♪ ゆらゆらやチラチラ影を涼し気にすだれが風を光りに乗せる

♪ リビングに小鳥の羽の散らばりぬアランの真夜は獣の時間

♪ おもほえずネコの不思議に出会いたり
そのうち空を飛ぶかも知れぬ


♪ 一枚では足らず二重(ふたえ)のすだれ越
風を頼みの古家の午後

♪ スダレから漏れおる光(かげ)の重なりに
三十一文字の窓辺の読書

♪ 二重なすすだれに暗きリビングに
クーラー嫌いのねこが寝ており
♪ 買い物ゆもどりし妻の「米がない」令和六年異変の盛夏
♪ ハゲ頭短パン袖なしゴ草履ファミマに通いて発泡酒を買う
♪ 熱風を吹きかけてくる扇風機夕陽に消えゆく中瓶二本
〇☆〇作品展 短歌5首 2025.11.16
〇☆〇歌会に自然農法による稲作を詠んだ歌… 2025.11.06
〇☆〇歌の例会に雲の歌を提出 2025.10.02
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