
ラフスケッチ
一品ものなので図案は描かず、生地に直接模様を描いてしまいます。水性ペンで軽く下書きをし、修正を加えながら青花で確定の線を引いていく。
その線をすべて、技法によって色を変えた糸で縫っていく。この時も必要があれば修正を加えながらの作業となる。糸の太さも技法に合わせて変えてある。
糸入れ
加工途中
全部で30着、全く違うものが出来上がる。
アイデアを練って修正を加えながら、納得のいくまで詰めていく。これは、短歌にも同じことが当てはまる。しかし、このTシャツ程にはアイデアを練っていない。それが今の私の作歌の現実だ。
視覚的にハッキリとした結果が出る染色とは違い、言葉は目で見てもその良し悪しが分からない。そのために曖昧なままごまかしてしまうという悪癖が付いてまわる。
絶対にこれしかないと思って筆を置いても、一晩寝かせればその歌の不備が見つかってガッカリする。前日に作ったものは、翌朝には全く別の歌になるという事も多い。何工程も経て出来上がる絞り染めの様に、短歌も時間が必要のようだ。
時間を経ることで、素晴らしい言葉が閃くことも多い。間を置くことが、絞り染めの工程の一つの様なものだと思えば、納得もできるというもの。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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