♪ 神の眼で眺めてみればこの星の地上に溢る欲といふガス
学校は3日間の休校となったが、専門家は、家の中の空気が外気よりましとは言えないと警告する。もっとも危険な汚染物質であるPM2.5の濃度は急上昇しており、1立方メートルあたり1000マイクログラムに達した。これはインド政府の安全基準の16倍という数値だ。
11月5日、インド、ニューデリーの中心部コンノート・プレイスで
大気汚染によるスモッグの中を走るたくさんの自動車。
PM2.5は呼吸器を詰まらせる原因となる微粒子で、ニューデリーのPM2.5の平均値は1立方メートルあたり約700マイクログラム。インド政府が定めた許容値の12倍、世界保健機関(WHO)が安全とする推奨値の実に70倍だ。
2016年11月6日、デリー州首相は5日間の建設工事の中止と、10日間の発電所の閉鎖を命じた。住民は目を洗うことが推奨されている。呼吸の際に痛みを感じる場合や、胸の調子が悪い場合は、治療を受けるようにも呼びかけられている。
子供や老人、そして呼吸器系の病気を抱えた人々は、汚染によって
健康を害したり、最悪の場合は死に至る可能性すらある。
政府は、大気汚染の原因となっているのは自動車、発電所、工場、建設現場などだとしている。その他、ごみの焼却や農地、花火なども原因にあげられている。
ニューデリー旧市街のジャマーマスジットモスクを覆うスモッグ
数日後には天候が変わると見られており、それによって大気汚染は解消される見込み。 (ナショナル ジオグラフィック ニュース 2016年11月11日付)
インドは温暖化ガスの排出割合が世界第4位の4.1%を占めており、中国以上のスモッグが問題になっている国だ。国父ガンディーの誕生日にあたる11月2日に、パリ協定の批准手続きの完了を発表してはいるがどこまで実行できるかは未知数だ。
アメリカのトランプは、パリ協定離脱を宣言しているがゴア氏との対談の後、慎重な姿勢で臨むと語っている。
パリ協定は努力目標を設定しているに過ぎず、実行されなくとも罰則規定は無い。果たしてこの先、地球はどうなっていくのか、予断を許さない状況がづっと続くことになる。
せめてこの美しい地球を宇宙から眺めて、その奇跡の塊のようなこの星の神秘に満ちた姿を噛みしめて欲しいと思う。
夜から朝になる境目では雄大な宇宙でのご来光を観る事が出来ます。
地上から約400km上空にあり、1周約90分というスピードで地球の周りを飛行している。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
■ いい天気だが・・・政治は・・ 2017.10.08
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