし、この論拠となるべき津軽海峡の成立については具体的な拠りどころに欠け、考古学の発達によって各地で発掘調査が行われた結果、各地で猪の骨や牙等も発見されていて、明確に津軽海峡をもって動物・鳥類の分布が異なるとは断定が出来ない、というのが現代の評価だそうだ。
日本の動物地理区で有名な境界線
◆ブラキストン線(津軽海峡線)
ブレーキストンとプライアーが1880年に「日本鳥類目録」で提唱した。
この線より北をシベリア亜区、南を満州亜区とする。
◆渡瀬線 1912年に渡瀬庄三郎が確認。
この線より北を旧北区、南を東洋亜区とする。
ほ乳類、両生類、は虫類、クモ類などの分布境界と合致するものが多い。
◆八田線 宗谷線ともいう。
この線より北をシベリア亜区、南を満州亜区とする。
両生類、は虫類、淡水無脊椎動物の分布境界と合致するものが多い。
◆蜂須賀線 この線より、北を全北区、南を旧熱帯区とする。
鳥類の分布境界と合致するものが多い。
◆三宅線 これより北は、日本独特の昆虫、南は熱帯方の昆虫が多い。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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