♪ 禿頭の布を被りて行く朝(あした)時の間(あわひ)を救急車ゆく
逆光なので暗く写っているが、実際はもうすでに明るい。
アベリアの花が今を盛りに咲いていて、歩く人をにぎやかに迎えてくれる。
これはピンクのもの
上げ潮時の水路には親離れした子ガモが、慣れぬ世間にちょっと怯えながら泳いでいる。田んぼにはケリが朝餉の餌を漁る。
余り手入れの良くない田んぼには、毒々しい色をしたジャンボタニシの卵が産み付けられている。
こちらは別の田んぼだが、ここもやたらにジャンボタニシがいる。植えたばかりの苗を食べてしまうので歯抜け状態になっている。
120段を駆け上る秋葉神社。階段脇にイヌビワの木が沢山の実を付けていた。熟せば食べられるらしい。あまり上手そうには見えないが一度食べてみようかと思う。
やけにカエルがたくさん鳴いている田んぼがあった。畔を行くと子どものトノサマガエルが次々と田んぼの中へ逃げてゆく。と、そこへやって来たご婦人が田に愛知用水の給水栓を開いて水を入れ始めた。
「やけにカエルの多い田んぼですね!」
「カエル多いねぇ」
「農薬をあまり使ってないということですか?」
「・・・・」何故か、答えてくれなかった。
雲が湧いてきている。予報は曇りの一日だが気温は上がるらしい。
9時ごろになって俄かに発達した雨雲が伊勢湾を北上して、短時間にザーッと雨を降らせたのには驚いた。まさにゲリラ雨だった。
毎年、幼稚園のイモ畑に立つ札。一枚の畑だが、「きりん」と「らいおん」の名が付いた二本が個性を出していて楽しい。
今年も健在だったミニトマトの雨傘。毎年やっているところを見るとそこそこの効果があるのだろう。雨に弱い品種なのかも知れない。
皮のとても柔らかい品種が有って、完熟近くまで置いておくと皮が破れてしまうらしい。
こちらは復路の別の水路。子離れした親ガモたちが、解放感に浸りながら朝のひと時を優雅に楽しんでいるように見える。私の勝手な思い込みではあるが、自然の営みに心を反映させるのが歌詠みや詩人の習い性だ。
わが家のアベリアは白。別名をツクバネウツギ(ハナゾノウクバネウツギ)と言い、漢字では「衝羽根空木」と書く。これはウツギに似た姿で、プロペラのように広がる5枚の萼が花後も残って、羽根つきの羽根のように見えることから付いた名だとか。
関東以西では、花の少ない真夏の酷暑の時期にも咲いているため、アベリアの花には多様なハチやチョウが吸蜜に集まるのだとか。
パークロードに有る斑入りの薄。なんか好きだね、この控えめながら味のある感じ。
矢筈薄(ヤハズススキ)・タカノハススキ(鷹の羽薄)
階段を何とか走って上り、以前やっていたのに出来なくなっていた坂道を駆け上がること一か所。思いついたようにやる体幹(トレーニングの真似事)の後は体が軽くなり調子も良い。
夏は汗をかく事が一番だと思って前向きになることが良い様で、私はつくづく夏向きに出来ているのだなあと、再認識するのでありました。
フロアマットなど片づけてある夏の床は(裸足で歩くので)、猫が持ち込む砂埃が苦になる。それで、昨日はそう言えば以前にもやっていたなあと、雑巾がけなどやったりした。
12,600歩のウウォーキング(階段、坂の駆け上がり含む)の後にこんな事をやる気になる私。そう、世間では老人と呼ぶ68歳だ。
思いついた時にだけやる、怠け者とお調子者の二重人格。明日はこんなこと書いたことさえ忘れて、ソファーでウツラウツラしている姿が禿頭の片隅にチラチラと。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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