歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2015.03.17
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カテゴリ: 一日一首







 彼女が二十歳の大学生の時にバイトに来てひらめくものが有ったらしく、それから交際が始まった。この日を迎えるまでの間、彼女は大学院を出て就職し、埼玉と愛知の遠距離恋愛を4年ほど経験。「長すぎた春」と別れてしまう事も無く、ようやく8年間の交際に終止符を打つこととなった。

 土木女の彼女は行動的な頑張り屋さんで、バイト時には社員を凌ぐほどの積極的な働きぶりをみせていたという。職場ではヨウ素ガスの検出法を確立し、その功績で受賞をしたり、登山や冬山でのキャンプもするというアウトドア派でもある。

 そんな二人ゆえ、会社関係、友人関係の出席者の数も多く、盛大な結婚式だった。
















 ♪  誓詞には子孫繁栄が付帯さる二人以上の義務を果たせよ



 古今東西、結婚の箴言が沢山あるが、結婚そのものを肯定しているものが少ない。それは、ほとんどが男が書いたり言ったりしたものばかりだからか。
 私も男ゆえ、妙に納得するものが多くて思わず笑ってしまう。

*結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。(リヒテンベルグ)

*女には、どうしてもわからないテーマが一つある。 男は仕事に注ぐだけの熱情をなぜ家庭にそそげないのか、ということだ。(D・デックス)

*三週間互いに研究しあい、 三ヶ月間愛し合い、 三年間喧嘩をし、 三十年間我慢しあう。 そして子供達が同じことをまた始める。(テーヌ)

*結婚するやつは馬鹿だ。しないやつは――もっと馬鹿だ。(バーナード・ショー)

*結婚とはセルフサービスの食事のようなものだ。 自分の欲しい料理を選んだ後で、隣りの人たちのお皿の中身を見る。 そして、どうして自分は彼らと同じ物を選ばなかったのだろうと自問するのである。(J・ドラークル)

*男と女とが結婚したときには、 彼らの小説は終わりを告げ、彼らの歴史が始まる。(ロミュビルュス)

*結婚は、多くの短い愚行を終わらせる。一つの長い愚鈍として。(ニーチェ)

*結婚とは、ただ一人のために残りの人々をすべて断念せねばならぬ行為である。(ムーア)

*結婚したらいろいろ分かってきますよ。いままでは半分謎だったことが。(モーツァルト)

*結婚生活に幸福を期待しすぎて、失望しないように気をつけなさい。 ウグイスは春に2、3ヶ月だけは鳴くが、卵をかえしてしまうと、 あとはずっと鳴かないものだ。(トーマス・フェラー)

*結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。 今考えると、あのとき食べておけばよかった。(アーサー・ゴッドフリー)

*あなたがもし孤独を恐れるのならば、結婚すべきではない。(チェーホフ)

*結婚は雪景色のようなものである。 はじめはきれいだが、やがて雪解けしてぬかるみができる。(山本有三)

*結婚は夫、または妻によって創り出されるものではなく、 逆に夫と妻とが結婚によって創られるのだ。(マックス・ピカート)

*結婚を尻込みする人間は、戦場から逃亡する人間と同じだ。(R・L・スティーブンソン)

*夫婦が長続きする秘訣だって? それは、一緒にいる時間をなるべく少なくすることさ。(ポール・ニューマン)

*女は二種類に分けられる。 結婚だけを夢見ている独身の女性と離婚だけを夢見ている既婚の女に。(ジョルジュ・エルゴジィ)

*結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。(フラー)

*男は結婚によって女の賢を知り、女は結婚によって男の愚を知る。(長谷川如是閑)

*従順な妻というものは、夫に従うことで夫を支配する。(パブリアス・サイラス)

*結婚するとは、彼の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。(ショーペンハウアー)

*愛はしばしば結婚の果実である。(モリエール)

*人間は判断力の欠如によって結婚し、 忍耐力の欠如によって離婚し、 記憶力の欠如によって再婚する。(アルマン・サラクルー)

*結婚は鳥カゴのようなものだ。 カゴの外の鳥は餌箱をついばみたくて中へ入りたがり、 カゴの中の鳥は空を飛びたくて外へ出たがる。(ミシェル・ド・モンテーニュ)


*男と女は似て非なる別の生き物と心得る。比較しても何も生まれないし、双方が救われる事にもならない。これが結婚生活をうまくやり通す不可欠の秘訣である。(sunkyu)




◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行

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最終更新日  2015.03.17 08:59:22
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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