歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2015.05.23
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カテゴリ: 一日一首










 短歌賞への応募を済ませ、Tシャツの納品も終え、月例の短歌の講評も終えて解放感に浸っているところ。ちょっと長めのウォーキングを楽しもうと、カメラを持って出かけたという訳。


 ♪  うぐいすとホトトギス啼く里山の托卵を知るわれの哀しみ



鶯と時鳥の声に混じって雉の声も聞こえてくる。

 さえずるのは縄張り内を見張っているオス。「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言で、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図。「ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への警戒音。これを合図にしてメスは安全のためと、外敵に巣の位置を知られないためにエサの運搬を中断して身をひそめる。

托卵 については 以前 書いた。知らなければよかった野鳥の生態。哀れなのはそれを知ってしまった自分かも知れない。



 ♪  100円のドリップコーヒー香り立つコップを持ちて飲むところなく



 疲れたので休憩しようと思って偶々あった「コメダ珈琲」に入った。確認のために(喫茶店など滅多に入らないので、消費税アップのあと値段が変わっているといけないので)コーヒー代を聞くと400円だとのこと(以前は確か360円だった)。ポケットを調べたら持って出たつもりの500円玉がない。足りない。しょうがないので注文を断って出てきた。
 それならコンビニで飲むという手もあると思ってい、運よくセブンイレブンがあった。100円のドリップコーヒーを買ったのはいいが、飲む場所がない。最近は店の中にちょっとしたスペースが設けてあって、買ったものを飲食出来るようになってきているが、何せ田舎のコンビニのこと。店の規模も小さくてそんなスペースは設けていないらしい。



 店主に椅子を貸してくれと言っても、そんなものは用意してないという。小さな丸椅子でもいいから有ると有り難い。店の外へ出て「ここに椅子を置いたらどうですか?」と進言する。店主も言ってる意味を理解してくれ、本部に相談してみるとの事。
 実際、コップに入ったホットコーヒーを、車で来たのでもない人がどうやって飲む?持ち歩くわけにもいかないから、その場で飲むしかないだろうに。売るだけ売ってそこまで考えてないのは、コンビニらしくない。
 今後、コンビニの外にベンチが設置してあれば、それは私が提案したものです。なーんて。



 ♪  営巣の日よりツバメはこの家の家族となりぬ雛6匹と




 このガムテープに家族の愛が滲んでいる。手の届きそうな高さの駐車場の天井は危険がいっぱいだが、何とかここまで無事に育ったのだ。もう少しで巣立ちの時が来る。その日までは家族がガードマンを務めるのだろう。



 ♪  満々と水を湛えて鎮まれるダム湖は知多市のシンボルたらむ




 佐布里池の周りに散歩コースが設けてあり、林間から望む佐布里池も悪くない。重要な水資源のための調整ダムなので、様々な規制があって何の施設も設備もないのが悲しいこの池。
愛知池 のようにレガッタのコースにでもなっていれば、もう少し違った情緒のある池になるのにと思う。



 ♪  次々とリュックを背負ってやって来る聞けばオリエンテーリングなる



 大同特殊鋼の社員が オリエンテーリング で、東海市から歩いて 「佐布里緑と花のふれあい公園」 へ向かう途中。梅林のあるこの公園を拠点にコースが設けてあるらしい。5-6人のチームで地図を持って歩き、タイムを競いながら社員相互の親睦と協調精神を養う。



 ♪  名を問はば「しらん」と答え返り来ぬ五月の風に紫蘭の揺るを




 どこにでもある紫蘭だが、純然たる野生種は準絶滅危惧種に指定されているらしい。乱獲が鯨飲だろうか。そういえば ネモフィラの丘 が、マナー欠如の下衆野郎に荒らされて看板を立てたらそれが景観を壊していると、逆に問題になっているらしい。



 ♪  小規模の稲作にしも人手なくダウンサイズの田植え機がする







 ♪  老人は8時を過ぎて現れるパークロードが少し息づく





 毛が長く尻尾も立派で大きい真っ黒な猫を、ウォーキング途中のおやじさんが長い事撫でていた。近づくと、こっちへやって来て体を摺り寄せて来る。撫でてみて分かったが、がりがりに痩せている。野良猫らしいが、ずいぶん人馴れしている。
 あんまり近すぎて写真がうまく撮れない。もう一枚と思っている内に猫もおやじさんも行ってしまった。




ウツギとバイカウツギ



シモツケソウとキンシバイ




 ご時世とでも言おうか、忽然と現れるソーラー発電の施設。以前は休耕地か何かだったところだろうか。まだ建設中で、向こうの丘にも並んでいる。こういうものが、田畑に取って代わられる時代になって来たのだ。何処を見ても、ソーラーソーラーと草木がなびく。そんな時代に。




 久しぶりのコースは、依然と変わったところもあったが、大部分は全く変わっていない。相変わらずの里山だ。家に戻ったのが9時半。
 22,800歩だから17キロ以上は歩いた事になる。色々な事があって面白かったが、さすがに疲れた。週二回程度では却って害が出る。一日おきぐらいがベストなのだが、それがなかなかできないでいる。




◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行

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最終更新日  2015.05.23 11:03:38
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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