
商品や企業の名前が出てくるわけでもないのに、引き込まれてしまうCM。
娘の披露宴で父親がピアノの上に妻の遺影を置き、演奏を始める。曲はパッヘルベルの「カノン」。新婦が小さい頃、母親と一緒に練習した思い出の曲だ。ぎこちないメロディー。そこに、妻が亡くなり、娘とうまく分かりあえない父親が、晴れの日のため音楽教室で練習を重ねるシーンが挿入される。娘の表情はみるみる崩れていく。
1年前の公開直後から「泣ける」と話題になり、いまだに人気が衰えないという。今年3月には、アジア太平洋地域の広告祭で銀賞を受賞。続編として、この動画をもとにしたドキュメンタリーも作られた。
手がけたのは、いずれも同じ地元の制作会社。「音楽、そして学ぶことのすばらしさが伝わるものを」と依頼された。「CMの構想をするうちに『いいものができる』と実感したので、テレビ向けに加えて、ネット用もつくった」。「地方広告と思われない、誰の心にも届くCMをつくりたい」。
CMを「ユーチューブ」に公開したのは、岩手県内で音楽教室を手がける「東山堂(とうさんどう)」。昨年3月の公開直後から話題になり、キー局の番組で取り上げられ、人気が広がった。ユーチューブの再生回数は290万回を超え、年間100人ほどだった音楽教室への入会者は400人に増えたという。
CMは商品名や企業名が前面に出てきて、話題になるのも大企業のものが大半と思いきや、この映像はそのどちらでもない。「TOSANDO」という企業名が出てくるのは、3分30秒ある動画の最後の方だ。
みんな毒の鱗粉をまき散らすCMには辟易しているのだ。何遍も何遍も同じものを見せられ、遂には望まないにもかかわらず脳にインプットされてしまう。そうして、無意識の内にその商品を買わされている。合法的洗脳。
在京民放5社の2015年3月期決算が14日、出そろった。
「アベノミクス」の恩恵で業界全体の広告収入は堅調で、高視聴率に支えられて日本テレビホールディングスが好業績をあげた。一方、フジ・メディア・ホールディングスは不振から抜け出せていない。
フジの3月期は、売上高が前年より0・2%増の6433億円、営業利益が18・7%減の256億円。主力の地上波テレビで視聴率がさえず、広告収入も減少傾向が続く。日テレの売上高は6・1%増の3624億円で、1・8%減った東京放送(TBS)ホールディングスを抜いた。日テレは地上波で4年度続けて「全日帯(午前6時~翌日午前0時)」の平均視聴率トップ。テレビ朝日ホールディングスは、前年度まで伸びてきた広告収入が失速。5大会ぶりに日本が4強入りを逃したサッカー・アジア杯の制作費などがかさみ、営業利益を減らした。
名古屋地区の週間TVランキング
朝日新聞(5月14日付け)
◆東海テレビ放送(1ch) -------- フジテレビジョン系列
◆CBCテレビ(5ch) ------------------- TBSテレビ系列
◆メ〜テレ、名古屋テレビ(6ch) ----- テレビ朝日系列
◆中京テレビ放送(4ch) ------- 日本テレビ放送網系列
◆テレビ愛知(10ch) ----------------- テレビ東京系列
これを見ると、キー局の人気度がハッキリ見えて来る。ベスト20の内、「中京TV -- 日本TV」が断トツの9つをランクインさせている。どの番組も確かに人気があるものばかり。
「東海TV -- フジTV」が4つ、「CBCTV -- TBSTV」も4つ、「メーテレ -- TV朝日」が3つとなっていてその差は歴然だ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
◆ 満10年となりました。 2016.05.07 コメント(2)
◆ 長年の便秘が治った様な爽快な気分。 2016.05.06
◆ 思い付きの出たとこ勝負 2016.05.05
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