♪ 三日月がしずくをたらす夕まぐれ相撲にジャスをぶちかましてみる
YouTubeをBGMにして、ビ・バップの巨匠、モダン・ジャズの父でもあるチャーリ・パーカーを聴いている。
私も持っている1枚
TVのスイッチを入れ、音を消して大相撲を映す。
音のない大相撲は、純粋な姿での様式美を楽しめるのみならず、背景の観客の表情が殊更ハッキリと見えて、いつもとは違った面白味がある。
ジャズの即興演奏は一期一会、その場限りの絶対ライブ。それは大相撲の15日間の勝負も同じ。毎日がその場限りの、1対1の絶対的なライブ・パフォーマンスだ。相手がどう出るか分からない、やり直しの利かない真剣勝負だ。
連想ゲーム的に似ているものとしての話を展開していく。
天才チャーリー・パーカーのジャズ・フレーズを研究していくと、「バッハに行き着いちゃう」と山下洋輔が言っている。バッハはジャズっぽいフレーズで曲を書いていたという事になるらしい。
それは、バッハ以前の音楽は即興演奏が主だったらしく、楽器を持って集まっちゃあ適当に即興で演奏していたことに関係があるらしい。
ベースラインが決まっていて、そこで和音も決まってくる。チェンバロが和音を弾いたりしているうえで、勝手なことをやる腕前を競ったというわけらしい。
そんな要素をたっぷりと取り込んで曲作りをしていったのが、「音楽の父」と呼ばれているバッハらしいのだ。
山下洋輔
ジャック・ルーシェ、オイゲン・キケロやジョン・ルイスなどもバッハの曲をジャズ演奏している。モダン・ジャズを勉強していく上で必ずチャーリー・パーカーを通過する。その中で誰もが一度はバッハを意識するという話はとても面白い。
”相撲取りはもっとジャズを聴いた方がいいんじゃないか”なんてことを想いながら、何時しか酒に手が伸びて、秋の夜長のとば口をいい心持で通過して行った。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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